神奈川駅から歩くこと10分ぐらい。
横浜中央卸売市場の鮮魚部食堂街の中に「木村家」さんはあります。
木村家@横浜中央卸売市場
市場の入口付近には「関係者以外立ち入り禁止」の看板が出されてるが、気にせずそのまま入ることが可能だ。
なんだかこの「関係者以外、、」と書かれてると、ムショーに胸が高鳴る。ワクワクするなぁ。。
お店は以前訪問した「もみじや」さんの斜向かいにあります。
店頭には定食のメニューが短冊状で掲げられてる。
中にはヨコハマウォーカーで紹介されたものも飾られてますねぇ。
店頭の看板には「うなぎ・天ぷら 木村家」と書かれてるので、基本的にはウナギのお店のようだ。
どうでもいいのだが「木村屋」ではなく「木村家」なのが、なんだか横浜らしさを感じるなぁ。。
まずはノレンをくぐり、店内へ。
1Fは厨房に面したカウンター席のみなのだが2Fもあり、テーブル席を中心にカナリのキャパ。
「2階へどうぞ〜!」の案内で狭い階段をのぼり早速2Fへ。
メニュー
メニューは壁一面に短冊状で貼られてる。昔からあるレギュラーメニューは右上にしっかり掲げられてるが、追加と思しき定食は黄色い手描きのメニューのようだ。明らかに追加メニューのほうが多いなぁ。
- ハンバーグ定食
- エビフライ定食
- カツカレー
- 生姜焼き定食
- 穴子天重
- オムレツ定食
- ネギトロ丼
などなど、これでもかと言わんばかりの定食なメニュー構成。どのメニューも1000円以下で頂けてナカナカリーズナブルだ。
中でもイチオシは「トンケイ定食」というものらしく、もともとあったレギュラーメニューにも、黄色い手描きの追加メニューにも入ってて無性に気になる。
メニューの中からお店おすすめでもある「トンケイ定食」をお願いしてみた。
店内は市場関係のお仕事の方を中心にケッコウ賑わってる。
ガタイのイイ、トラック運転手さんが中心かなぁ。
まずは定食のお漬物が供される。
まずはこいつを頂きながら、定食が来るのを待つ。
店内では、誰も見ていないテレビの音だけが流れている。
基本的にサービスはほどんどなく、お冷とかお茶はセルフサービスだ。
そして10分ほどでトンケイ定食が供された。
トンケイ定食
平皿にこんもりと盛られたトンケイ定食。
豚肉の細切れを玉子でとじてあるようだ。
まずは一口頂いてみた。
甘辛いタレは甘さがかなり強い味付けで優しい味わい。
タレで絡められた豚肉を玉子でゆるく閉じられてて、非常に味わい深い。うまい。
千切りのキャベツの上に盛られてて、キャベツまで一緒に絡めて食べると格別だ。
親子丼の豚肉バージョンとでもいうべきか、甘味が強めに効いたダシ汁がキャベツにまで絡み、イイカンジに御飯のお供として頂ける。
御飯はチョイ大きめの茶碗に盛られてる。定食にマッチングのイイ、チョイ硬めの炊き加減。
トンケイ定食がかなり御飯を進めてくれるので、あっという間に御飯がなくなってしまう勢い。
ごはんのお代わりは100円。半ライスなら50円だ。
味噌汁は豚汁がついてくる。
大根などの具沢山な豚汁は、野菜がとろとろに煮込まれてて、汁自体にうま味がしみだしとる。
間違いなく豚汁の味付わいなのだが、豚肉の姿はあまり見えないなぁ。でも、うまい。
最後は付け合せのお漬物を頂き完食だ。
食べてみると、
豚肉と玉子を甘辛く絡めたトンケイ定食は、御飯を加速させること前提の味付けに大満足。
タレがマイルドで甘めな分、豚肉のうまみ、玉子のマイルド感、そしてキャベツのシャキシャキ生々しい感じがストレートに味わえるトンケイ定食に大満足だ。
定食類全般的に充実してて、ナカナカ使える「木村家」さん。
市場関係者のかた御用達感アリアリで、ボリューム感もあり、なかなか使えそうな定食屋さんだなぁ。
横浜市場で定食気分の時は、またおじゃましたい。
次回はメニューの中でもカナリ充実度が高かった「ハンバーグ」を食べてみたいなぁ。
ご馳走様でした〜♪
店名:木村家
TEL:045-441-0304
住所:神奈川県横浜市神奈川区山内町1-1 -134 横浜中央卸売市場本場(水産部棟)内
駐車場:あり(市場の駐車場を利用可)
最寄駅:横浜駅 神奈川駅
営業時間:5:30〜14:00
定休日:不定休 日祝日、休市日(水曜)(※要確認)