とんかつあさくら(名古屋、野並/とんかつ)

塩のみで堪能できすぎる名古屋の絶品トンカツ。「あさくら」@名古屋

お店の外観

平日の13:00頃に訪問。
名古屋中心部から少し離れた高級住宅街の滝ノ水。

所用が終わり、飲食店も少ない住宅街で何を食べようかと食べログで周辺検索したところ、先輩マイレビュアーさん達の登竜門のような、とんでもないお店がありました。
しかも検索した地点の背後にあり、振り返るとお店がありました。

店内の様子

お店に入るとトンカツ屋らしからぬフレンチのシェフのような方が厨房で調理をされています。期待感が高まります。

とんかつの解説 単品と定食のメニュー ランチメニュー

店員の女性からは、お昼時を過ぎてしまっていたからか「ロースは売り切れですの、、、」のアナウンスがありました。

とりあえずロース食いとしては何としても食べたかったので、「ロースは他に何がありますか〜」と尋ねたところ、「一口カツはロースですよ〜」とありがたい一言。それではということで着席し料理を待つことになりました。

カウンター越しの厨房内では注文したカツを冷蔵庫から取り出しトントンと叩きだしています。トントンとたたく音が響き、静まり返った店内に響いています。店内は黒ぽい木を基調とした店内で、落ち着いたピアノのBGMが流れています。

一口カツ定食 一口カツ とんかつの断面 ごはん 赤出汁

そして待つこと15分位で料理が供されました。

見た目には小さい一口カツが3つです。3つとも半分に切り分けられています。

衣は薄めに付けられていてパン粉の乗りもうっすらという感じです。揚げられたカツの断面はピンク色をしており、脂のサシが満遍なく入っていて、肉をじんわりと低温ゆっくり揚げをした感じが伺えます。脂の光沢感もキラキラとしています。美しい。

まずは何も付けずに頂いてみると柔らかく、これが本当にロースなのかと思えるほどの食感です。ロースの脂クドさなんて一切ありませんが、バサつき感も一切なくロースであることは確かでした。

じっくり揚げの感じもサイコーで脂のあまみが封じ込まれてる感じです。
豚肉の甘みってこんな感じなんだ〜と関心するばかりです。

その後ソースと塩でも試してみましたが、このカツは塩で頂いた方が絶品でした。
テーブルに置いてあるミルでガリガリ挽いて岩塩をチョイづけずると、なんとも言えない豚の旨味が口の中で広がります。

御飯とキャベツは1回だけおかわり出来るようでした。今回は一口カツで御飯も一回だけのお代わりで遠慮しましたが、普通のロースでしたら3杯ぐらい御飯でかき込める、そんなカツでしたね。

名古屋中心部からはチョト離れていますが、豚肉の旨味とあまみを堪能させてくれる「あさくら」はチョト足を伸ばしてもカツが堪能できるお店ではないでしょうか。

食後の新茶です

翌日もロース狙いでランチに行こうかと思いましたが、新幹線移動の時間もあり、楽しみは再訪時に残して名古屋をあとにしました。
カツ好きの方はぜひ食べてほしいトンカツでしたね。シンプルに塩で美味しく頂ける感じがサイコーでした。。。

店名:とんかつあさくら
TEL:052-896-1732
住所:愛知県名古屋市緑区滝の水1-809 エルパティオ滝ノ水 1F
最寄駅:相生山駅
営業時間:11:00〜14:00(L.O.13:30),17:00〜21:00(L.O.20:30)
昼の部、夜の部ともに無くなり次第終了。
定休日:月曜日