横浜駅西口から歩くこと5分ぐらい。
飲食店が立ち並ぶ鶴屋町の奥地にあり、夜になると妖しげな感じのお店がある地帯に「麺場 浜虎」はあります。
休日のお昼時の訪問だったが、店頭にはかなりの行列ができてカナリの人気店のようですね♪
並んでいる間に店頭にあるラーメンに対するウンチクがかかれてるので、読んでみた。
ラーメン発祥の地 横浜と書いてあり、、、
要は、
ルーツである中華料理の技法取り入れる事にこだわった。
ラーメン店の修行を経た上で、日本屈指の広東料理店に入り、試行錯誤、長期間メニュー開発を行った。
とのことだ。
ふむふむ、、
そして最後は、
ルーツたる中華の香りを活かしながら他に類を見ない個性的なラーメンを完成するに至ったのである。
とのこと、、
なんかウンチクを読むだけでカナリ期待感倍増ですよ〜♪
これは只者ではないラーメン店のニオイがプンプンしますよ〜♪
行列に並ぶこと20分ほどで入店。入店後に食券を買うスタイルのようだ。
メニューは
醤そば 680円
活力醤そば 780円
黒豆納豆そば 780円
塩鶏そば 830円
コク塩鶏そば 830円
塩ネギ鶏そば 980円
つけそば 700円
麺の大盛りは無料で、つけそば(つけ麺)は大盛り、特盛まで同じ価格のようだ。
基本メニューは、醤(じゃん)そばと思われたが、「コク塩鶏そば」という文字の「コク」がどうしても気になり、ぽちっと押してみました。
店内のカウンター席に座り、食券を渡す際に麺の量を告げます。
もちろん大盛りでお願いしてみた♪
店内は厨房をぐるりと囲むコの字のカウンター席と、テーブル席が4つぐらい。
建築現場の足場用のパイプが組まれていたり、足場らしきメッシュ状のものが付けられたりと、凝った作りだ。
BGMは重低音な感じのヒップホップ系の若者向けの音楽だったり、店員さんは作業用のツナギを着ていて、昔ながらのラーメン屋のような職人気質な感じでなく、わりと若者ウケしそうな感じの店内ですね♪
厨房内はカウンター席からよく見えるようになってて、麺を茹で上げたり、トッピングをしたりと一連の作業が見えます。
茹でるザルで一気に4杯分温めて、湯切りも4つのザルを一気に持ってやるみたいですね。
そして丼への投入も4杯分同時に注ぎ込むなど、一気につくり上げる感じのスタイルみたい。
そして、オーダーから15分ほどで、コク塩鶏そばが供された。
ラーメン丼は、全体的に細身のスタイルで、底の方になるとカナリ細くしぼられてる、オモシロイ形だ。
まずはスープを頂いてみた。
鶏のやさしい感じと、豚骨のようなコクがフワッと漂う。
そこに焦がしネギの香ばしい香りが広がり、ナカナカうまい。
鶏ベースなので、基本的には優しい味わいのベースのスープに、動物系のコクを加えたような味わい。
麺は中太の縮れ麺。
芯にコシが残る食感で、ズルズルと美味しくすすれる麺だ。
大盛り無料の麺の量はしっかり多めで、食べごたえアリですなぁ〜。
トッピングは、鶏チャーシューと味玉とネギ。
鶏チャーシューはまさに鶏肉そのものをスライスした形で、鶏の旨みがしっかり詰まってる。
これはうまい。
味玉は黄身がトロリとしている半熟加減で、黄身への味付けはおさえめな感じ。
メンマは細めのタイプで、コリッとした食感がイイカンジ♪
最後は動物系のコクが漂う優しめのスープを完飲みでした。
食べてみると、中華料理の基本の鶏のスープをベースとしているだけあって、ふんわり鶏のベースが効いた感じでナカナカ旨かった。
最近、鶏をベースにした「鶏そば」が流行ってるようだけど、鶏そばの麺屋武一(新橋)やラーメン人生JET(大阪)のような鶏の濃厚さではなく、あくまでも中華ベースの鶏の優しい味わいだった。
大衆料理であるラーメンという意味では、ちょっとパンチがおさえめな気がする。。。
店内の工事現場のような雰囲気&店員のツナギの作業着&ヒップホップ的なBGMなど、なんとなく若者ウケしそうな店だなぁと思った。
店頭に書かれたラーメンの歴史や味に対する職人っぽいコダワリと、若者ウケしそうな店内の雰囲気がちょっとチグハグな感じがした。
まぁ、最近はオサレ系のラーメン屋やつけ麺屋もあるので、これはこれでアリなのかなぁ。。。
横浜というと家系ラーメン全盛だが、たまには鶏ベースの優しいラーメンなんてのもいいかもしれない。
横浜に来る時はまたおじゃましたいと思う。
次回はスタンダードな鶏そばの方を試してみたいなぁ。
ご馳走様でした〜♪
店名:麺場 浜虎(めんば はまとら)
TEL:045-311-3336
住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-12-1 鶴屋町第二ビル 1F
最寄駅:横浜駅
営業時間:11:00~24:00
定休日:無休(※要確認)