博多駅に隣接する博多駅バスターミナルビル。
その8Fの飲食店街にお好み焼きの「ふきや」はあります。
お好み焼き ふきや@博多駅バスセンター
店頭には「お好み焼き」と書かれた赤ちょうちんがぶら下がっててオモムキがある。
店の外にもメニューが書かれてて明朗会計。安心して入店可能だ。
まずは「ふきや」と書かれたノレンをくぐり入店だ。
店内は焼きの鉄板に面したカウンター席とテーブル席の構成。
目の前で焼いてるところを見たいなら、カウンター席が必須。相撲で言うところの砂かぶり席だ。
まずはメニューをみてみた。
メニュー
お好み焼きメニューとしては、、
- 野菜焼 600円
- 玉子 650円
- 肉、イカ、エビ、チーズ、コーン、もち それぞれ 750円
- 肉玉子、イカ玉子、エビ玉子、チーズ玉子、コーン玉子、もち玉子 それぞれ 800円
- 大エビ玉、もちチーズ玉 それぞれ 950円
- ミックス 1000円
- デラックス 1300円
などなどのラインナップ。
どのお好み焼きも大きめ・特大は無料サービスで対応してくれる。食べざかり者にとってはありがたいサービスだ。
その他のメニューとしては、、
- 焼きそば 650円 大盛 750円
- 焼きうどん 650円 大盛 750円
- 焼めし 650円 大盛り 750円
- 肉野菜いため 650円 大盛り 750円
などなどのラインナップ
ちなみに前回訪問したときより値段が少々上がっていて、店頭に書かれた価格改定の案内によると、、
お客様各位
主原料である小麦粉とサラダ油の再三の値上げ並びに年明け早々の二度の値上げ決定のため
大変申し訳ありませんが1月より
お好み焼き100円焼きそば50円の値上げをご了承下さい。ふきや
と書かれている。
昨年から世の食材価格はアップしてるし、そもそも野菜焼きでも旧価格500円とスーパーミラクル安い値段だったので、値上げも致し方なしというところだろう。
どのお好み焼きにするか迷うところだが、ここはお財布にも優しい玉子焼き650円をオーダーしてみた。当然大きめ無料のオプション付きでのオーダーだ。
オーダーが通ると鉄板の上に小麦粉とキャベツの入ったネタを広げて焼き始める。
ネタの上には玉子をぱかっと割って投入。その上から魚粉らしき粉をパラパラと。
あとは表と裏を丹念に押さえつけながらベタベタと焼いていく。
焼き上がったらベターっとしたドス黒いソースを塗って青のりを降ったなら完成だ。
お好み焼き@玉子
ぬおおおおお~!
1センチほどの分厚さのあるお好み焼き。
ドス黒いソースの上に散らされた青のりのグリーンがなんとも食欲そそそらせる。
まずは卓上に置かれたふきや自家製のマヨネースを大量にかける。うりゃー。
こちらの特製マヨネーズ。
以前は容器に入れられてて、スプーンですくってお好み焼きに投下してたが、コロナ対策なのかマヨネースのチューブタイプに入れられてる。
以前のスプーンで掬ったときに、ハリのあるポワッとした感じが楽しめたのだが、チューブになると少しさみしい限り。
まずは特製マヨネーズを大量にかけたところから頂いてみた。
小麦粉の生地とキャベツのネタに玉子だけが入ったシンプルなお好み焼き。
味付けはベターっとしたドス黒いソースの甘みと特製マヨネーズの軽めの酸味が口に広がる。
お好み焼き自体ははしっかり上から押さえて硬めに仕上げてあるので、見た目以上にズッシリとして食べごたえありだ。
今回は豪華な具材構成ではなく玉子のみのシンプルな具材構成なのだが、この黒いソースと特製マヨネーズのアシストがあればノープロブレム。ワシワシとお好み焼きが進む。
お好み焼きの真ん中の方は満遍なく玉子が広がってるが、橋の方に行くほど玉子が乗ってない部分もある。
この部分がいわゆる野菜焼きに相当する、具材なしネタのみのお好み焼きだ。
この部分もやはりドス黒いソースと自家製マヨがあればうまい。
そしてお好み焼きを食べすすめるのだが、7割食べたぐらいでかなり満腹モードになってくる。
7割ぐらい食べてお腹いっぱいなら大きくしなきゃいいじゃん!という意見もあるが、ふきやのお好み焼きは、腹パンパンになるまで食べるのが一般的。
安くて、うまくて、腹いっぱい。
B級グルメの3要素を見事に網羅する食べ物。
それが「ふきや」のお好み焼きなのだ!
そして9分目を超える頃にはカナリの満腹モード。そして最後はお冷のアシストも得ながら完食〜。
食べてみると、、
キャベツと小麦粉でシンプルに固められた「ふきや」のお好み焼き。
豪華なトッピング具材もいいが、シンプルに玉子や野菜焼でも十分に楽しめ、しかもメチャ安い。
今回値上げがあったが相変わらずな食べごたえを考えると、ノープロブレムな価格アップだと感じた。
むしろ世の物価上昇や時代の流れに沿った価格上昇と捉えて問題ないだろう。
特筆すべきは、ドス黒いベターっとしたソースと自家製マヨネーズの存在だ。
ふきやのお好み焼きソースもマヨネーズも非常に中毒性があり、いちど思い出すと居ても立ってもいられなくなり、食べたいモード全開になってしまう。
本当に「中毒性」という言葉がしっくりくるソースとマヨネーズ。
作り方やレシピがあれば是非教えてほしいものだ。
まさに、ふきやのお好み焼きには絶対欠かせないアイテムだし、あのソースとマヨを味わいに行くと言っても過言ではないだろう。
事実、今回はシンプルな玉子焼ではあったが、自家製マヨの味わいだけでペロッと食べられた。
大阪焼きでもない、広島焼きでもない、福岡のお好み焼き「ふきや」
福岡でふきやのお好み焼きを食べ育った諸氏はもちろんだが、これから福岡を訪問する方も一度試してみてはいかがだろうか。特にマヨラーの方にはオススメ!
福岡でお好み焼き気分のときは、またおじゃましたいなぁ。
次回は野菜焼きの方も試してみたいな。ドス黒いソースと特製マヨネーズをたっぷりとかけて。
ごちそうさまでした~!
店名:ふきや 博多店
TEL:092-473-7471
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街2-1 博多バスターミナル 8F
最寄駅:博多駅
営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー21:30)※年末年始休みあり(要確認)