レア肉ハンバーグが超ウマ!渋谷せんべろ立飲み系列店!洋食 富士屋本店

渋谷駅西口から歩くこと3分ぐらい。
246をまたぐ立体歩道橋を渡ってスグのところに、洋食富士屋本店さんはあります。

洋食 富士屋本店@渋谷

洋食 富士屋本店@渋谷のお店の外観

246の歩道橋を渡って少し恵比寿方面に歩いた桜丘町のところで、エクセルシオールカフェの並び。

店頭に掛けられた青いノレンが目印だ。

渋谷で富士屋本店というと、せんべろ立ち飲み屋として君臨するアノ名店だが、以前訪問した時は1000円ほどでベロベロになったのは記憶に新しい。

同じビルに位置する洋食富士屋本店なのだが、立ち飲み屋とはまさにビルの反対側のから入る形だ。

同じビルの裏にある、せんべろ立ち飲み酒場富士屋本店のお昼の外観。

裏にある立ち飲み富士屋本店は、夕方から営業なのか、お昼時はシャッターが閉まってる。大衆立呑酒場という文字がなんともフレンドリーだ。

店頭には黒板に書かれたランチメニュー立看板が立てられ、明朗会計。安心して入店可能だ。

店頭の立看板に書かれたランチメニュー

飲み物や一品料理なども明記されてて、昼から一杯やるにもよさそうだ。

店頭のドリンクメニュー 店頭の一品物のフードメニュー

まずは青いノレンをくぐり、大人の階段下るシンデレラ状態で入店してみた。

お店のある地下へ下る階段

迎え入れてくれる階段には、2015年12月7日オープンと書かれてて、まだオープン間もない感じだ。

洋食富士屋本店2015.12.7 OPENと書かれた張り紙

ガラガラと木の引き戸を開けると、店内はテーブル席を中心に、厨房に面したカウンター席も何席か。おりてきた階段の狭さからは想像もできないほどの広さの店内だ。

洋食富士屋本店の店内とお冷

立ち飲みの富士屋本店のイメージがあったからか、もっと砕けた感じかと想像してたのだが、オシャレな空気感。

店内はお洒落感アリアリの店内で、割りと暗め。黒板に書かれたメニューには一押しのワインなんかも書かれる。しかも意外に安いし。。

渋谷界隈のOLさんや女子が多いのだが、意外とサラリーマンにも人気のようだ。

店内の黒板メニューに書かれたオススメワインの数々

ダイニングバーやワインバーなんかのオサレなお店も店舗展開されてる富士屋さん。

立ち飲み富士屋本店の系列というイメージがあるからか、夜に立ち飲み富士屋さんに世話になってるワタクシには親しみやすく感じる。。

若者のまち渋谷とは言えど、ここはまさに渋谷の大人のランチスポットという感じだ。夜も営業してるみたいだが、コノ店ならデートに使うのも全然OKな雰囲気だ。

奥に厨房を構え、オープンなキッチンで、厨房内ではオサレな店員さんたちが料理作りに勤しんでる。

まずはメニューを見てみた。

メニュー

平日も休日もランチ提供されてて、ホリデーランチとしては、、

ランチメニュー
  • ハンバーグ
  • ハラミステーキ
  • 特製サーロイン

などなどのラインナップ。

平日だと、入口の黒板に書かれてた、

  • ポークジンジャー
  • オムライス
  • 本日の日替りランチ

まで追加された豪華ラインナップのようだ。

どのメニューも1000円前後で頂けるラインナップで、渋谷の正統派の洋食屋なら安い価格帯だ。ハンバーグやハラミステーキはグラム数で表記されてる大盛りもOKな感じで、ガッツリ行きたい諸氏にも安心なラインナップだ。

メニューを見てると、どれも1000円前後で迷ってしまう。。
一番上の筆頭メニューのハンバーグには「this is 定番 迷ったらこれ!!」の文字が輝いてる。

グラム数は180g,280g、380gも選べるようになってて、食べ盛りの諸氏としては大盛り選択肢もある。でも、まずはオーソドックスな量を堪能すべく、ハンバーグ定食180gをオーダーしてみた。

オーダーすると、焼き具合とソースの種類を尋ねられる。
焼き具合はレアが基本オススメらしく、しっかり焼きもOKとのこと。。

テーブル上のナイフとフォークの入れ物

ソースはお好みで、、

  • デミグラス
  • 和風おろし
  • 黒胡椒
  • トマト

どのソースも魅力的なラインナップなのだが、黒胡椒だけがミョーに気になり、イケメンすぎる店員さんに聞いたところ、「当店オリジナルのソースです、お肉の味をそのまま味わうならオススメです」とのこと。

「お肉の味わい」とはこれいかに!しかも、イケメン店員だけに説得力がある。
まさにソースで味を加えるのではなく、お肉自身を楽しめるなんてステキやん。

というわけで、黒胡椒ソースでお願いしてみた。

ドリンクメニュー

店内のBGMはサルサな上機嫌なリズムが響いてて、お洒落なんだけど若干くだけた感じで居心地がいい。

麦の飲み物と店内の様子

せんべろ立ち飲み屋が作る洋食への期待感もあるのだが、サルサなミュージックに立ち飲み的なものは、かき消されていく。立ち飲みの富士屋本店の直営ということなのだが、立ち飲みの「た」の字も思いつかないほど、シャレオツだぜ。

なんやろうこのオシャレでマッタリとした空気感。

地下への階段に付けられた壁付けのアンティーク照明

立ち飲み富士屋本店と同じビルで同じ地下。
もしかしないでも、この壁1つ隔てた向こうは立ち飲みスタイルのせんべろ居酒屋「富士屋本店」があるのか。。

業態は違えど、イケメン店員さんの物腰柔らかなサービス、オシャレな店内など、せんべろ立ち飲み居酒屋「富士屋本店」からは想像もつかない感じだ。

店頭にずらりと並べられたワインの数々

しかもイケメン店員さんの目配り気配りの効いたサービス。ワシは男子だが、女子だったらこりゃ間違いなく毎日通ってしまいそうだわ。うふっ♥

そんなこんなで店内をゆるりと眺めてると、ハンバーグランチが供された。

ハンバーグ

洋食富士屋本店のハンバーグランチ

大き目の楕円鉄板に盛られた、俵型ハンバーグ。
鉄板の上では、ジュワジュワぐつぐつと湯気を上げて黒胡椒ソースが音を鳴らしてる。

俵型の大き目のハンバーグ2個

180グラムで控えめに注文したからか、俵型ハンバーグ1個かとなのかと思っていたのだが、野菜をめくるとそこにはモウ1個俵型ハンバーグがあるではないか!これで最小の180gなんて、目にもゴージャス感アリアリ!

ハンバーグの断面

まずはハンバーグにナイフを入れ頂いてみた。

ナイフで切った断面からは、肉汁がジュワッと溢れて、お肉の赤味のうまみが見た目にも分かる。こりゃたまらん!

ハンバーグの断面2 アップ

ひとくち食べると、外はしっかり焼き、中は完全に生のレア焼き状態。

お肉のウマミがそのまんま、口のなかで爆発しまくってる感じだ。

フォークに差して持ち上げたハンバーグ

口にふくむ→ジュワッと肉汁→半生レアのハンバーグうまい!肉肉しい!→なんやねん、このウマイ肉肉しいヤツ!。。という感じだ。

焼き目の入った俵型ハンバーグ

表面は直火で焼かれてるのか、グリルの焼き目がスジなって入ってる。

店頭メニューにも書かれたたが、北海道産牛肉100%ということだ。なるほど口の中は北海道という大自然の幸が暴れてる感じがする。北海道はデッカイド〜!

ハンバーグプレートの全体像

俵型のハンバーグはナカナカの食べごたえで、1個食べたくらいでもしっかり腹に溜まる感じだ。

2個目を食べようもんなら、お代わり無料の御飯は必須になるので、ここは遠慮せずに頂く。肉と御飯のマッチング良すぎぃ~!

目甜焼きとハム

プレートの上には、目玉焼きとハム。

付け合せのペンネ

あとは、太めのペンネと、もやしなどの野菜が大量に盛られとる。

付け合せのモヤシ

肉だけでなく、お野菜もたっぷりなんで、OLさんのヘルシーランチにもイイカンジだろう。

黒い丼に入れられたゴハン

ライスはふっくら柔めの炊き加減で、肉汁たっぷりのハンバーグのお供としてガシガシかきこめる。
丼に入れられたライスなんで、呼び方としてはTHEゴハンがふさわしいのかも。。

これお代わり無料とかステキすぎるやん!

スープカップに入れられた味噌汁

「スープです!」として供されたスープカップには、どう見たって味噌汁が入ってる。お揚げと豆腐の何だかホッとする味わいの味噌汁!

この味噌汁、なんだかいいなぁ。

このオシャレな雰囲気に激ウマハンバーグ。全てが洋食ワールドそのものなんだが、この味噌汁といういつも慣れ親しんでる日本人の日常アイテムこそ、オシャレ洋食という若干緊張感のあるところから開放してくれ、肩の力を抜いてくれる。

フォークとナイフと箸が準備されてる

鉄板ハンバーグで洋食上等なのだが、どんぶりに入ったTHE御飯に、カップ入りだがほっとする味わいのTHE味噌汁。

洋食なのは間違いないのだが、どこか和食的な要素も見え隠れする、ジャパニーズ洋食とでもいうべきか。お箸もちゃんと準備されてるし。

さいごは、ハンバーグ用の黒胡椒ソースをモヤシやハムエッグなどにも絡めて食べる。店員さんの助言もあり選んだ黒胡椒ソースだったが、これ大当り!

ソースの味をお肉なんかの素材にかぶせるのではなく、素材のうまみが先行して、引き立て役としての黒胡椒ソース。ピリッと感がいいね!

店内のテーブル席

食べてみると、

肉肉しさ溢れるお肉を、見事に焼き上げたハンバーグ定食。

「お肉はレアがオススメですが?」の店員さんの助言通り、肉のうまみそのまま頂ける感じがステキで、お腹も心も大満足。

今回、950円で180gのハンバーグランチだったが、ボリュームもあり、かなり満腹モードだ。

ガッツリいきたい時には、さらに上の量もあるが、OLさんなんかの女子ランチならノーマルの180gでも十分すぎる量かと思われた。

店頭入口脇のアンティーク照明

ソースは今回お店オリジナルという「黒胡椒」で試してみたが、やはりお肉のウマミが一方通行に伝わってくるこの黒胡椒ソースはマジでアリと思われた。

その他のソースは試したことないが、お肉の味わいに被せるのではなく、アシストする黒胡椒のみというシンプルさがカナリよかった。やはりイケメン店員さんの助言に偽りなしだった♥

洋食富士屋本店と書かれた店頭の青いノレン

特筆すべきは、渋谷桜丘町エリアの洋食富士屋本店さんの存在感だ。

ビルの裏手にある富士屋本店といえば、立ち飲みで、せんべろ居酒屋で、まさにアルコール上等な感じの立ち飲み屋。

無駄なサービスはいらない、ただ安くてウマイ酒で、安くてうまいツマミがあれば立ち飲みででイイ!というコンセプトだろう。

それに対し、今回訪問した洋食富士屋さんは、ただうまい素材で、雰囲気サービスも含め上質で、しかも値段は居酒屋同様にお安い!というコンセプトかと思われた。

立ち飲み屋も洋食屋も共通して言えるのは、間違いなくお手頃感がある使いやすさが原点かと思われた。

店頭の黒板に書かれた本日のオススメメニュー

素材が良くて高いのだったら当たり前だが、北海道産牛肉を赤身で提供するなどの素材にコダワッタ洋食富士屋本店さんの1000円前後のラインナップには感動すら覚えた。

おそらく、この渋谷界隈のランチとしては、質、量ともに価格内容を加味するとサイコーにパフォーマンスのいいお店かと思われた。

これだけウマイ肉のハンバーグをガッツリ頂けて、肉が旨いゆえにススム御飯もお代わり無料。良い意味で狂ってるお店だと思う。

渋谷桜丘町の富士屋の前の通り

昼はランチ使いにもいいし、夜のツマミのメニューもカナリお安い感じだったので、次回は夜も是非使ってみたいな。なにげに夜の筆頭メニューが飲兵衛のツマミの定番ポテサラなのが気になるし。。

渋谷でガッツリ洋食気分の方は、是非試してみてはいかがだろうか。。価格以上に内容充実すぎて大満足ですよ〜。

渋谷でガッツリ洋食気分の時は、またおじゃましたいな。。

渋谷駅前のモヤイ像

次回は、ランチのオムライスを試してみたいなぁ。

ご馳走様でした~♪

店名:洋食 富士屋本店
TEL:03-3461-1901
住所:東京都渋谷区桜丘町2-3 富士商事ビル B1F
最寄駅:渋谷駅
営業時間:11:30~14:00 18:00~21:30(L.O)
定休日:不定休(※要確認)