これぞ川崎スタイルの絶品担々麺!元祖ニュータンタンメン本舗

川崎のニュータンタンメン

鷺沼駅から歩くこと3分ぐらい。

飲食店が多く立ち並ぶ細い路地に、元祖ニュータンタンメン本舗はあります。

元祖ニュータンタンメン本舗

元祖ニュータンタンメン本舗の外観

外観にはド派手な看板が掲げてあるのでカナリ目立っている。

こちらの元祖ニュータンタンメン本舗は、川崎を発祥として神奈川や東京に展開するタンタンメン屋。

全国区で担々麺と言うとゴマの味が効いた担々麺が一般的だが、こちらのニュータンタンメンは川崎を発祥とするタンタンメン。

世の担々麺とは一線を画する、カタカナ表記の独特なタンタンメンなのだ。

まずは店内に入店してカウンター席へ座りメニューを見てみた。

メニュー

メニュー
  • タンタンメン 860円
  • まぜタン 860円
  • 醤油らーめん 670円
  • 味噌らーめん 880円

などなどのラインナップ

ライスと餃子がセットになったタンタンメンセットや、よだれ鶏丼セットなんかのセット物もあるようだ。

トッピング系も充実していて

  • タマゴダブル
  • ニンニクダブル
  • ひき肉ダブル
  • もやし
  • コーン
  • 味付玉子
  • ザーサイ
  • バター
  • ニラ
  • きくらげ
  • メンマ
  • ネギ
  • バターコーン
  • チャーシュー

などから選択可能。これだけあればマイお気に入りタンタンメンを作ることもできそうだ。

トッピングの人気メニューは店内にランキング方式で表示されていて、

店内に貼られた、人気トッピングランキング
  1. にんにくダブル
  2. ひき肉ダブル
  3. ニラ
  4. ネギ
  5. もやし
  6. チャーシュー

など。組み合わせトッピングも可能だ。

辛さのセレクトもできるようで、、

辛さのレベル表示。写真付きで丁寧に説明されてる。
  1. ひかえめ
  2. 普通
  3. 中辛
  4. 大辛
  5. めちゃ辛

から選択可能。有料オプションの鬼辛は20円アップだ。

餃子やメンマなどのメニュー

そのほか餃子や焼豚、メンマなんかのオツマミ系もあるようだ。

これだけオプションが多いと選択に迷うが、、メニューの中から基本であろうタンタンメンの大辛+ニラのトッピング追加でオーダーしてみた。

店内のカウンター席

店内は厨房に面したカウンター席のみの構成で、15人も入れば一杯になりそう。

黄色いカウンター席の上には追加調味料系も準備されて、餃子用に酢、醤油、ラー油。タンタンメンを辛くするための「激辛パウダー」なんかも置かれている。

他のお客さんの注文を聞いてると、やはりタンタンメンが一番人気のようで、みなさんお気に入りのトッピングで注文されてて、にんにくダブルや玉子ダブルが人気のようだ。

以前食べたニュータンタンメンは、しばし前になるが、独特の味わいのタンタンメンに感動したのは記憶に新しい。

中華料理定番の担々麺のようなゴマ味の担々麺ではなく、川崎を発祥とするニュータンタンメン。

川崎出身の者に聞くとゴマ味の担々麺は邪道であり、本来の担々麺の形は溶き卵の入ったニュータンタンメンが標準スタイル!と豪語するものがいるほど、川崎民にとってはソウルフードとも言えるタンタンメンなのだ。

なぜだか川崎民でないワタクシも、あの独特の旨さを時々無性に食べたくなるんだよなぁ。。

そんなこんなで色々考えてると、オーダーから10分ほどでタンタンメンが供された。

タンタンメン

タンタンメン

ぬぅおおおお〜!

真っ赤なスープの上に乗った黄色いタマゴとのコントラストがなんとも食欲をそそる〜!

しかもラーメンドンブリは洗面器に匹敵するほど大きく、レンゲもかなり大きめだ!

まずはスープを一口頂いてみた。

赤いスープをレンゲですくってみた。

真っ赤に染まった大辛のスープは辛さのパンチもあるのだが、ベースになってる鶏ガラなのか、ただ辛いだけでなく味わい深くてウマい。

辛さの段階でいうと「大辛」はかなり上なのかと思ったが、スープのベースの味わいと玉子のマイルドさと相まって、辛味の中に旨味が詰まったスープという感じだ。

卓上に置かれた激辛パウダーのボトル

辛さが足りない人には卓上に「激辛パウダー」なる辛味ボトルも置かれているので、あとからの調節も可能のようだ。

中部と麺を箸で持ち上げてみた

麺は中太でプリッとしていて、辛いスープが絡んできて美味しくすすれる。

タマゴはふわふわの「かき卵」状態に仕上がりになっていて、レンゲでひき肉と一緒にかき込むといい感じに啜れる。

ニンニク、タマゴ、ひき肉と共にノーマルでもたっぷり入っているが、お好み似合わせてダブルにする追加も良さそうだ。

特にフワフワ玉子は是非追加オプションとして入れておきたい一品だなぁ。

フワフワ玉子とニラ

追加トッピングで入れたニラの相性がよく、辛味の中にニラの風味が加わり食欲が増進される〜。このオプションは中々アタリだなぁ。

器の底にはにニンニクもタップリ入っていて、パンチの効いた味わいだ。ノーマルでもニンニクの量がソコソコ入っているのでパンチはカナリ効いてる。

そしてタンタンメンを食べ続けるのだが、辛さと玉子のマイルド感との融合が絶妙で、大辛セレクトではあっあが辛すぎることもなく、最後はスープまで完飲し美味しく完食だ。

食べてみると、、

タンタンメン

唐辛子で仕上げた辛味スープに玉子とひき肉が入った独特のタンタンメン。

胡麻風味の担々麺にはない辛さとニンニクのパンチ。そこにタマゴが入ることでマイルドにさせてくれ、パンチ&マイルドの見事なあわせ技には感動を覚えた。

特筆すべきはニュータンタンメンの独特の存在感だ。

店内に貼られた元祖ニュータンタンメン本舗の案内

担々麺といえばゴマ味のアレが世の標準的な担々麺と誰もが想像するのだが、あえて「ニュー」をつけたカタカナ名称の「タンタンメン」は、世の担々麺とは一線を画し、川崎のソウルフードとも言える独自のタンタンメン。

ネーミングこそ担々麺と同じ響きではあるが、唐辛子+溶き卵+ニンニクなどの独自のスタイルで提供されるタンタンメンは、独自のアイデンティティを持ち、ゴマ味の担々麺とは異なるタンタンメンとして世に認知されている。

卓上に置かれた調味料類

昨今ではコンビニのカップ麺や袋麺でも販売されるほど全国区にもジワジワと勢力を広げつつあるニュータンタンメン。

川崎ソウルフードが関東圏のお店だけでなく、全国区どこでも食べられるのは嬉しい限りだ。

川崎が生んだ独特の旨さが特徴の元祖ニュータンタンメン。

お店に行ける人はぜひお店で、行けない人はカップ麺や袋麺で!
興味のある人は是非一度試してみてはいかがだろうか。

次回はニンニクもタマゴもダブル増しで追加してみたいなぁ。

ごちそうさまでした~!

店名:元祖ニュータンタンメン本舗 鷺沼店
TEL:044-862-5099
住所:神奈川県川崎市宮前区鷺沼3丁目1−36

最寄駅:東急田園都市線 鷺沼駅
営業時間:月~土18:00~25:30(オーダーストップ25:15)  祝17:00~24:00
定休日:日曜※要確認
公式ホームページ:https://new-tantan.jp/