川崎駅から歩くこと5分ぐらい。
地域密着型のお店が軒を並べるアーケード商店街「銀柳街」の中に、川崎鶏唐揚定食店はあります。
川崎鶏唐揚定食店
どストレートな店名で、カラアゲ好きであれば一度見たら忘れられない店名だ。
店頭には大きな看板が掲げてあり「さくさくジューシーな鶏のうまみ。ご飯おかわり無料!!」などの唐揚げ好きのハートを刺激するキャッチーな文字が書かれてる。
価格も明朗会計で、唐揚げの盛り加減で明記されてる。
店頭では唐揚げのお持ち帰りテイクアウトの対面販売も行われてて、唐揚げ弁当なんかも販売されてる。ランチタイム時には行列ができてて、ナカナカ人気があるようだ。
まずは赤いノレンをくぐり、大人の階段を登り2Fの店内へと向かう。
店内は、ほぼカウンター席という構成で1人メシ向け中心だが、テーブル席も数卓準備されている。
まずは空いている席に座り、メニューを見てみた。
メニュー
唐揚げ1択ではあるが醤油と甘だれで別れていて、2つを半分ずつ組み合わせたミックスも設定されてる。
- 並盛り4個 700円
- 大盛り6個 800円
- 特盛り8個 900円
その他、おろしポン酢、チキン南蛮、油淋鶏なども準備されてて、唐揚げの亜種についても選択肢として対応しているようだ。
キホンと思われる「醤油」にもトキメクが、「甘だれ」なる響きも気になるところだ。
ここは優柔不断のためと思われるメニュー「醤油+甘だれ」のミックスでお願いしてみた。盛りは若干多めの大盛り6個で。。
卓上には唐揚げのお供の調味料類が準備されてて、マヨネーズ、七味、塩なんかが置かれている。
店内はサラリーマンや男子のお客さんが多いが、意外と女子一人でのお客さんも多い。
「唐揚げ定食」という響きや、おかわり無料のご飯などから、男子率が高いのかと思ったが、なにげに女子にも人気がある。
やはり唐揚げは、男女問わずで日本で愛されてるおかずNo1なのだろう。。唐揚げってなんだかスゴイ!
そんなこんなで考えてると、オーダーから10分ほどで唐揚げ定食が供された。
唐揚げ定食
トレーに載せられた唐揚げ定食。
サクサク感が漂う衣のビジュアルが何ともうまそうだ。
まずは醤油味を頂いてみた。
サックリとした軽めの衣感で、衣の下からはジュワッと肉汁が溢れ出す。
下味は醤油ベースでしっかり味がついてるので、何も付けないで食べても十分うまい。ご飯のお供にベストマッチングな唐揚げという味わいだ。
何も付けなくてもうまいのだが、卓上のマヨネーズが掛けてくれと叫んでいる気がし、掛けてみたのだが、コレが何気にいい。
もともとの醤油味に、既製品と思われるマヨネーズの酸味がいい感じに絡みつき、非常に味わい深い。
そもそも、唐揚げにマヨネーズを付けるという概念を考えたやつは素晴らしすぎると思う。最初にディップしたやつ天才!ビバ、マヨネーズという感じだ。
そして甘だれ味を試してみた。
甘いタレに潜らせてあるようで、全体的にしっとりとタレが絡みついてる。
その上からはネギが散らしてあり、どことなく中華風な感じがしないでもない。。
名前通り、甘みが先行するタレの味わいで、ネギのピリッとした感じが甘さに対比するアクセントを与えてくれる。
どことなく中華風、でも和風的な甘タレだなぁ。
唐揚げの脇には千切りのキャベツも添えられてて、お野菜補給もバッチリだ。
和風ドレッシングが置かれてるので、こいつをかけて頂く。
ドレッシングとソース、醤油などは卓上には置かれていないので、ドレッシングコーナーに取りに行く。
そして唐揚揚げを食べ進めるのだが、御飯との相性抜群の唐揚げに、あっという間に御飯がなくなる。
無料おかわりの御飯はセルフサービスになってるので、自分で好きなように盛ることができる。
セルフ盛りなので、ガッツリ御飯大好きな方にも安心のシステムで、てんこ盛り、大盛りごはんも自由自在だ。
そして、残る唐揚げを頂きながら御飯をかき込む。
大盛りで頼んだので唐揚げがナカナカのボリューム感なのだが、唐揚げの相棒の御飯もおかわりができで、超満腹状態。
付け合せはコーン入りのサラスパ、そして豆腐とわかめの味噌汁。
からあげ定食の付け合せとしてフツーではあるが、メインおかずの唐揚げのアシスト役としてはイイ仕事をしてくれる。
お漬物は卓上食べ放題なので、最後のゴハンはこれでいただく。
食べてみると、、
揚げたてサックリの唐揚げを御飯でシンプルにかき込む。
しかも唐揚げの相棒たる御飯のおかわりは無料。
定食屋の数あるメニューの中のひとつ「唐揚げ定食」ではなく、一つの素材「唐揚げ」にこだわった専門店ならではの味わいには感動を覚えた。特にキホン味の醤油がナカナカうまかった。
素材が際立って良いとか、大盛り感がすごいとか、なにかが突出して目立ってるわけではないが、フツーにうまい唐揚げを専門店として提供してくれる川崎鶏唐揚定食店さん。
世で「専門店」というと、1点豪華主義の価格高騰、他にはないですよー的な集客が展開されることも多いのだが、なにも背伸びしないフツーの唐揚げを専門店として提供するスタイルには、唐揚げフェチとしてなんだか安心感や感動みたいなものを覚えた。
唐揚げが好きな方は、いちど試してみてはいかがだろうか。
唐揚げの量も御飯の量も選べるので、唐揚げフェチにはタマラナイお店かと。。
川崎に来るときは、またお邪魔したい。
次回は、おろしポン酢の方も試してみたいなぁ。
ご馳走様でした〜!
店名:川崎鶏唐揚定食店
TEL:044-223-8615
住所:神奈川県川崎市川崎区砂子2-3-1
最寄駅:JR川崎駅、京急川崎駅
営業時間:11:00~19:00(2017年1月20日より改定)
(旧営業時間11:00~15:00 17:00~21:00)
定休日:日曜日(※要確認)