メニューは角煮とモツ煮の2択!池袋雑居ビルの3時間営業の定食屋!UOK角煮飯

池袋西口から歩くこと3分ぐらい。
飲食店が多い「西一番街」近くの雑居ビル奥に、角煮飯「かくにめし」さんはあります。

UOK(旧店名 角煮飯)@池袋

角煮飯@池袋のノレンがかかった入口

飲食店が多く立ち並ぶ一角にある雑居ビルの中にあり、ビル周囲の看板に目をやると夜は妖艶な感じなのが分かる地帯だ。

ビル1Fのカギ屋さん

1Fに合カギのお店があるビルなんだが、ビルの外から見ても、お店の存在すらわからない。

とろとろ角煮定食と書かれた立看板

ビル前にある「とろとろ角煮定食」と書かれた立看板だけが目印だ。

合カギ屋さんの横の細い通路

1Fのカギ屋さんの横の細い通路に入ると、ノレンのかかった「角煮飯」さんの姿が見えてくる。なんというか、まさに都会の中の隠れ家的ロケーションだ。

まずは暖簾をくぐり店内に入ってみた。

店内のカウンター席

店内はかなりの狭さで7人ぐらいで満席な感じ。

座ってる人の後ろを通るのも「すいませーん」と少し椅子を引いてもらいながら、やっと通れるくらい狭い。

厨房に面したカウンター席のみで、厨房内では男子店員さん1人で切り盛りされてる。

ビルの各フロアの案内板

店名や隠れたお店場所から「昔ながらの定食屋なのか?」と思ったが、意外にも店内は暗めのオサレな感じで、雰囲気のある和風居酒屋的なオモムキだ。女子1人使いにも全然問題ない感じだ。

なにげに、お冷はレモンがほんのり効いてて、定食屋とは思えぬアプローチに期待感が高まる。

まずはメニューを見てみた。

メニュー

お昼のメニュー
  • 豚の角煮定食 750円
  • もつの味噌煮込み豆腐定食 750円
  • 生卵 70円

などなどの基本ラインナップ。

キホンテキに「豚の角煮」か「もつ味噌煮込み」の2択のメニュー構成だが、組み合わせメニューもあり、

  • ミックス定食(それぞれ半分ずつのハーフ&ハーフ) 790円
  • 豚の角煮が1.5倍の定食、または、もつ味噌煮込み豆腐1.5倍 890円
  • フツーの豚角煮定食+もつ煮豆腐ハーフつき 1000円
  • フツーのモツ煮定食+豚の角煮ハーフつき 1000円

などなどのラインナップ。好みに合わせてハーフ&ハーフ、片方だけ1.5倍、普通の定食にハーフのもう一方追加、から選択可能だ。

まずは初訪問なんで、両方食べられておトクそうな「ミックス定食」をお願いしてみた。

なにげに御飯とスープはお代わり無料なんで、食べ盛りの成人男女にはアリガタイ限りだ♪

ランチタイムは12時〜15時と3時間のみの営業で、17時からの夜の営業は1品おつまみ的な日替わりメニューのようで、かなりリーズナブルな設定だ。

17時からのメニューは日替わりの内容

オーダーが通ると厨房内の店員さんがコンロで角煮などを温め始める。

店頭のおしながき

知る人ぞ知るというロケーションなんだが、意外とお客さんの回転があり、常連と思しき方の出入りが激しい。

こんな雑居ビルの奥にある隠れた定食屋なんだが、意外にも常連さんが多いのに感心してしまう。

入口にかけられた緑のノレン

店員さんは割と若い方で、奇をてらった感じのない愛想よく気持ちのいい接客。

卓上の名刺の裏には「KOU 豊島区池袋4-4-5」と書かれてて、どうも池袋近くにある居酒屋の支店(?)のようだ。。

店内の奥には誰も見てないテレビが掛けられてて、お昼のワイドショーの音だけが店内に響いてる。

そしてオーダーから5分ほどで角煮定食が供された。

豚の角煮&モツ煮込み@ミックス定食

豚の角煮とモツ煮のミックス定食

おおお〜!

四角いトレーに載せられたミックス定食。

小皿に盛られた豚の角煮の照り具合が、なんともうまそうだ。

皿に盛られた豚の角煮

まずは豚の角煮を頂いてみた。

口に含むとホロッと砕けるほど煮込まれた豚の角煮。

角煮を箸でもちあげてみた

味付けは甘めでしっかり濃い目。沖縄郷土料理のラフテーの甘い味付けを彷彿とさせる感じで、間違いなく御飯のお供としてグッドジョブな味わいだ。

御飯に乗せた豚の角煮

そして角煮をひとくち食べるごとに、御飯をかきこむ。うまし!

しっかりと肉の中身まで味が染み込んだ角煮は、肉の繊維の部分トロトロ、コラーゲン部分のプリプリ感はまさにとろける感じだ。

トロトロに煮込まれた豚の角煮

角煮→御飯→角煮。。うまい。メシがとまらない。。

久々にゴハンがススム君的なおかず「豚の角煮」に、思わずハーフで頼んだことを後悔してしまうウマサだ!もっと食いたい。。

皿に盛られた、もつ味噌煮込み豆腐

もう一皿の「もつ味噌煮込み豆腐」もコレマタ御飯にベストマッチング。

白味噌仕立ての優しい味わいではあるが、モツに染み込んだ味噌の味わいが、モツを噛みしめるごとにギュギュっとしみだす。

御飯に乗せたモツ煮

モツ自体は割と大き目に切られてて、世で言うもつ煮込みのモツよりはカナリ大き目。

柔らかいんだが、独特のモツの弾力もあり、噛みしめるごとに味噌のウマミとモツの味わいが口に溢れる。

豆腐も大振りなのが2つ入ってて、モツの箸休めに美味しく頂ける。

茶碗に盛られた御飯

モツ煮も角煮もうまい!御飯お代わりモード突入だす!

そしてお代わりの御飯も、角煮とモツ煮でガッツリかきこむ。

どちらかと言うと御飯のお供なら角煮の甘く濃い味わいのほうがシックリと来る感じで、日本酒と合わせるならモツ味噌煮込みかな〜という感じだ。

角煮の残り汁をかけた御飯

そして勢い良く御飯をカキコミ、角煮がなくなったところで、残り汁をごはんに投入♪

この角煮を煮込んだ甘く濃い汁が劇的ゴハンに合い、角煮の残り汁だけで御飯もう一杯イケそうな感じだ。

そして最後の御飯を角煮残り汁でツユダクモードでかきこむ。

わかめスープ

汁物はわかめスープが付いてて、フツーに美味しく啜れる。

漬け物のキューリのキューちゃん

最後はキューリのキューちゃんの漬け物で箸休めしながら完食だ。

お店の前の細いビルの通路

食べてみると、

トロトロに煮込まれた角煮とモツ煮のみで、シンプルに御飯でかき込む。。

メニュー構成は2つなのだが、メニュー数の少なさゆえピンポイントで旨さが凝縮されてる感じで、店名にもなってる「角煮」の味付けはグンバツにうまかった。

こだわりの1品で飯をかき込む「角煮飯」さんのコンセプトに大大満足だ。

ビルの1Fにあるカギ屋と角煮飯の立看板

特筆すべきは、角煮飯さんの独特の存在感だろう。

定食屋のたくさんあるメニューの中の1品としてではなく、角煮ともつ煮の2種に特化したメニュー構成にマジ感動を覚えた。

たくさんメニューを揃えることで、市場ニーズに答えることもできるはずだが、角煮ともつ煮の2つに特化したラインナップは、まさにTHE専門店と言っても過言ではないと思う。

ビルのまわりの様子

また「角煮飯」という自慢の1品を店名にするイサギヨサもステキやと思う。

しかも池袋の雑居ビルの奥で、知る人ぞ知るという独特な隠れ家的ロケーション。

池袋西口から角煮飯へ曲がる角

特化された料理、イサギヨイ店名、都会の中の雑居ビルの奥という隠れ家的ロケーション。

角煮もモツ煮もうまかったが、ロケーションなども含め「角煮飯」さんでした味わうことの出来ない貴重な内容が、ここの角煮には詰まってるのではないかと思われた。

池袋を利用する角煮好きや、モツ煮フェチの方は、ぜひ試してみてはいかがだろうか。。

池袋西口の様子

角煮気分の時は、またおじゃましたいな。
次回は角煮1.5倍盛りで御飯3杯位いきたいなぁ。。

ご馳走様でした〜♪

店名:UOK (旧店名 角煮飯「かくにめし」)
公式Twitter:https://twitter.com/kakunimeshi
住所:東京都豊島区西池袋1-32-8 青木ビル1F←奥
最寄駅:池袋(西口、北口)
営業時間:12:00〜15:00 ※ 売り切れ次第閉店 夜営業は17:00〜
定休日:日曜(※要確認)

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