メニューは豚汁定食1択のみ!芯からあったまる豚汁専門店!吉田とん汁店

毎年「今年一番の冷え込みです!」が天気予報から聞こえてくると、ナンダカ恋しくなる冬の風物詩といえば、そう豚汁だ。

温かいとん汁を啜ると、体も心もポカポカとあったまりますよねぇ〜♪

今回は、豚汁オンリーの専門店「吉田とん汁店」を訪問してみたYo!

吉田とん汁店@東大前/本郷三丁目

吉田とん汁店@本郷/東大前

場所的には、地下鉄東大前と本郷三丁目が最寄駅。

吉田とん汁店のお店の外観

本郷通りに面した東大正門の斜向かいに「吉田とん汁店」はあります。

お昼時は天狼に待ちができてます

ちょうど角地に位置するロケーションで、派手さはないが「吉田とん汁店」という文字に思わず目がいってしまう。

お昼時にに訪問したのだが、ナカナカの人気店で、店頭には待ちの方が数名いるようだ。

店頭にはメニューが張り出されてるのだが、メニューは基本的に豚汁定食のみ。
味噌や米にこだわった仕様ということが色々書かれてるなぁ。。

店内はカウンター席10席ほど

間口は狭く奥に長く伸びる店内。厨房に面したカウンター席のみで10人ぐらいのキャパでかなり狭い。

厨房内というかカウンターの中では、男女2名が切り盛りされてて、全体を仕切るのが男子店員さんで、女子店員さんは配膳などをやられてる。言葉少な気なやりとりを見ると、どうも家族なのか、親子のような空気感だ。

メニュー

豚汁定食のメニュー。味噌と御飯がコダワリだ。
  • 豚汁定食 680円

以上1択。イサギヨイ!

メニューにはコダワリの内容が書かれてて、

豚汁定食
具だくさんのとん汁、国産豚使用
つやつや美味しいごはん、おかわり100円、大盛りはサービス!
自家製浅漬け、
小鉢二品

と書かれてる。

さらにカッチョイイ「汁」のロゴマークの下には

豚にこだわり、味噌にこだわり、水にこだわり、葱にこだわりました。
自慢の味をとくとお愉しみください。

と書かれてる。

なるほど〜。豚汁専門店で、豚汁定食一択のピンポイント攻撃!
素材のうまさにコダワッテルようで、これは期待感MAXだぜ〜♪

席に座ると、「御飯はどうしますか?」と聞かれる。ただそれだけだ。
メニューは豚汁定食一択なので、御飯の量を告げるだけだ。

お持ち帰りテイクアウトと小梁、ビールのメニュー

ごはんの大盛りは無料みたいで、当然大盛りでお願いしてみた。

お持ち帰りテイクアウトにも対応してるみたいで、豚汁のみだと400円

豆腐を温めてる鍋、野菜煮込まれてる鍋、最後に注がれる味噌汁が注がれる鍋、3つに分けられてる。

なるほど、全部一緒に煮込むのではなく、ある程度分離して調理されてるようだ。豚汁に一杯に込められた思いがヒシヒシと伝わってくる。

豚汁というと、定食などの汁物として供されることが多く、「豚汁定食」として君臨してる食堂もあるが、そこは他の選択肢のメニューありきの中での豚汁定食。

そんな中、豚汁専門店としての営業されてる吉田さんの姿は、一杯一杯に思いを込めて注がれてる。
豚汁だと、ひとつの鍋からチャチャッと注げば終わりなのだが、3つの鍋から取り分けてるコダワリ。これはなにかあるのだろう。

そしてオーダーから3分ほどで豚汁定食が供された。

豚汁定食

豚汁定食@御飯大盛り

おおおお~!来たぜ豚汁オンリーのまさにTHE豚汁定食!

超具だくさんの豚汁

豚汁の器がカナリの大きさで、深さもかなりある。
具材もしるから顔を覗かせてて、具材の多さがヒシヒシとわかる。

まずは汁を汁を啜ってみた。
カツオだしなのか、かなりシッカリとしたダシが効いてて、ナカナカうまい。

でかい大根とジャガイモを中心に、お野菜どぅさりのとん汁だ!

具材は、大根、ジャガイモ、豚肉、ニンジン、ゴボウなどなど。
吉田さんの豚汁は里芋ではなく、ジャガイモだ。

ジャガイモと大根はカナリの大きさのものがゴロゴロ入っててホクホクで温まる。マジ食べ応えがあるなぁ。

合わせ技の豆腐が、これまたガッツリ入ってて絶品

器の底には別鍋から入れられてた豆腐がガッツリ入ってる。

箸でつかむことが出来ないほど柔らかい豆腐で、汁を啜りながらクラッシュさせつつ啜る。。

豚肉の量はソコソコだが、イイ豚肉を使ってあるのか、豚肉独特の荒々しい香りはおさえめ。国産豚と明記してあるのぅ。

とん汁の相棒、御飯大盛り!

とん汁の付け合せの御飯は、これまたフックラとした炊き加減で、豚汁の相棒としてガツガツかきこめる。

地卵とイカの塩辛の案内  卓上調味料。とん汁用の七味、TKG玉子かけ御飯用の醤油もある

卓上に置かれた生玉子を頂き、玉子かけごはんとして頂く。玉子は地卵で70円♪

Yes!TKGだ!!

地卵70円

卵かけごはん用の醤油も準備されてるので、こいつをたらり。

味わい深い玉子かけごはん。玉子がメチャうまTKGだ♪

TKG、玉子かけごはんにしてみた

御飯は大盛りで頼んでみたが、玉子かけご飯で半分ぐらい楽しめ、残りは付け合せの漬け物や佃煮で頂けるガッツリ感。

とん汁の多さもキラリと光り、大盛り御飯とともにかきこんで、カナリお腹いっぱいだ。

御飯の相棒の小皿も充実。

付け合せは、なめ茸の海苔の佃煮が合わさったやつと、さんまの蒲焼きがほぐされたやつ、そして漬け物だ。

何かメインのおかずありきでの脇役として豚汁でなく、豚汁をメインにご飯をかき込む。

具材もカナリガッツリと入ってるので、とん汁とは言えどナカナカのボリューム感。

大盛りのご飯と具沢山のとん汁。
ただそれだけなんだが、心の底からほっこりと穏やかな気分になり、心もお腹も一杯。大満足だ♪

卓上調味料類

食べてみると、

野菜と豆腐がたっぷりで、体も心もあったまる豚汁定食。

ただ豚汁と向かい合いご飯をかき込む。

豚汁もうまいが、相棒の御飯もカナリ美味しく、サイコーの豚汁定食やった。

味玉のり30円のメニュー

特筆すべきは、豚汁定食のみで勝負する「豚汁専門店、吉田とん汁店」の存在だろう。

吉田とん汁店のお店のロゴ

豚汁定食というと、定食屋なんかの「豚汁定食」というメニューなのだが、吉田とん汁店はとん汁オンリー、いわば専門店。

吉田とん汁天の外観

豚汁と御飯。ただそれだけを美味しく提供したい。。
そんな気持ちが見えかくれする「吉田とん汁店」のシンプルかつベストな豚汁に感動を覚え、心もお腹も一杯。

なんとなく接客をみてると、商売熱心でガッツリ儲かりたいとかいう空気感はなく、オペレーションは不器用だけど、渾身の一杯を丁寧に順番に1食づつつくってます!という感じで、豚汁一杯に込められた思いがマジ伝わってきた。

東大正門

ロケーション的にも、天下の名門、東京大学の正門の目の前というスバラシサ。

華やかな東大正門の前に、とん汁専門店があるなんて、まさに「東大もと暗し」という感じやなぁ。。。

東大正門前の銀杏並木

これから世を担っていく専門性の高い若者たちのが通う東大の前で、豚汁に特化した豚汁専門店「吉田とん汁店」

東大正門前の信号機

これからも豚汁専門店として、おいしい豚汁を提供し続けてほしいなぁ。

東大正門前のバス停

豚汁フェチの方なら、専門店の豚汁は是非試して見るべきかとマジ思うなぁ。

本郷通の銀杏並木の通り

本郷あたりで豚汁気分の時は、またおじゃましたい。
次回はオプション小鉢のイカの塩辛も追加してみたいなぁ。。

東大赤門

ご馳走様でした~♪
マジ芯から温まったぜ〜!

店頭のとん汁の看板

店名:吉田とん汁店
住所:東京都文京区本郷6-2-1
最寄駅;地下鉄 東大前 本郷三丁目 春日 根津
営業時間:11:30~21:30
定休日:日祝日(※要確認)