東急東横線、白楽駅から歩くこと6分ぐらい。
新横浜から横浜方面に抜ける県道12号線の六角橋交差点近くに、天どんの店「天せ」はあります。
天丼の店 天せ
目の前には六角橋のバス停があり、大通りに面したお店。
店頭には、「うまい・安い・天丼の店・天せ」と書かれていて、目立っている。
店頭には値段表示されたメニューも掲げられてるので、明朗会計。
安心して入店可能だ。
まずは白いノレンをくぐり入店してみた。
メニュー
メニューは天丼などのドンブリものと、天ぷら定食に分かれていて、、
丼ものだと
- 天丼 600円
- やさい天丼 1000円
- かきあげ天丼 1000円
- あなご天丼 1200円
- えび天丼 1200円
- 上かきあげ天丼 1250円
- 大えび天丼 1700円
- 上天丼 1800円
などなどのラインナップ。
定食系だと、、
- 天ぷら定食 1000円
- やさい天定食 1350円
- かきあげ天定食 1350円
- えび天定食 1550円
- あなご天定食 1550円
- 上かきあげ天定食 1600円
- 大えび天定食 2000円
のラインナップ。
天ぷら単品の注文にも対応していて、、
- 大えび天 600円
- えび天 300円
- あなご天 400円
- アスパラ天 180円
- ししとう天 150円
- 舞茸 150円
- のり天 130円
- なす天 130円
などなどから選択可能だ。
ちなみに、お持ち帰りテイクアウトにも対応しているようで、事前の電話注文でもOKだ。
御飯の大盛りは100円アップなのだが、金曜日はライス大盛りサービスデーのようで、「大盛りにします?」の問いかけに、「もちろん!」でお願いしてみた。
どのメニューにもトキメクが、やはり天丼専門店らしくお値段はソコソコする。。
ここはやはりスタンダードで「お得なサービス品」との案内も書かれてる600円の天丼をお願いしてみた。
店内は厨房に面したL字のカウンター席のみの店内で10人ぐらい入ればいっぱいになるお店。
黒を貴重といた純和風の佇まいで、どことなく落ち着きがあり趣のある店内だ。
厨房内では大将と思しき男性が天ぷらを上げたり、ごはんを丼に入れたりと忙しそうだ。
厨房内はカウンター席からも至近距離になっていて、天ぷらを揚げるオペレーションの一連の流れが見える。
ネタに衣をつけ、大きな油鍋に入れたら丁寧に上げていく。
天丼というと全国チェーン店のアレもあり、天丼をワンコインちょいで食べられるのだが、天ぷら専門店で個人経営の「天せ」さんの600円の天丼がどのくらいなのか楽しみだ。上天丼とか本格派の値段だし。。
そしてオーダーから15分ほどで天丼が供された。
天丼
ぬぅおおおおおおおおおお〜!
メニューの中で最安値の天丼ではあるが、ビジュアル的にはなんの遜色もない、まさにTHE天丼だ。
大盛りの御飯の上に鎮座する天ぷらはエビ天2本も乗っていて、嬉しさ2倍2倍だ!
まずは天丼を頂いてみた。
揚げたてアツアツの天ぷらはどれも揚げたてアツアツ。
ネタは、エビ天2本、キス天、イカ天、ピーマン天、海苔天など。
ネタが大きいとはお世辞にも言えないが、どれも600円の天丼としては十分すぎる大きさで非常に満足度が高い。
海老天はプリッとして食感がよく、小さめではあるが2尾もついてて満足度が高い。
イカはプリッと柔らかい食感で、これもナカナカうまい。
キス天は魚の風味が良くうまし。
ピーマンは細切りだが、独特の苦味が天丼の中でアクセントになってる。
海苔天はナカナカ珍しいが、口の中に磯の香りが広がってこれもいい。海苔が厚めなのがウレシイ!
どのネタも衣はふっくらとしていて、タレをじんわりと染み込ませてある。
このタレが絶妙で、濃いめの甘じょっぱい感じのよくある天丼のタレと違い、あっさりとしてるけど甘じょっぱく、タレの濃さが素材の味を邪魔をしない感じの素朴系のタレとして天ぷらにシミシミに染み込んでる。
天ぷらに垂らされたタレは、ごはんにもシミシミになっていて、天丼のネタと御飯を同時にかき込んでもいい。
ごはんは天丼に合うよう若干硬めの炊き加減で、タレの染み込みが加わってもワシワシと美味しくかき込める。
大盛りの御飯はナカナカの多さで、食べざかり男女にとっては満足できる量だ。
味噌汁はワカメ入りのシンプルな味噌汁で、天丼のインターバルとして美味しく啜れる。
卓上には食べ放題の紅生姜が置かれてるので、最後の御飯はお口直しにいただきながら完食だ。
食べてみると、、
天丼専門店「天せ」の天丼。
メニュー構成から間違いなくサービス品かと思われたが、600円という安い価格設定でも食べてみて内容充実で納得の天丼だった。
専門店の店員さんが目の前で手作りで揚げてくれて600円という安い価格。
しかも通常メニューの価格帯は高級天ぷら屋に匹敵する価格帯なので、専門店のアツアツ天丼が600円で食べられるのであれば、コスパ最高でお得としか言いようがない!
ネタの大きさは超大きくはないが、天丼としては標準的な大きさなので食べごたえとしてもイイ感じだし、価格を考えれば満足度が非常に高い。
御飯の大盛りは通常100円アップだが、金曜日なら大盛りサービスデーなので、こちらも嬉しいサービスだ。
横浜六角橋近くの天丼屋「天せ」さん。
昨今の六角橋あたりはラーメンなどの若者に人気のグルメが目白押しの街だが、昔ながらの天丼を専門店としてリーズナブルに提供する姿には、どこか感動するものを覚えた。
横浜白楽あたりで天丼気分の方は、専門店の「天せ」さんの天丼をぜひ試してみてはいかがだろうか。
六角橋あたりに来るときは、またお邪魔したいなぁ。
次回は舞茸の天ぷらも追加で注文してみたいな。
ごちそうさまでした〜!
店名:天丼の店 天せ
TEL:045-491-2383
住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3丁目6−5
最寄駅:東急東横線 白楽駅 ,横浜市営バス 六角橋バス停
営業時間:11:00 – ラストオーダー20:00
定休日:日曜日(※要確認)