渋谷駅から歩くこと10分ぐらい。
渋谷センター街と平行して走る井の頭通りをてくてく歩いて行くと「博多食堂 渋谷店」さんはあります。
博多食堂@渋谷
東急渋谷本店の近くに位置していて、このあたりなら神泉駅も意外と近いかも。
店頭には青い暖簾が掛けられてて、赤ちょうちんには「本場博多ラーメン」の文字や「今日も元気にやっとるばい」の文字がかけられてる。
おおお〜!
これは明らかに本場の博多ラーメンが食べられそうだ!
ラーメン久々やし、早速入店だ。
店内はひじょうに狭く、厨房側に面したコの字のカウンター席と2人がけのテーブル席2卓ほど。
厨房内では2人の男子店員さんが切り盛りされてる。
メニュー
- 元祖博多ラーメン 600円
- のりラーメン 700円
- チャーシューメン 850円
- 替玉 150円
- 半替え玉 100円
基本のラーメンが600円で頂けるのはありがたい。
その他、博多の郷土料理「がめ煮」も準備されてて、福岡感がぷんぷん匂ってくる店内だ。
夜のラーメン屋呑みにも対応してるみたいで、ポテトサラダ、串刺し焼きなんかも準備されてる♪
焼き物の筆頭メニューが「豚バラ」になってるあたりは、まさに福岡のDNAがそのまま注ぎ込まれてる証だなぁ♥
壁のコメントなども、まさに博多のDNAが注ぎ込まれた内容で、「つけ麺 拒否」やら、「煙草は4時から吸ってヨカよ!」などと博多弁で書かれている。
まずは初訪問なんで、基本であろうラーメンをお願いしてみた。
麺の硬さはバリカタ。
卓上には取り放題の辛子高菜、ニンニク、紅ショウガが置かれている。
そして5分ほどでラーメンが供された。
元祖博多ラーメン
おおお〜!
肌色のスープがなんともうまそうだ。スープの上には薄っすらと油が浮いとるなぁ。
まずはスープを一口。
うまい!
しっかりと立った豚骨が非常に味わい深い。
博多豚骨の中であれば食べやすい系に属するタイプ。
麺は博多極細ストレート麺。
バリカタのオーダー通り少し粉っぽい感じが残っていて、豚骨スープと絡めて食べるとワシワシすすれる。
うまい。
渋谷で食べる600円のラーメンとは思えぬウマさ。
トッピングは、チャーシュー、きくらげ、ネギ、のり、とシンプル構成。
チャーシューは薄いのだが、てろんと柔らかく、脂のノリも上々で美味しく頂ける。
このチャーシューならチャーシューメンでガッツリ喰らいたいぐらいだなぁ。。
そして無心に麺をすすり、麺が少なくなったところで替玉をオーダー。
1分ほどで替玉が到着。
小さい鍋に入れられてて、ネギが少量。
残ったスープに替玉の麺を入れ、卓上の取り放題の辛子高菜を投下!
辛子高菜のピリ辛感がスープに広がり、1杯目とは違ったスープの味わいに。
ピリッと辛味が効いてるので、食がさらにススミ、あっという間に麺を完食。
最後はスープも完飲したばい!
食べてみると、
シッカリと立った豚骨が美味しく、極細のストレート麺とのコンビネーションもすばらしい豚骨ラーメンだった。
これぞ博多ラーメン。久々に満足できる豚骨ラーメンに出会ったという感じだ。
渋谷という地代の高い場所でありながら、本場の味を600円で提供してるあたりは、スバラシイの一言に尽きる。企業努力の賜物やなぁ。
替玉が150円なのはチト高いが、合わせても750円。。コノ味わいで替玉付き750円はアリだなぁ。
味的には、博多のラーメンの中でも割とサクっと食べやすい系に属するのかと思われた。
丼のフチには、二子玉川にある豚骨ラーメン屋「濃麻呂」(こくまろ)の文字も刻まれてある。博多にお店がある「濃麻呂」さんの思いが渋谷でも頂けるなんてアリガタイ限りだ。
渋谷で豚骨ラーメンというと、駅の近くにも何軒かあるが、少し足を伸ばせば、こちらの博多食堂さんで本場博多の豚骨ラーメンが食べられるので、時間に余裕のある豚骨フェチの方は是非食べてみた方がいいと思う。
夜のメニューも充実していたので、次回は晩酌&シメラーメンで行きたかぁ〜!。。
ご馳走様でした〜♪
店名:博多食堂
TEL:03-3496-3980
住所:東京都渋谷区宇田川町36-16 プラザマリーナ 1F
最寄駅:渋谷駅 神泉駅
営業時間:11:00~24:00
定休日:無休(※要確認)
■濃麻呂 二子玉川の記事はこちら