日本の中枢のビックグステーション、東京駅。
その東京駅の八重洲口の地下街に、カレーショップ「アルプス」さんはあります。
カレーショップアルプス@東京駅八重洲地下街
場所的には、八重洲地下街(通称ヤエチカ)のオレンジロードの角で、東京駅側からだとキャラクターストリートあたりから大丸の地下食料品街を抜けたところ。
店頭には赤や黄色のド派手な価格表示がされてて、遠目にもリーズナブル感がわかる。
隣には格安の蕎麦屋(?)も存在し、ヤエチカの中でも、ひときわ価格競争の激しい地帯のようだ。
店頭には券売機が置かれてて、まずはここで食券を購入だ。
メニュー
- BIGチキンカツカレー 630円
- BIGハンバーグカレー 630円
- BIGカツカレー 630円
- カツカレー 500円
- 鶏の唐揚げカレー 500円
- 麻婆豆腐カレー 500円
- 旬野菜カレー 520円
- たっぷりチーズカレー 530円
- 白身フライカレー 480円
- バターチキンカレー 600円
- 超満腹スペシャル7 950円
- チキンカレー 430円
- 朝カレー 380円(開店〜11:00まで)
- タイムサービス(コロッケ・チーズ・チキンから選択可、14:00〜19:00) 350円
などなどのラインナップ。通常のカツカレーの他にヒレカツカレーがあるのは脂身注意報のお父さんサラリーマンの強い味方だ。
しかも、どのカレーもワンコイン500円前後の設定で、東京駅の中では壮絶に安い。安すぎるっ!
15時から19時のタイムサービスは、カレーが290円で提供されてて、これは感動に値する。しかもプレーンなカレーではなく、コロッケ、チキン、チーズから何らかのトッピングができての290円!良い意味で狂ってるとしか言いようが無い。。
たしか以前食べたコロッケカレー290円の感動は、東京駅というロケーションで何者にもかえがたいものがあった。
店頭のノボリに書かれてる、「えっ!?東京駅でこの値段???タイムサービス290円」の文字は、コノ東京駅の飲食街に激震を与えてるのは間違いないだろう。
この日は月曜日でランチタイム時間ということもあり、ビッグシリーズの選択肢がイチバンお得そうで選ばずにいられない。。月曜であったことが何だか幸運だったことに感動を覚える。ラッキー!
これまで食べたビッグシリーズの中で、カツカレーは経験済みだが、ビッグな感動を覚えたのは記憶に新しい。
これまでビッグなヤツとしてはカツカレーは経験済みなのだが、イチバン左のボタン「チキンカツカレー」を食べたことが無く、非常に気になりポチッと押してみた。やはり左側からオススメメニューが列ぶ世の法則から間違いないだろう。。ぽちっとな!
食券を手にイザ店内へ!!
まずはトレーを取って、スプーンを取る。
スプーンは先割れタイプとノーマルタイプから選択可能だ。今回はチキンカツ付きなので先割れタイプを選択。
そういえば昔は学校給食で先割れスプーンが出されてたなぁ。。なんか懐かしい。。
そして受渡口で食券を渡しカレーが供される。
ランチタイムは行列ができることもしばしばだが、列がなければ提供は15秒ほどで出てくる、吉野家も真っ青の秒殺での提供。
店内はキホンカウンター席のみの構成で、サラリーマン率100%。みなさん黙々とカレーと向き合ってて、おしゃべりする人は皆無だ。
そして空いてる席を見つけて、カレーを頂いてみた。
ビッグチキンカツカレー
ぬぅおおおおお〜
楕円皿に盛られたビッグチキンかつカレー。
チキンがデカ過ぎて、ライスが見えないざますよ!
まずはチキンを食べてみた。
チキンは厚みこそ1センチでそこそこだが、やたら大きさだけはある。
手のひらサイズというべきか、じゃんけんで手をパーにした時の大きさだ!
キツネ色に揚げられた衣は、小さめのパン粉が使われチキンからペロッとはがれてしまうデリケートカツ。
チキンはかなり柔らかく、口に含んで歯でスパッと切れる。
手をパーにしたぐらいの大きさなので、食べ応えも十二分だ。
カレールーは、若干トロミの付いたタイプで、野菜などは全部溶け込んでるのか、具材の姿は見えない。どことなく欧風カレー的な感じだ。
始めはあまり辛さを感じないルーなのだが、食べ続けると舌先からピリピリとくる刺激が襲ってくる。本格カレーの香辛料的な辛さではなく、唐辛子のような直球ストレートなパンチの辛さ。カーブやスライダーなんかの変化球は一切無い。
辛さは中辛よりチョイ辛いぐらいのチョットオトナの辛さなので、辛いものが苦手な人にもこれなら大丈夫かと。。
チキンカツの下に隠れてるライスは、艶やかな炊きあがってて一粒一粒がしっかりと立ってる。どことなくカレー専用に固めに炊いてる感じに、カレー専門店らしさを感じる。なんだか米にはコダワッテル店内の案内書きもあるようだ。
そしてカレーを食べ進めるのだが、大きめのチキンカツの洗礼がかなり効いてきて、カレーと合わせるとかなりの満腹度。
やはり「ビッグ」の名に偽りなし!という感じだなぁ!
そしてさいごは、卓上食べ放題の福神漬けを合わせて頂く。
スタンドカレー店でコノ価格帯なら、どぎつい赤の福神漬けが似合いそうなのだが、なぜだか無着色系の体にやさしそうな福神漬け。
この優しい色合いの福神漬け。
なんとなく、体を気遣ったヘルシーさを感じるなぁ。
食べてみると、、
東京駅でワンコイン前後で頂けるアルプスのカレー。
今回は、お得でラッキーな月曜日ということで、ビッグシリーズのチキンカレーを頂いたのだが、さすが筆頭格の左のボタンだけのことはあり、かなり満足度の高いチキンの「ビッグ」具合には感動を覚えた。まさにビックリ状態だ。。
やはり東京駅というビッグステーションで、これだけのボリュームのカレーがワンコインで頂けるのだから、すばらしいとしか言いようが無い。
特筆すべきは、アルプスさんのお得なカレーの数々だろう。
月曜日はビッグシリーズがワンコインとお得になり、木曜日は大盛り無料デー。また、毎日15時からのトッピングカレーが290円なのは、まさに驚きの一言だ。
これまでもアルプスさんで色んなカレーを試してみたが、やはり感動に値するものが多く、東京駅というロケーションでありながら、財布に優しくお腹いっぱいの方程式は見事に確立されてる。
東京駅というとラーメンスタジアムや全国の飲食店が一同に集い、食の選択肢としてはかなり幅広く選択に困ることはないのだが、かなり値段が高い。
ラーメンは800円前後は当たり前やし、オサレなお店に入ろうものなら、ランチ価格1000円以上はフツーにする地帯。
日本の中枢駅ということもあり、観光客や乗り換えの方もかなり多く、東京駅名物を求め財布のひもが緩くなる場所ではあるのは紛れも無い事実だ。
ただ、ビジネスの街としての東京駅の側面もあり、サラリーマンなんかにはランチ難民になりかねない、非常にランチの選択肢に悩ましい駅なのだ。
そんな中で、ワンコイン500円前後でカレーを提供されてるアルプスさん。
まさに東京駅をビジネスとして利用するサラリーマンの味方であることは間違いないだろうし、セルフサービスでサクッと手早く頂けるスタイルは、時間のないデキルビジネスマンにはホントにありがたい。
日本の中心の駅「東京駅」で、ビジネスマンの胃袋をリーズナブルかつボリューム満点で支えていることは、間違いない事実だろう。
東京駅でカレー気分の時は、またお邪魔したいな。
次回は「とんチキ」なるビッグシリーズを試してみたいなぁ。なんやねん「とんチキ」って。。
ご馳走さまでした〜!
店名:カレーショップ アルプス
TEL:03-3274-4002
住所:東京都中央区八重洲地下街北1号 八重洲地下街 オレンジロード
最寄駅:東京駅(八重洲口地下街、通称ヤエチカ内)
営業時間:10:00~21:30,土日祝10:00~21:00(タイムサービス的なカレーは15:00〜19:00)
定休日;無休(※要確認)