横浜市営地下鉄ブルーライン、阪東橋が最寄駅。
横浜橋通り商店街の入口付近に「天丼屋 豊野丼」さんはあります。
天丼屋 豊野丼@阪東橋
小さいお店なんだど、店頭の「丼」の文字がデカデカと書かれてるのですぐに分かりますね。
数軒となりには「天ぷら 豊野(豊野亭?)」というお店があるのだが、メニューが同じっぽく系列店なのかなぁ。。
店頭にはデカデカと書かれたメニューが出されてるの明朗会計。安心して入店可能だ。
季節ものなのか、手描きで書かれたメニューも貼りだされてるので参考になるなぁ。
「弁当やりますよ!」とも書かれてて、お持ち帰りテイクアウトにも対応してるようだ。
店内はかなり狭く、厨房に面したL字のカウンター7席のみ。
お店の壁にはマジックで書かれたサインや、きたなシュランの認定書なんかが掛けてありますねぇ。
天丼屋というと和風でおごそかな雰囲気のお店もあるが、この雰囲気は間違いなく大衆天丼のお店だ。
メニュー
- 天丼 700円
- 海鮮丼 700円
- 穴子天丼 700円
- 豊野丼 900円
- 黄金丼 1100円
- みそ汁 100円
のラインナップ。ごはん大盛りは50円増。
「天丼」が一番ベーシックな内容ぽいが、店名にもなってて海老が多い「豊野丼」をお願いしてみた。
オーダーすると大将から「みそ汁はとうする?シジミのみそ汁だけど」と聞かれ、一緒にオーダーだ。
厨房内では大将ともう一名の若い男子の2名で切り盛りされてる。
天ぷらは2つの油を使い分けて揚げられてて、素材によって右から左と移したりされてる。おそらくトンカツ屋とかでもある高温と低温の油を使い分けて揚げられてるようだ。
天丼を待っている間、大将のギャグが炸裂しまくり、店内は終始おだやかな雰囲気。
見た目はチョトコワイ感じの大将なんだが、話すと意外と気さくで、なんだかオモシロイ。
お勘定時に千円の支払いに1万円しかないお客さんに「いちおう全部預かっとくから、5回分天丼無料にしとくよ!」とか、
外で待ってる5人のお客さんに「何人?500人は無理だなぁ」とか、、
カップルの女子の御飯少なめオーダーに対しては「少なくした分、お兄さんの方増やしていい?」とか、
まぁオヤジギャグというか、なんとも分かりやすいギャグで楽しませてくれる。
そして10分ほどで天丼「豊野丼」が供された。
天丼の撮影許可をもらったあと大将からは「オレの撮影はダメだから、出演料高いよ〜!」なる返し技が、、、
天丼@豊野丼
ぬぅおおお〜!
けっこう大きめの丼に盛られた天丼。
天ぷらがテンコ盛りになってて、丼の上にコンモリと盛り上がっとるではないか!
早速一口頂いてみた。
えび天は結構大ぶりなものが3本も入ってる。
大きさ的には20センチ越えぐらいだろうか。
プリッとしたエビのまわりには、フンワリとした柔らかい衣がついてる。
えびの周りはふわっとした柔らかさなんだけど、表面はサクッとした食感。
天丼の天ぷらっていうと、衣はサクサクとしてるのが多いのだが、フンワリ柔らか&サクサク衣がなんだか新鮮で、御飯と交互にかきこむといい塩梅だ。
油切れも良く、くどさの無い油なんで、結構な量を食べ進めても、サクっと入る天ぷらだ。
野菜陣もナカナカ美味しく、
ナスはなんともミズミズシイ感じで、カレー塩が掛けられてナカナカうまい。
椎茸は大判で肉厚なものが丸ごと一個入って、上には抹茶塩が掛けられててコダワリの一品という感じだ。
かぼちゃは結構大きめに切られてて、甘味が詰まってる。
シシトウはキリッとしたほろ苦さが、天丼の中でもいいアクセントになっとる。
御飯は天丼にあうようチョイ硬めの炊き加減。天丼のタレの染みこみもいい塩梅だ。タレは甘めの天丼のタレなんだが、甘味は若干おさえめのさくっとライトな感じだ。
御飯の量的には天丼チェーン店とかの量に比べると2倍はありそう。普通盛りだがしっかり多めだなぁ。
50円増しだが大盛りの設定もあり、天ぷらの量も多いしガッツリいくには選択肢としてありだなぁ。
みそ汁はシジミがタップリ入った一品。定食屋で出てくるような感じのみそ汁にシジミが入ってる感じだなぁ。
卓上には食べ放題の漬物も準備してくれるので、最後の御飯のお供にも事欠かない感じだ。
食べてみると、
今回食べた「豊野丼」は、けっこう大きめの海老天が3本も入ってて、野菜もテンコ盛りで大満足。野菜に掛けられたカレー塩やシイタケにかけられた抹茶塩などの小技もキラリと光り、最後まで飽きも来ない天丼が楽しめた。
天丼でこれだけタップリ天ぷらがのってるのに、食後は油ギッシュな感じや胸焼けなどもなく、サクっと腹に納まった感じだった。やはりあのフンワリ&サクっと衣がいいのだろうか。
特筆すべきは天丼もさることながら、大将のギャグだろう。
はじめて見た時はチョイコワイ感じのオヤジだったが、ギャグが炸裂すると店内の空気もなんだか穏やかになり、店の空気作りにも一役買ってる感じだった。
ギャグは、お約束のネタ系のものから、オヤジギャグなんかが多いんだけど、お客さんとのやりとりで、瞬時にギャグで切り返せるテクは、長年培ってきたギャグ魂みたいなものがあるのだろうと感心した。
今回はじめて豊野丼さんを訪問したのだが、天丼のネタにも大満足だったが、大将のギャグネタにもなんだか大満足。
天丼気分のときはまたおじゃましたい。
次回は黄金丼なる丼を食べてみたいなぁ♪
ご馳走様でした〜♪
店名:豊野丼 「とよのどん」
TEL:045-251-4740
住所:神奈川県横浜市南区真金町2-18
最寄駅:横浜市営地下鉄ブルーライン 阪東橋駅
営業時間:11:00~15:00,17:00~21:00
定休日:日曜日(※要確認)