博多駅から歩くこと5分ぐらい。
ちょうど全日空ホテルの裏手あたりに「元祖ぴかいち」はありました。
マンションの1Fにある質素な外観で、黄色いのれんが目印ですね。
まずは、黄色いのれんをくぐりガラガラと引き戸をあけて店内に入ります。
店内に入るとすぐに小さな製麺室があるようです。
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。
壁にはお店の麺に対するコダワリのウンチクが書かれてますね。
メニューは、ラーメン、ちゃんぽん、皿うどんとカナリのラインナップ。
麻婆豆腐や麻婆丼などもあり、麺類だけでなく中華メニューもあるようだ。
店頭にも書いてあったが、一番人気は「皿うどん」らしく、早速オーダーしてみました。
大盛りは100円アップで可能なので、当然お願いしてみた。
厨房内では2人の男子店員さんがラーメンや皿うどんを作られてます。
中華鍋で皿うどんをじゃーじゃー炒める音が聞こえてきて、なんだか楽しみですね~♪
そして10分ほどで皿うどんが供されました。
ぬぅおおおお~~!
平皿に盛られた皿うどんが山のようにコンモリ盛り上がってますよ~♪
しかも具材がメチャメチャ多めバイ♥
まずは一口頂いてみた。
麺と具材の絡まった「博多皿うどん」。
博多以外で皿うどんというと、パリパリ麺に餡かけされたものや、柔らかい麺の上にあんかけのものが殆どだが、博多標準の皿うどんは麺と具材を絡めた方式だ。
博多人にとっては当たり前の「皿うどん」なのだ。
博多では当たり前に「皿うどん」と呼ばれているが、博多以外の皿うどんと区別するためにあえて「博多皿うどん」と呼ぶのかもしれない。。
具材が絡まった麺は軽くエッジが立ってて、柔らかくもちもちの食感。
炒めた魚介類や野菜のエキスが麺に染み込んでいてカナリうまか〜!
味付けは意外とあっさり目で、魚介類や野菜の自然の味わいが麺に絡んでくる。
たっぷり目の具材は、キャベツ、もやし、いか、ベビーほたて、あさり、などなど。
これでもかと言わんばかりの具材の量がウレシイですね~♪
麺も具材もしっかり炒めてあるので、麺に炒めた時の香ばしさも加わってる。
ほんのりとラー油の香りがするのもイイカンジ♪
そして博多皿うどん定番の「お酢」をかけてみた。
卓上にはミツカン酢がボトルごと置いてあるので、好きなだけかけられますねぇ♪
元々の味付けがサッパリとした感じに変わり、これもまたうまかぁ〜。
ガッツリ大盛りの皿うどんも、お酢のサッパリ感が加わればスルッと食べられますねぇ♪
最後は卓上食べ放題の辛子高菜を頂いてみた。
博多のラーメン屋によくある唐辛子まみれの辛子高菜と違い、高菜本来の味が残ったピリ辛高菜。
この高菜なら御飯がカナリ進みそうな感じ。もちろんラーメンのお供にもよかやろね♪
食べてみると、具材がシッカリ目の皿うどんで、魚介と野菜のエキスがたっぷり麺に絡んできて大満足。
あっさり仕立ての味付けだが、魚介類や野菜のエキスが染み出しているので、自然な味付けという印象が強い皿うどんだった。
特筆すべきは、やはり自家製の麺だろう。
博多皿うどんというと、チャンポン麺のようなプルプルとした感じの麺が使われることが多いが、「ぴかいち」さんの自家製麺の麺はもっちりソフトな食感で、野菜や魚介類のエキスを吸い込みやすい、まさに皿うどんのための麺という感じだった。
最後にお店の人に聞いてみたのだが、この場所で30年ぐらい営業されてるらしく、その前は渡辺通り5丁目あたり(現在の天神の英進館のあるあたり)で営業されてたらしい。かなり歴史のあるお店のようでした。
博多駅に来るときはまたお邪魔したい。
次回はチャンポンの方も食べてみたいな~。
ご馳走様でした~♪
店名:元祖ぴかいち
TEL:092-441-3611
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前3-9-5 チサンマンション 1F
最寄駅:博多駅
営業時間:11:00~20:30(L.O.19:45)
定休日:日曜日(※要確認)