渋谷駅から道玄坂方面に歩くこと3分ぐらい。
ちょうどマークシティー沿いの角地に、鳥竹さんはあります。
鳥竹総本店@渋谷
居酒屋などが立ち並ぶ、割と夜がメインといえる地帯で、ランチタイムから営業されてる居酒屋さんもチラホラある感じだ。
そんな中にある鳥竹さんは、立地的にも角地にあって目立っているのだが、立地以上に店頭からモウモウと流れだす炭火焼鳥で焼いた煙が通りに垂れ流し状態で、むしろニオイ面の方が際立ってる。
お店が見えないところでも、「おっ!焼き鳥のイイ香り〜!」ということで、嗅覚をロックオンされ、店頭まで連れて行かれる。まさにTHEケムリマジックだ♪
じつは渋谷に来ると新規開拓できるお店をアレコレ探すのだが、なぜだか道玄坂あたりに来ると鳥竹さんに足が向く。
足がむくというより、アノ煙の誘惑に負けてしまい鼻孔をロックオンされてお店まで連れて行かれるのだ。。
美味しそうな焼き鳥の香りに誘われ、早速入店だ。
店内は1Fの厨房に面したカウンター席、2Fのテーブル席がランチタイムには使われてる。
焼き鳥屋として本領を発揮する夜には、地下の小上がり席も開放されるようだ。
まずは1Fのカウンター席に案内された。
メニュー
- やきとり丼 3本串 800円(ミニ丼 2本串 650円)
- 親子丼 750円
- 唐揚げ定食 700円
- 親子丼 650円
- かつ丼 800円
などなどのラインナップ。
お店の一番人気メニューは「やきとり丼」で、店内オーダーのほぼ9割5分がたが焼き鳥丼だ。(※オレ調べ。。)
店先の焼き鳥のいい香りに誘われて入店したなら、当然「やきとり丼」という選択肢になるだろう。
これまでも何度か焼き鳥丼は食べたことがあるのだが、店頭に垂れ流し状態の炭火焼鳥のイイ香りに鼻孔が麻痺状態。当然やきとり丼でお願いしてみたw
オーダーすると「レバーは大丈夫ですか?」と店員さんから聞かれる。
レバーが嫌いな人には他の串に変えてくれるようだ。ワタクシめは比類なきレバーLOVE FOREVERなんで、そのままでお願いしてみた。
食べ盛りの成人向けには、ごはん大盛り無料のサービスもあるので、当然お願いしてみた。
店内はキホンテキにサラリーマンやオヤジと呼べる方が多く、若者の街「シブヤ」にいることを忘れてしまう感じだ。
渋谷というと、THE若者の街のイメージが強く、実際問題としてランチ時の若者向けの飲食店探さなくても沢山あるのだが、スーツ姿のサラリーマンやオヤジ達が気軽に入れるお店は意外と少ない。
ちなみに、店頭に垂れ流しのアノ炭火焼き鳥の煙は、店内に入るとそんなにしないので、煙の匂いがスーツなどにつく心配はノープロブレムだ。
そしてオーダーから15分ほどで、焼き鳥丼が供された。
やきとり丼@大盛り
ぬぅおおおお〜!
大き目の丼にこれでもかと言わんばかりの焼き鳥が、ビッシリと敷き詰められてる。しかもレバーのタレの光沢感が何とも食欲をそそるぜぇぃ♪
まずは焼き鳥を頂いてみた。というか焼き鳥を少し食べないと御飯に辿りつけないのだw
炭火で香ばしく焼かれた焼き鳥。
まずはネギ間から頂いてみた。
プリっとした柔らかい肉質で、鶏肉本来のウマサがぎゅっと詰まってるという感じだ。焼き鳥なのに肉汁感も上々だ。
間に差されたネギとシシトウもいいアクセントになってて、御飯がワシワシすすむ。
そして丼の中心に鎮座するレバーを頂いてみた。
焼き加減は、外は香ばしく焼いてあるのだが、中身は半生でフワフワなレバー。
焼きの炭火の香りと、中身の生のレバーが口の中で融合し、なんとも味わい深い。
串からほどいたレバーの断面を見ると、視覚的にも半生加減が分かる。
レバー好きの人なら、間違いなく昇天するウマサだろう。
ネギマもレバーもそうだが、夜の大串焼き鳥が3本分、そのまま盛られてるので、圧巻の食べ応え。
大盛りのごはんは、大き目の丼にスリキリ一杯。焼き鳥自体の量も圧巻の盛り具合なんで、食べ応えはバツグンだ。
実際、フツー盛りの御飯も食べたことがあるが、フツー盛りでもかなりパンチのある食べ応えはある。大盛りだと昼からの仕事に差し支えがでるかも。。w
焼き鳥の下には、海苔が強いてあり、焼き鳥のタレとゴハンの蒸気でとろとろに柔らかくなってる。これを焼き鳥とゴハンと絡めて食べる。うまい。
そして、焼き鳥丼を食べ進めるのだが、ゴハンの下の方になると焼き鳥のタレの染み込み具合が足りなくなる。
そんな時はタレ追加オーダーも可能なんで、ノープロブレムだ。
タレはしつこさのない甘味の効いた感じなんで、はじめからタレ追加で頼むのも良さそう。。ツユダクならぬタレダク系やきとり丼もイケルなぁ。
付け合せは、レタスのサラダと味噌汁、漬け物だ。
レタスのサラダは、小皿ながらギュウギュウ詰めになるほど入れられてて、見てくれはあまりよくないが、野菜不足のオヤジのハートは釘付けだ。
味噌汁はフツーにおいしい味噌汁。
そして最後は漬け物とタレダク状態にした御飯を流し込み、完食だ。
食べてみると、
鳥竹ランチの筆頭格ともいえる「やきとり丼」
今回久々に食べてみたが、あらためて焼き鳥のうまさに感動を覚えた。
炭火焼きの香ばしさ、焼き鳥屋としての鶏肉のうまさ。
店頭に流れ出す炭火焼鳥のかほりで鼻孔をロックオンされ、そのまま店内にニオイで案内される。そして、うまい焼き鳥丼を喰らう!
うまいものにコトバは要らないとよく言うが、まさになにも言うことなしで、店先に流れ出す炭火焼きのかほりに身を委ね、うまい焼き鳥丼を喰らう。なんというか、「安心感のある焼き鳥丼」とでも言うべきか。。
なんにせよ、夜のデカイ大串焼き鳥300円が、惜しげも無く3本も乗って800円というサプライズ価格なんで、頼まない理由は見つからないだろう。
これまで、鳥竹さんのランチは色々食べてみたが、やはりアノ店頭に垂れ流しの炭火焼鳥の香りに誘われて入店するなら、メニューの選択肢は「やきとり丼」一択かと思われた。
シブヤというと「THE若者の街」的な色合いが強く、若者向けのシャレオツ飲食店は探さなくても沢山あるが、サラリーマンやオヤジ達のランチスポットは比較的限られてる。
そんな中「鳥竹」さんは、渋谷という街にいることを忘れるほど、居心地の良い「THE大衆焼き鳥屋」という感じで、サラリーマンやオヤジにとっては、まさに聖地といえよう。
もちろん居酒屋なんで、ランチタイムから昼飲みもOKやし、昼間から手が震え、禁断症状があらわれる方にもフライングゲット可能だ♪
煙に誘われ、昼はうまい焼き鳥丼、夜は大串焼き鳥で一杯。
なんだか、焼き鳥も好きなんだが、渋谷という街にある鳥竹さんの雰囲気が好きなんだよなぁ。
渋谷の駅周辺も近年様変わりしてきたが、これから駅周辺の開発が更に進み、近未来都市の渋谷になっても、鳥竹さんのような風情のある大衆焼き鳥店は、永遠に残って欲しいとマジ思うなぁ。
渋谷で焼き鳥気分の時は、またおじゃましたいなぁ♪
ご馳走様でした〜♪
店名:鳥竹総本店
TEL:03-3461-1627
住所:東京都渋谷区道玄坂1-6-1
最寄駅:渋谷駅
営業時間:平日12:00~0:30(L.O.23:45)平日ランチは12:00~14:00
土日祝14:00~0:30(L.O.23:45)
定休日:第二月曜日(※要確認)