水道橋駅から歩くこと3分ぐらい。
大通りから一本入った、飲食店が多く並ぶ地帯に「ハングリー味川」さんはあります。
ハングリー味川@水道橋
![ハングリー味川の外観 ハングリー味川の外観](https://lh3.googleusercontent.com/-yLizoB7WAWE/WPGLTDkpH8I/AAAAAAAAknA/2sYnGLQxZCsamvPXrxdj6TvhHCmtu7X3gCCo/s640-o/R0006680.jpg)
店頭には赤い看板が掲げられてて、黄色い文字で書かれた「カレー」の文字が何とも力強い。
店先にはカレーメニューも出されてて、明朗会計。安心して入店可能だ。
![店頭のカレーメニュー 店頭のカレーメニュー](https://lh3.googleusercontent.com/-hktlP7ZXs90/WPGLTOTI5tI/AAAAAAAAknA/XF7CLD0TI5gobefq6mfTqAhj5rX_0bh7ACCo/s640-o/R0006686.jpg)
まずは空いている扉のカーテンをくぐり、入店してみた。
![カウンター上の卓上調味料 カウンター上の卓上調味料](https://lh3.googleusercontent.com/-zHBhZMhFmAE/WPGLTGpAZ3I/AAAAAAAAknA/i_ndDpRAnW8UzouSLJEMJO6Lpw767zGYQCCo/s640-o/R0006658.jpg)
店内は厨房に面したL字のカウンター席のみで、メチャメチャ狭い。まさにTHEスタンドカレー店という空気感だ。
メニュー
![メニュー メニュー](https://lh3.googleusercontent.com/-KZJinbsndG8/WPGLTAk-AOI/AAAAAAAAknA/ANn9YTFhJxMG1kr6La0PvMWJQa9wTwpRACCo/s640-o/R0006673.jpg)
- カレーライス 500円
- 玉子カレーライス 550円
- きのこカレーライス 600円
- なすカレーライス 650円
- チキンカレーライス 650円
- ポークカレーライス 680円
- ハンバーグカレーライス 700円
- ビーフカレーライス 730円
のラインナップ。大盛りは100円アップだ。
普通のカレーがワンコイン500円から頂けるのは、学生やサラリーマンのまち水道橋で何ともありがたい。
なにげに、どのカレーにも「カレーライス」の表記があるのにコダワリを感じる。。
トッピング系カレーの中でも、ひと際目を引くのが「ハンバーグカレー」だ。
店内の他のお客さんのオーダーほぼ8割がたハンバーグカレーのようで人気がある。これは気になる!
というわけで、早速ハンバーグカレーを玉子乗せでオーダーしてみた。
![カレーを盛り付ける店員さんと福神漬、らっきょう カレーを盛り付ける店員さんと福神漬、らっきょう](https://lh3.googleusercontent.com/-eLTJYRac-qs/WPGLTEXiJvI/AAAAAAAAknA/JHWEfyytgCUPjzflE_PL-Xt0-pBwfoIQACCo/s640-o/R0006675.jpg)
厨房内では、初老の男子店員さんと女性の2名で切り盛りされてる。阿吽の呼吸でやり取りされてて、きっとご夫婦なのか。。
そしてハンバーグカレーのオーダーが入るたび、ハンバーグネタを両手でペタペタと飛ばしながら空気抜く。
![ハングリー味川の外観とビルに付いた赤い袖看板 ハングリー味川の外観とビルに付いた赤い袖看板](https://lh3.googleusercontent.com/-Zau2QzGzNX0/WPGLTOaiNiI/AAAAAAAAknA/s9oqjYvaGPcBBtdD5zzIexXoc6Tv4Z0UQCCo/s640-o/R0006684.jpg)
ペタペタと空気を飛ばすスピードは、まさに32ビートぐらいの速さで、超高速ペタペタとやられてる。
店主の見た目の御年からは想定できない程のスピード!しかも腰が入っててのペタペタペタ、、、
そして目の前の鉄板に広げて、ジュワーッとハンバーグを目の前で焼いてくれる。
ハンバーグが焼きあがったなら、アーモンド型で盛られたライスの上にハンバーグをどーんと乗せる。
そしてカレールーを3度かけ、オーダーから10分ほどで完成。
皿の脇に落ちたカレールーきちんと拭き取るなど、見栄えの美しさも追求されてる。
ハンバーグカレー@玉子のせ
![ハンバーグカレー玉子のせ ハンバーグカレー玉子のせ](https://lh3.googleusercontent.com/-MZMMm0S_30A/WPGLTEbGKUI/AAAAAAAAknA/uHe-hi6cOcsRgkcEbDI62bM4sI0rTmb_ACCo/s640-o/R0006659_mini.jpg)
大皿に盛られたハンバーグカレー。
たっぷりと盛られたカレールーは、黒々としてて若干褐色がかってる。
まずは一口頂いてみた。
具材は煮込まれてて、その姿はほとんど見えないカレールー。若干トロミがある。
![カレールー。上にはフレッシュクリームが一筋 カレールー。上にはフレッシュクリームが一筋](https://lh3.googleusercontent.com/-hhAfIqCl4AQ/WPGLTFfAijI/AAAAAAAAknA/_bQUilVHTJw2M81mHX0qRrU8LmF3JlR2wCCo/s640-o/R0006664_mini.jpg)
辛さは抑えめで、世の中辛よりもさらにマイルドな味わい。辛さが控えめな分、ルーの中の野菜などの旨味がしっかり伝わってくる。
辛いものが好きな人には、卓上に辛味のカイエンペッパーもあるので安心だ。
![ハンバーグの断面。ライスに覆いかぶさるように盛られてる ハンバーグの断面。ライスに覆いかぶさるように盛られてる](https://lh3.googleusercontent.com/-a5gxFBS39m4/WPGLTEnRPQI/AAAAAAAAknA/rZkmA8Fz86gnRYKY0akAB9yWoOU7K_BAwCCo/s640-o/R0006665_mini.jpg)
ハンバーグは手のひらサイズ超えでヒジョーにデカイ!
厚みはおさえめだが、大判サイズで焼かれてて、アーモンド型のライスの上に「ドンッ」と盛られてる。もとい、盛られてるというより、大きすぎて「もたれ掛かってる」が正しい。
![スプーンでカレーを持ち上げてみた スプーンでカレーを持ち上げてみた](https://lh3.googleusercontent.com/-5K_AlMXCb7Y/WPGLTEZDitI/AAAAAAAAknA/MlM7_UMINKI3CSkwCZX8g3N1KO0CihduACCo/s640-o/R0006670_mini.jpg)
ハンバーグ自体は柔らかく家庭的でホッコリする味わいのハンバーグ。肉汁があふれるとか、肉肉しいとかではないのだが、辛さが抑えめのカレーにはバツグンに合ってる。
カレーのどこを食べてもハンバーグが出て来るぐらいの大きさなので、名前通りの「THEハンバーグカレー」に大満足だ。
![ハンバーグカレーの上に乗る目玉焼き ハンバーグカレーの上に乗る目玉焼き](https://lh3.googleusercontent.com/-vRCyNuLHIDk/WPGLTOJ9fmI/AAAAAAAAknA/oC7WuKDeAdYdnwiU_1-W7aK5fvTGrPdtwCCo/s640-o/R0006663_mini.jpg)
玉子は半熟目玉焼きで、辛味おさえめのカレーを更にマイルドかつ玉子のコクを与えてくれる。
カレーに玉子は必須アイテムだなぁ。
![目玉焼きの黄身をクラッシュさせて流れ落ちてる 目玉焼きの黄身をクラッシュさせて流れ落ちてる](https://lh3.googleusercontent.com/-wyC69nPTlgk/WPGLTCqvOnI/AAAAAAAAknA/gZWw3d0zXPQROVW5tKrh467UNgwK0Iw7gCCo/s640-o/R0006668_mini.jpg)
そしてカレーの脇には千切りのキャベツとニンジンが添えられる。野菜補給もバッチリだ。
![皿の脇に盛られたキャベツとニンジンの千切り 皿の脇に盛られたキャベツとニンジンの千切り](https://lh3.googleusercontent.com/-fOpuNTrKAMA/WPGLTEpfYjI/AAAAAAAAknA/dt15iQuPBq4TNGcnckiwbWpsAXGFO3G8gCCo/s640-o/R0006662_mini.jpg)
キャベツが同じ皿に添えられてると、どことなく金沢カレーを彷彿とさせるなぁ。
![ハンバーグカレー ハンバーグカレー](https://lh3.googleusercontent.com/-c3PzIykWfVs/WPGLTBlKaYI/AAAAAAAAknA/xKbx5flPNfIrtgoES4yRa4jzRk5j3pMmwCCo/s640-o/R0006660_mini.jpg)
そして、カレーを食べ進めるのだが、普通盛りとはいえ、これがナカナカの食べごたえなのだ。
大判サイズのハンバーグが効いてるのか、普通もりのライスでもカナリの食べごたえだ。
![卓上の福神漬け、らっきょう、きゅうりのキューちゃん 卓上の福神漬け、らっきょう、きゅうりのキューちゃん](https://lh3.googleusercontent.com/-BPBRU39fEWQ/WPGLTFbS39I/AAAAAAAAknA/ZxwOt4yjpvYJwq4lYqyj8c64vdY-WVe8QCCo/s640-o/R0006657.jpg)
卓上にはカレーの相棒、らっきょう、福神漬、そしてキューリのキューちゃんまでもが食べ放題で置かれてる。
![更に盛り付けた、らっきょう、福神漬、キューリのキューちゃん 更に盛り付けた、らっきょう、福神漬、キューリのキューちゃん](https://lh3.googleusercontent.com/-8bqTUKjZ_AA/WPGLTJ4bvyI/AAAAAAAAknA/9aaErMvCEqUiaD8DNqz3h8VZS4PQAvRngCCo/s640-o/R0006672_mini.jpg)
最後はこのカレーの相棒3アイテムをあわせ完食だ。
![店頭の立て看板。上には緑のパトライト。「カレーのお店」とだけ書かれてる。 店頭の立て看板。上には緑のパトライト。「カレーのお店」とだけ書かれてる。](https://lh3.googleusercontent.com/-Uk-8gL-GDs4/WPGLTOuV8-I/AAAAAAAAknA/tt2KRpgFBg4fM5Ff94mcx7ALjNB9A6_0wCCo/s640-o/R0006685.jpg)
食べてみると、、
目の前で焼き上げてくれるハンバーグが乗ったハンバーグカレー。
辛さは抑えめで、どことなく家庭的でホッコリするような優しい味わいではあったが、食べごたえはガッツリと満足度が高いものがあった。
ハングリーな腹ペコ感は、問題なく解消される「ハンバーグカレー」に大大満足だ。
![店頭の赤い看板「カレー ハングリー味川」と書かれてる。。 店頭の赤い看板「カレー ハングリー味川」と書かれてる。。](https://lh3.googleusercontent.com/-A-uoK9u19ZI/WPGLTH9kpvI/AAAAAAAAknA/qvxfJMNZdp0p3b4n0xMLsVftAmmWEYdUQCCo/s640-o/R0006682.jpg)
特筆すべきは、目の前の鉄板上で焼いてくれるハンバーグだ。
スタンドカレー店の中のひとつのメニュー「ハンバーグカレー」なのだが、食べる直前に目の前で焼いてくれるのは何ともウレシイ。
またハンバーグづくりも、焼く前にペタペタ空気を抜くなど、洋食屋とも思えるような作法で、妥協を許さないハンバーグづくりの職人気質感がひしひしと伝わってきた。
![ハングリー味川の前の飲食店がたくさんある通り ハングリー味川の前の飲食店がたくさんある通り](https://lh3.googleusercontent.com/-zjTpD3y92L0/WPGLTDUp-3I/AAAAAAAAknA/Pd6BAX0nj4smrElj9YIG0vDZOnOL_XdjACCo/s640-o/R0006689_mini.jpg)
水道橋といえばサラリーマンや学生の多い街で、こと飲食店に関してもリーズナボーでガッツリと頂ける全国チェーンの店が多いのが実情だ。
その中で独自のスタンドカレーを提供してくれるハングリー味川さん。
店名の「ハングリー」を見ると、腹ペコを解消してくれるハングリーの意味かと最初は感じたのだが、独特のハンバーグ作りやカレーを食べて感じたのは、どこかでカレーを追求している「ハングリー精神をもった」という意味の店名なのかと思ったりした。
スタンドカレー好きで特にハンバーグ好きの方なら、是非試してみては如何だろうか。
![JR水道橋駅(西口) JR水道橋駅(西口)](https://lh3.googleusercontent.com/-GdaDmLYYsH0/WPGLTK4bsgI/AAAAAAAAknA/g6Uv3sieiX0yyzBuXVyjDOGRl0Ts215sQCCo/s640-o/R0006690_mini.jpg)
水道橋に来る時は、またお邪魔したいな。
次回はビーフカレーを食べてみたい。
なにげにハンバーグカレーより少し値段が高いのが気になる。。
ご馳走様でした~!
店名:ハングリー味川
TEL:03-3261-5323
住所:東京都千代田区三崎町2-17-8 皆川ビル 1F
最寄駅:水道橋駅 後楽園駅 神保町駅
営業時間:10:00~19:30
定休日:土日祝(※要確認)