○心厨房「まごころちゅうぼう」(木場/ラーメン/つけ麺)

◯心厨房@木場

お店の外観

木場駅から歩いて5分以内。ラーメン、つけ麺激戦区の中にありました。近くには吉左右や美学屋、タンメンのトナリもある立地です。

浅草開花楼の麺を使用してました お店の提灯

平日の13:00頃に訪問。
行列はないものの店内は2席ほどしか空いておらず、人気店の様子がうかがえます。店頭には待ちの椅子が4つ用意されており、ちっちゃい液晶テレビが柱についていました。店頭には浅草「開花楼」特製麺の札が掛けられています。

カウンター上の調味料類

まずは店内に入ると水はセルフサービスでした。カウンターが6席、奥のテーブル席が4席の10名位で一杯になる狭い店内です。受け渡しのカウンターの台は高めなので、厨房内の作っている様子をみることは出来ませんでした。

つけ麺と塩ラーメン、中華そば、つけ麺ボーラのメニュー

席に着くと「塩味玉ラーメン」をオーダーしてみた。メニューの中から大分類は塩ラーメンと中華そば(醤油)とつけ麺から選択できるようでした。チャーシュー、味玉などのトッピング類で小分類で細かく分かれているようでした。

お店からのお願いの張り紙

厨房内では男子二人が切り盛りをされていて、接客の丁寧なメガネの方とチョトいかつい感じの大将らしき人でした。待っている間に店員さんにいろいろ聞いたのですが、オープンは2006年11月でちょうど丸4年経ったということでした。また注文の際に麺の量がどのくらいか聞いたのですが、普通盛りは160gということでした。普通盛りだと成人男子には少ないように感じられました。追加で大盛り特盛りも100〜150円アップで設定はありました。

塩ラーメン

塩味玉ラーメン

そして5分ほどして「しおらーめん」が高いカウンターの上に置かれました。

白濁した塩ラーメン。豚骨ベースが効いてます

見た目に塩ラーメンとは思えぬほどの白濁感。澄みきっていません。まずはスープを一口すすってみました。豚骨系の出汁と塩のハーフ&ハーフ感があり、ベース豚骨を塩でまとめた感じのバランスがいいスープです。塩という概念を見事に裏切ってくれるパンチのあるスープでしたね。さらにプーンと魚介系の流行のつけ麺的な香りもしました。

麺は中太。軽いウエーブのかかったm麺です

麺は中太麺で若干ウエーブがかかっています。濃厚なスープを麺がうまくたぐり寄せてきてくれる感じで、食感も良い麺です。
トッピングは味玉と中判チャーシュー、シナチク、海苔、ネギ、白菜の千切りです。最後に上から胡麻もかかっています。

味玉は黄身にしっかり味がついてます ピンク色の柔らかいチャーシュー

味玉は黄身の味付け感がおいしく、スープと一緒にレンゲでツルッと食べると格別です。チャーシューは脂の偏りがなく、全体的に脂がまわっているピンク色の柔らかいチャーシューです。とても美味しくチャーシューメンでオーダーすればよかった、、、と後悔しました。

シナチクも食感が良く美味しい

シナチクは柔らかめのタイプでしたが食感も良くおいしいです。

ネギのように見える白菜。シャキシャキ感がいいです

見た目にネギなんだろうと思っていた白菜。葉っぱの部分ではなく、白くシャキシャキ感のある部分を2mm厚位で千切りにされています。見た目はネギと見紛うばかりの様相です。繊維に対して垂直に切られており、濃厚なスープの中に白菜のシャキシャキ感が良いアクセントになりおいしかったです。

濃厚とは書いてありましたが、豚骨と塩のバランスの取れたスープはすんなりと入り、最終的にスープは全部飲み干して完食してしまいました。
「濃厚しおらーめん」とメニューに書いてあったが、塩としての濃さではなく豚骨や魚介系のバランスで得られた「濃厚」ではないかと感じられました。

全体的に塩と豚骨と魚介系のバランスのとれた大変美味しい「濃厚しおらーめん」でありました。次回はチャーシューメンを再度「塩」で食べてみたいと思います!

店名:○心厨房 (まごごろちゅうぼう)
TEL:03-3615-2347
住所:東京都江東区東陽1-25-6
最寄駅:東京メトロ東西線 木場駅 東陽町駅
営業時間:11:30〜15:00,17:45〜20:00,祝日11:30〜15:00
定休日 :日曜日 第2及び第4月曜日