渋谷駅から歩くこと1分ぐらい。
旧東急渋谷プラザ跡地近くの道玄坂の飲食街に「富士そば」はあります。
富士そば@渋谷
![富士そば渋谷道玄坂店の外観 富士そば渋谷道玄坂店の外観](https://lh3.googleusercontent.com/-lsG7ZtO_Sug/WTJlZqrJhzI/AAAAAAAAkxU/aNhZWB4BlncGahq3hSyApZnOAJFKITspQCCo/s640-o/RR006889-min.jpg)
渋谷だけで3店もの富士そばの店があり、「どんだけ富士そば好きがいるんだよっ!」と思えるくらい、都内の駅周辺に多店舗展開している蕎麦チェーン。それが富士そばだ。
今回は、お昼時に渋谷の道玄坂店を訪問してみた。
外観は大きな文字で書かれた「名代富士そば」の文字が目立っており、角地にあるので比較的わかりやすい。
![店頭のサンプルケース 店頭のサンプルケース](https://lh3.googleusercontent.com/-jg4OOVgt8FU/WTJlZggZxgI/AAAAAAAAkxg/l32WqhE4zfIflGJvGF-H7ssgDuOHEPWcgCCo/s640-o/RR006886-min.jpg)
店頭には値段表記されたサンプルケースもあるので明朗会計。よく品定めして安心して入店可能だ。
メニューは基本的に蕎麦がメインだが、カレーやカツ丼などのご飯ものもある。
![サンプルケース内のカツ丼セットのサンプル サンプルケース内のカツ丼セットのサンプル](https://lh3.googleusercontent.com/-t4ory4MEdDs/WTJlZjr70kI/AAAAAAAAkxg/k2Vri7AmQsgNAIAJAsWgp07lE9-OJovKwCCo/s640-o/RR006887-min.jpg)
ご飯ものと蕎麦を組み合わせたセットメニューもあり、サンプルメニューを見るだけでもがっつりボリュームがありそうだ。
店頭のノボリには、カツ丼やカツ丼セットがおすすめメニューになってて、どうもカツ丼一押し感が漂ってる。
まずは店内に入り券売機で食券を購入だ。
メニュー
![店内の券売機 店内の券売機](https://lh3.googleusercontent.com/-O0mgDtvmxpE/WTJlZod2gzI/AAAAAAAAkxg/4LaoQVV3aaQb708CCogKDCJZNI1CMs2QgCCo/s640-o/RR006885-min.jpg)
- かけそば 300円
- もりそば 300円
- 天ぷらそば 410円
- 天玉そば 470円
などなどのラインナップ。蕎麦orうどんから選択可能だ。
かけそばが300円から食べられるのは、ワシみたいな金欠にはなんともありがたいぜ!
ご飯ものは、、
- カレーライス 440円
- かつ丼 490円
ご飯ものと蕎麦を組み合わせたセットメニューなんかも準備されてて、がっつり派にはありがたい。
券売機の左上のボタンはかつ丼セットや単品カツ丼になってて、どうもカツ丼一押し感が漂う。
以前訪問した時にはカレーとカツ丼を組み合わせた「カレーかつ丼」を頂いたが、信じがたい組み合わせなのに何故か美味なのには感動を覚えた。
今回は富士そばでも一押しかと思われるカツ丼を単品でポチッとな。
店内は奥に厨房を構える形になってて、まずは厨房前のカウンターで食券を渡す。
半券をもらい番号が呼ばれたなら料理を取りに行くシステムだ。
![店内のカウンター席に置かれた箸と調味料 店内のカウンター席に置かれた箸と調味料](https://lh3.googleusercontent.com/-Ar2M6vEDEmw/WTJlZt2IWzI/AAAAAAAAkxg/7aodpKUZsJ8ApV393MU3Ttp_BQLM5U-dgCCo/s640-o/RR006884-min.jpg)
店内はサラリーマンの方を中心に賑わってて、セットメニューがどうも人気のようだ。
限られた予算内で出来るだけ腹一杯食べたい!そんな空気感が店内には流れてる。
まさに富士そばはサラリーマンの聖地という感じだなぁ。
席は全てがカウンター席になってて、基本的に一人飯席という感じだ。
そしてオーダーから5分ほどで番号が呼ばれカツ丼が供された。
カツ丼
![フタで閉じられたカツ丼 フタで閉じられたカツ丼](https://lh3.googleusercontent.com/-zBhayB-VwdQ/WTJlZve6w9I/AAAAAAAAkxg/KkZ4B8ULuOEzjb3nKOs53khyss4J3QjNwCCo/s640-o/RR006869-min.jpg)
大き目のドンブリにフタが閉じた状態で供されるカツ丼。
![富士そばのカツ丼単品 富士そばのカツ丼単品](https://lh3.googleusercontent.com/-Bnk24poz4CY/WTJlZuG5mYI/AAAAAAAAkxg/DX3r0pH78zoPWp6TjS7EnP26E3CKKoqvgCCo/s640-o/RR006870-min.jpg)
フタを開けると卵の白身と黄身のコントラストがなんとも美しい。
![カツ丼のドンブリを横から見たところ カツ丼のドンブリを横から見たところ](https://lh3.googleusercontent.com/-FJgw2aGDU1Y/WTJlZjs_AvI/AAAAAAAAkxg/xi-RSCoDJ6EpWXPEoQ5YigyxQUdQArPegCCo/s640-o/RR006875-min.jpg)
ドンブリの大きさもナカナカで、ボリュームがありそうだ。
まずはカツを一口頂いてみた。
![カツの断面 カツの断面](https://lh3.googleusercontent.com/-c6rbZPDsoFE/WTJlZg-JoBI/AAAAAAAAkxg/JP3ZN_hNdpQf1G3vsTDOslPBopbCYfkIgCCo/s640-o/RR006881-min.jpg)
凝固した卵の白身が絡みつくカツは2センチほどの厚みに見えるが、断面が斜め切りされてるため厚みが増して見え、実厚みは1センチあるかないかぐらい。
こうゆう断面レスポンスアップ手法は、490円カツ丼であれば原価も考えると当然アリ!むしろ、あった方が安心感すらある。
490円カツ丼というコストパフォーマンスを考えるなら、ビジュアルを気づかったこの手法は当然アリだろう。見た目の満足感も大事だ!
![卵の白身がカツの上、黄身が御飯の上で分離したカツ丼 卵の白身がカツの上、黄身が御飯の上で分離したカツ丼](https://lh3.googleusercontent.com/-v4p15laaWHo/WTJlZif4W4I/AAAAAAAAkxg/mkpu_DmohGE3bws_tfeprarDog2GFO98wCCo/s640-o/RR006872-min.jpg)
ロース肉なのか割としっかりとした噛み応えのある豚肉で、脂身の乗りはほとんどないヘルシーカツだ。
![卵の白身が付いたカツの衣 卵の白身が付いたカツの衣](https://lh3.googleusercontent.com/-HwsQhqi4hms/WTJlZh8yw0I/AAAAAAAAkxg/-glVPkkmGIsIqa4ZTcAWqEFAf8ZSFgaigCCo/s640-o/RR006883-min.jpg)
汁をたっぷり吸ってしんなりとした衣からはは、噛むごとにダシ汁がジュワッと溢れ出す。
このダシ汁。蕎麦のダシ汁よりも甘めで濃厚な味わいで、カツの相棒のゴハンとも相性抜群。
カツとご飯の組み合わせもいいが、ダシ汁が染み込んだご飯もこれまた絶妙。
![白と黄色の卵が乗ったカツ丼 白と黄色の卵が乗ったカツ丼](https://lh3.googleusercontent.com/-ixY087wIVHs/WTJlZiTwO1I/AAAAAAAAkxg/xZqhTdIjBssuBQ_IBM-J0d21yXtbdR7CwCCo/s640-o/RR006874-min.jpg)
卵は白身と黄身が分離して、白身はカツにまとわりつき、黄身はダシ汁と絡まって御飯の上でフワッと仕上がってる。
白身と黄身の住み分けがはっきりとしていて、なんだかイサギヨサすら感じるカツ丼。
![ネギが散らしてある黒いそばつゆ ネギが散らしてある黒いそばつゆ](https://lh3.googleusercontent.com/-83uey0bJnks/WTJlZg8MaCI/AAAAAAAAkxg/q6zwfD823QcXQcpbA3kyRM0QrOY2Ve5cACCo/s640-o/RR006876-min.jpg)
汁物はもりそばのツユそのものの味で、元々のツユをお湯で割って温かくした味わい。
容器ももりそばのツユのカップに入ってて、味わいもカップもTHE蕎麦屋ということが実感できる。
![きゅうりのキューちゃん きゅうりのキューちゃん](https://lh3.googleusercontent.com/-5n08f9v7NFQ/WTJlZruVOLI/AAAAAAAAkxg/kfSt3a4rxYo9ij2vMHAC9QNMyvm1Jp0AwCCo/s640-o/RR006877-min.jpg)
小皿の漬物は、きゅうりのキューちゃん。カツ丼の相棒として美味しくいただける。
そしてカツ丼を食べ進めるのだが、カツがなくなっても、味わい深いダシが御飯にも染み込んでて最後まで楽しめる。
しかも、このカツ丼が490円という値段で頂けると考えるだけで感動に値する。
食べてみると、、
そば屋の単品カツ丼が490円。
立ち食いそばのジャンルである「富士そば」のサブメニューのカツ丼ではあるのだが、490円とは思えぬ出来栄えには感動を覚えた。
特にダシ汁のうまさが秀逸で、衣に染み込んだ味わいも良し、御飯に染み込んでかき込むも良しと、ダブルで楽しめるカツ丼だった。
まさに、カツ丼が富士そばメニューの中でイチオシである意味が分かった気がした。
![富士そば道玄坂の外観2 富士そば道玄坂の外観2](https://lh3.googleusercontent.com/-EgNPS5H5LWQ/WTJlZuzd4NI/AAAAAAAAkxg/yp59UhuAbXUu2uTPszQHtXX2hU1ek8UYgCCo/s640-o/RR006891-min.jpg)
特筆すべきは、カツ丼を重んじる「富士そば」のスバラシさだ。
本来そば屋のメインはもちろん蕎麦ではあるが、蕎麦以上にインパクトのあるカツ丼。
このカツ丼であれば、
カツ丼を食べに富士そばに行く!
カツ丼のついでに蕎麦も頼む!という選択肢もアリかと思えた。
![店頭のノボリに書かれたカツ丼「大人気カツ丼、極旨、肉厚」と書かれてる 店頭のノボリに書かれたカツ丼「大人気カツ丼、極旨、肉厚」と書かれてる](https://lh3.googleusercontent.com/-V1inlvlvv90/WTJlZjJB4RI/AAAAAAAAkxg/tq_RVfDy_HssZNRnqSb7PECZQ3aX2FPVACCo/s640-o/RR006888-min.jpg)
そば屋の影の主役「カツ丼」
そば屋に行くと、やはりセットにしたくなる御飯部門ランキング上位だし、ダシ汁に重きを置く蕎麦屋のカツ丼であれば、誰もが一目置く存在だろう。
そして「カツ丼」という食べ物は、身近に食べられる料理だが、どこかで豪華な位置づけの食べ物だ。
そのカツ丼がワンコイン以下の490円で頂けるのだからマジ感動に値する。
ワンコインでカツ丼といえば全国チェーンのカツ丼専門店かつ○の選択肢ももちろんあるが、そば屋で食べるカツ丼は別ジャンルとして一目置くべき存在かと思う。
![道玄坂側から見た、渋谷駅西口のビル群 道玄坂側から見た、渋谷駅西口のビル群](https://lh3.googleusercontent.com/-C_6ZUaAS1AA/WTJlZlWwCkI/AAAAAAAAkxg/-Pex22_oyrMd2xDuYLqVPoYPE7l-pH8-wCCo/s640-o/RR006894-min.jpg)
カツ丼好きの方なら一度試してみてはいかがだろうか。
富士そばに来るときは、またカツ丼を食べたいなぁ。
次回は蕎麦とのセットメニューかな。。
ご馳走様でした〜!
店名:名代 富士そば 道玄坂店
TEL:03-6276-3502
住所:東京都渋谷区道玄坂1-5-3 渋谷ケントラストビル 1F
最寄駅:渋谷駅
営業時間:24時間
定休日:年中無休