サクサクの衣が美味しいカツライス。「かつ平」
日本橋三越の前の中央通りから少し入った裏路地にお店はありました。お昼時に訪問しましたが、この界隈は天丼屋さんなどの飲食店がたくさんあるランチスポットでした。
外観は和風の佇まいで、いかにも「とんかつ屋」という感じです。
暖簾をくぐり店内に入ると、せまいお店でしたが席は満席状態。リーマンの方を中心に、女性同士のお客さんもいるようでした。
メニューは壁に書かれており、カツ5種類とランチ定食のシンプルな構成です。
カツライス定食 850円
ロースかつ定食 1100円
ヒレカツ定食 1150円
エビフライ定食 1100円
盛り合わせ 1300円
ランチ定食900円は、ハンバーグ、一口カツ、カニコロッケの3品盛り合わせのようでした。
メニューの中から「カツライス定食」をオーダー。
待つこと10分位で料理が供されました。カウンターの中の大将から「カウンターからで申し訳ないね〜、お待たせして申し訳ないね〜」の一言。他のお客さんにも料理提供の際やお店を出るときに一言ずつ声をかけられていたり、細かい心配りをされていて感心しました。
トンカツはキツネ色に揚がっていて大振りです。付け合せはキャベツとスパが少量です。
まずは何も付けずにカツを頂いてみると、衣のサクサク感が心地良いです。パン粉は割と粗目のものを使ってあるようで、肉に到達する前の歯ざわりがサクっとしていて、香ばしい衣が美味しいです。
肉は中心までしっかり揚げで、脂身は少ないが豚肉の風味がよく、美味しくいただけます。厚みは1センチぐらいでしょうか。
きっとロースカツならもう少し脂の入りも良く、甘みもあるのでしょう。
塩で食べてみましたが、脂が少ない分、塩でうまさが引き立つ感じではないです。
テーブル上の「辛口」「甘口」2種類のソースを試してみましたが、甘口ソースとカラシを少量付けると何とも美味しく、ごはんが進みます。ソースはすべてのカツに一気にかけると衣のサクサク感が崩壊しそうだったので、その都度カツにかけてカラシをちょい付けしていただきました。ご飯は大きめの茶碗に盛られてあり、カツを食べるのに十分な量でした。
付け合せのスパは味付けは薄めでしたが、素朴で美味しかったです。洋食屋さんの付け合せのスパという感じで、主役のカツの小休止として美味しく頂けました。
サクサクした衣のトンカツを甘口ソースとカラシでワシワシと頂き、満腹で大満足でした。
日本橋でトンカツ気分の時は、またお邪魔したいと思います。
次回はロースカツを食べてみたいです。
店名:かつ平 (かつへい)
TEL:03-3243-6858
住所:東京都中央区日本橋本町1-2-3
交通手段:東京メトロ三越前駅
営業時間[月〜金]11:30〜14:00,17:30〜20:00
定休日:土曜・日曜・祝日