狂気のわらじサイズ越えカツ!福岡のデカ盛りの名店!とんかつ大将

博多駅前から伸びる幹線道路の筑紫通り。
比較的交通量の多い筑紫通りに面した「コマーシャルモール博多」の近くに「とんかつ大将」さんはあります。

とんかつ大将@筑紫通り店

とんかつ大将@筑紫通り店の外観

店頭には「セットメニューオール680円」の文字がデカデカと書かれてあり、外観を見るだけで、お安くガッツリいける空気が漂ってる。

とんかつ、ひれかつ、チキンカツ、セットメニュー680円と書かれた店頭の案内

幹線道路沿いの店らしく、店頭には駐車場も完備されてるので車での訪問が便利だ。

お店の目の前にある博多ラーメン「はかたや」

お店の前には泣く子も黙る290円ラーメンの「はかたや」もあり、ジモティを中心にけっこうニギワッてる。

博多駅近くにある、とんかつ大将博多駅南店(本店)

とんかつ大将とは、
博多駅近くに本店を構えるトンカツ屋で、安いトンカツからデカ盛りメニューまでラインナップする、安くてお腹いっぱいの方程式が当てはまるとんかつ屋。

創業27年を誇るガッツリ系とんかつ屋で、博多駅南の本店を皮切りに太宰府、大野城などに店舗展開する、福岡ではじわじわキテるお店だ。

昔は、とんかつ定食が480円の時代もあり、週3ぐらいでお世話になった。ワシの中ではB級グルメに目覚めさせてくれた、名店中の名店だ。

お店の入口の扉

まずは扉を開けて入店してみた。

店内のテーブル席とお冷

店内はテーブル席を中心に結構広めの店内。壁に向かったカウンター席も準備されてて、一人飯にも対応してるようだ。

飾らない定食屋という感じの雰囲気で、本棚には大量のマンガ本が並べられてる。。。福岡にはマンガ本が大量に置いてあるラーメン屋もあるが、昨今はトンカツ屋でもマンガ本なのか。。

店内の本棚に並べられた大量のマンガ本

まずはテーブル上に置かれたメニューを見てみた。

どれもA3サイズぐらいの大きさでパウチされたメニュー。

メニューが大きく写真も大きくデカデカ表記。とんかつもデカイよ〜!という自己主張だろうか。。

メニュー

とんかつのメニュー
基本のとんかつメニューはトンカツの大きさが細かく分けられてて、

  • 並 680円
  • 中 880円
  • 大 1180円
  • ジャンボとんかつ 1480円

ミニトンカツ380円やレディースとんかつ580円のラインナップもあるようだ。

オール680円のセットメニュー。日替りは「毎日お祭り価格」と書かれてる

トンカツ以外のメニューもかなり揃ってて、

  • チキンカツ定食
  • ヒレカツ定食
  • カツ丼
  • カツカレー

なども準備されてる。

ちなみに、お持ち帰り限定だがカツ丼は380円とカナリ破格で提供されてるようだ。。スゲー安いやん。。

カツカレーなどのカレー系メニュー

揚げ物系セットメニューや、チキン南蛮、ハンバーグ、焼きめしなどなど、とんかつ系以外のラインナップもかなり充実してる。

特選スペシャルランチメニュー チキン南蛮と豚ロースステーキメニュー

セットメニューやカツカレーにもトキメクが、焼きめしやチキン南蛮のラインナップも捨てがたい。。でもトンカツ屋やしなぁ。。

やはり、基本のトンカツでいくべきか。。

よく見ると、壁にはトンカツの大きさについて書かれてあり、「お客様へのご注意」と書かれてる。

とんかつの大きさの案内。お客様への注意と書かれてる。

レディースからジャンボとんかつまでサイズの解説が書かれてて、

  • レディース=他店のミニサイズ
  • 小=他店の普通サイズ
  • 中=他店の大盛りサイズ
  • 大=他店のジャンボサイズ
  • ジャンボ=ありえないサイズ

「他店のジャンボサイズ」というのが比較対象としてイマイチわからないのだが、ジャンボサイズの「ありえないサイズ」が非常に心くすぐる。。

しかもメニューの注意書きを見ると、、

とんかつ定食、大、ジャンボのサービス価格でシェア不可の案内

とんかつ(大)・ジャンボとんかつはサービス価格で提供させて頂いておりますので、複数人数で分け合う形でのご注文は、申し訳ありませんがご遠慮ください。

と書かれてる。
壁に書かれたトンカツのイイ意味で狂ってる大きさ。。
「大」以上はサービス価格なのでシェアは不可の注意書き。。

この2つの注意書きを見てしまうと、自然と「大」または「ジャンボ」にしか目がいかなくなるオレ。。なんやろう、ガッツリ派への誘導尋問か挑戦状とでもいうべきか。。

ありえないサイズの「ジャンボ」にもトキメクが、サービス価格で提供されてる入門的存在でありそうな「とんかつ大」を注文してみた。

黒いTシャツを着た店員さんにオーダーを告げ、しばし店内で待つ。

テーブルの上に置かれたウスターソースと袋入りのカラシ

店内はサラリーマンの方やガテン系の方が多く、女子一人で食べてる方は見当たらない。

壁にはメディア出演の案内が貼られてて、はなわ、原口あきまさ、福岡ローカルRKB毎日放送のアナウンサー女子(多分、、)、が写真付きでトンカツ大将をオススメしてる。

壁にはられたメディア出演の案内。はなわ、原口あきまさがトンカツを持ってる

原口あきまさの手には、ジャンボトンカツらしきものを抱えてて、合成写真でなければ明らかにヤバそうな大きさのトンカツ。遠近法を考慮しても、原口あきまさ、はなわの顔サイズ以上ありそうなトンカツだ。

これはヤバそうだ!、、と天を仰ぎつつ、上を見ると
「うまい・安い・デカい とんかつ大将」のお店のポリシーらしき文字が目に飛び込んでくる。。

創業26年、うまい、安い、デカい、と書かれたお店のポリシー

期待と不安を抱きながら、とんかつが出来るのを待とう!

そして10分ほどでトレーに載せられた「とんかつ定食」が供された

とんかつ定食(大)

とんかつ定食(大)

ぬぅぅおおおお~!!
デカとんかつ、降臨!!

なんやねん!このデカイ皿に盛られたトンカツ!デカすぎて御飯も味噌汁もミニチュア化されとるしww

大皿に盛られたワラジサイズ越えのとんかつ

直系30センチは優に超える平皿に、とんかつが2枚乗せられとる。

このサイズの皿は、普通はオードブル盛り合わせとかを盛る「鉢盛り」の大きさに迫る勢いだ。

手のひらサイズを優に超えてて、すさまじい大きさのカツ。ワシの公称26センチの靴のサイズよりマジでかいやん♪

「わらじカツ」なるものも世にはあるが、明らかにワラジを超えとる。

小皿のトンカツソースにとんかつを付けてみた

まずはトンカツを頂いてみた。

小皿に入れられた特製のとんかつソースで頂く。

ひとくち食べると、ナカナカ柔らかい肉で、価格と大きさからしてロースなのかと思ったが、意外にも脂身が少なめでヘルシー。

きれいなキツネ色に揚げられた衣はサクっと香ばしく、油のキレがイイカンジで、しつこさがない。

とんかつの断面

厚みは割りと薄くて、衣まで含めて1センチあるかないか位。

大きさ的にはワラジサイズを超えててパッと見かなりビビったが、厚みもソコソコ、脂身抑えめのお肉にカラッと油切れのいい衣。

そこに特製のトンカツソースが非常に合う。

小皿に入れられたトンカツソース

とんかつソースは、ソースとマヨネーズのブレンドなのか、ソース単体で食べるよりマイルドだ。

いちおう、卓上にはウスターソースも置かれてるので、とんかつにはウスターという諸氏にも安心だ。

皿の脇に盛られたキャベツの千切り

キャベツは皿の脇に普通盛りで盛られてるのだが、皿の大きさやトンカツの大きさからかなり少なく見えるが、しっかり多めだ。

大き目の茶碗に盛られた御飯

御飯は割りと大き目の茶椀に盛られてるのだが、とんかつと合わせて引きで見てしまうと、かなり小さい茶碗に見えてしまう。

お揚げ入りの味噌汁

味噌汁は小さめのお椀に入れられてて、定食屋らしい味わいのお揚げ入りの味噌汁。とんかつと比べると、まさに「おちょこ」という感じだ。

大皿と同じサイズのワラジサイズとんかつ

そしてトンカツを食べ続けるのだが、8割食べたぐらいでチョットきつくなってくる。。

そして最後は、卓上に置かれたカラシで味変しつつ食べ進める。

なにげに、卓上のウスターソースとカラシの相性がバツグンなことが分かり、パクパクと食べられる♪

衣にウスターソースを染み込ませ、ジュワジュワさせてカラシでつーん♪で完食だ。

とんかつ定食(大)の全体図

食べてみると、

圧巻のでかい皿に盛られた、わらじサイズのとんかつ。

厚みはソコソコではあったものの、やはりそのワラジサイズ越えは凄まじく、かなりお腹いっぱいだ。

初めは勢い良くパクパク食べられるトンカツではあったが、後半戦に来るボディブローのようなトンカツパンチが凄まじかった。

ドでかい皿にわらじのようなトンカツを盛り付ける。。
このイイ意味で狂ってる盛り付けこそ、とんかつ大将のアイデンティティなのだと確信できた。

特筆すべきは、トンカツ大将の「安うまデカイ」のポリシーだろう。

店内に掲げられたとんかつ大将のポリシー。

創業26年、うまい、安い、デカい、と書かれたお店のポリシー

「とんかつ」という存在は、普通の定食などにはないチョット特別な存在の食べ物だが、その特別な存在のトンカツをガッツリと安く堪能させてくれる「とんかつ大将」。

世には1000円越え~2000円越えのとんかつもあるが、並のとんかつ定食が680円から食べられるお安さやし、ジャンボサイズでも1500円切るぐらい。

今回食べたのは「大」サイズのとんかつ定食だったが、かなりの満腹レベルで、これで1000円チョイという価格は良い意味であり得なし、狂ってると思う。

まさに、注意書きに書かれてあった「サービス品なんでシェア禁止」の意味が分かる内容やったなぁ。。

安くてお腹いっぱいの方程式に当てはまる「とんかつ大将」。
まさに「大将」の名に偽りなしという感じだったなぁ。

普段使いのガッツリ系トンカツ屋とは、やはりこういう店なのだろうと改めて分かったし、これからも福岡でガッツリデカイとんかつを提供し続けて欲しいとマジ思った。

とんかつ好きでガッツリ派の方は、是非試してみてはいかがだろうか。。

福岡でトンカツ気分の時は、またおじゃましたいな。

次回はカツカレーを試してみたいな。メニューの写真がカナリヤバそうやったし♪

ご馳走様でした~♪

店名:とんかつ大将 筑紫通り店
TEL:092-451-2233
住所:福岡県福岡市博多区東光寺町1-2-13
最寄駅:竹下駅
駐車場:お店の前にあり
営業時間:11:00~23:00
定休日:無休(※要確認)