千駄ヶ谷駅から歩くこと5分ぐらい。
駅前のメイン通りからかなり入り込んだ、静かな細い路地に洋食カトーはあります。
洋食カトー@千駄ヶ谷
静かな住宅街の中にあるお店なのだが、見た目に凄いオーラを醸し出してる。
もともと赤だったのか、色あせたテント地のような外観で、ガムテープなどで補修されてる。
なぜだかパトカーとかについてる赤いパトランプがぐるぐる回ってます。営業中の合図なのかなぁ。。
ただならぬ外観に赤いパトライトだけでもかなりのインパクトのあるお店だ。
店頭に書かれた店名は「洋食*加藤」と書かれてているのだが、袖看板にはカトーと書かれてる。
どちらでもいいのだが、なんとなく「カトー」の方がフレンドリーな感じがするなぁ
店頭にはサンプルケースも置かれてるが、植木鉢とかが置かれててメニューがよく見えない。。
サンプルケースには、手書きで書かれた「きたなシュラン」の文字も書かれていますねぇ。
独特のオーラを放つ外観。くるくる回るパトライト。
しかも店内の様子は外からは伺うこともできず、入店するのにもかなりの勇気がいるなぁ。。
意を決して扉を開けて入店してみた。
店内はけっこう狭く、厨房に面したカウンター席3つとテーブル席が3つぐらい。
厨房内では男子店員さんが料理を作られていて、ホールは女性が担当されてるみたいだ。
店内の壁には魚拓やポスター、きたなシュランの認定書などがところ狭しと貼られている。
メニュー
カレーがどうもオススメ品のようで、
ビーフカリー 750円
チキンカリー 700円
かつカリー 770円
などなどのラインナップ。あなごカレーなんてのもあるみたいだ。
その他スパゲッティ、ポークカツなどのフライ系、ロース生姜焼きなどなどのラインナップ。
洋食屋的な構成もあるが、雰囲気を含めどことなく定食屋という方がしっくりくる感じかなぁ。
メニューの中からカツカレーの大盛り(+150円)をお願いしてみた。
注文すると女性店員さんから「食べられるの〜?」と確認されます。。
なんとなくドキドキしながら「はいっ!」と答え、大盛りでオーダーしてみました。
店内はこの界隈のサラリーマンの方なのか、一人飯のお客さんがほとんど。
カレーを食べてる人は少なく、生姜焼きとかフライ系のものが人気があるみたいだ。
そして10分ぐらいでカツカレーの大盛りが供された。
カツカレー大盛り
ぬううおおおお〜!!
大きめの皿に盛られたカツカレー。
ライスは山のようにコンモリと盛られてて、頂上には一口サイズに切られたカツが大量にのっとる!
カレールーが皿から今にも溢れそうなほど盛られとる。
しかも、別皿で追加のカレールーも準備されてますYO〜!
まずはカレーを頂いてみた。
とろみのあるカレールーは結構な辛さでスパイシー。ライスと絡めてワシワシ食べられるカレーだ。
辛さゆえ、食もすすみ、ガンガン食べ進められるカレーという感じだ。
頂上に盛られたカツは、一口サイズに切られていて、カレーと絡めてパクパク食べられる。
チョイ揚げすぎ感があり、香ばしく衣がカリカリでしっかり食感のカツ。厚みは1センチぐらいでカツカレーとしては標準的。
カツをルーに絡めて食べると、衣が若干しんなりしていい塩梅だ。
食べ進めると、皿の上に盛られてるてんこ盛りライスがかなり多く、ルーがなくなり始める。
追加のカレルーを足しながら、さらにカレーを食べ進める。
追加のカレールーも結構な多さなので、ルーを中心に食べるカレーフェチにもひと安心だ♪
大盛りのライスはやはり圧巻の量で、おそらく2合以上はあろうかと。。
でも、辛さの効いたルーでワシワシと食べ進められるなぁ。
最後は真っ赤な福神漬を食べつつ頂いた。
食べてみると、
辛さの効いたカレールーはライスをガンガン加速させてくれて、なかなか美味しかった。
このてんこ盛りカツカレー920円で頂けるのだから、コストパフォーマンス的にはかなりイイカンジだ。
きたなシュランにも認定されてるお店の風貌は、洋食屋というより定食屋のような雑然とした感じだったが、カレーの旨さにはマジ驚いた。
味もさることながら、特筆すべきは妖しげな外観と店内の空気感だろう。
お店の前に立つだけで妖しげなオーラを放つ外観。また雑然と壁に貼られたポスターや魚拓などなど。
どこにでもある洋食屋さんではなく、カトーさんだけでしか味わうことのできない空気感は、B級グルメファンにはタマリマセンですなぁ♪
千駄ヶ谷に来る時はまたおじゃましたい。
次回は意外と人気のあった生姜焼き定食の方を試してみたいなぁ。
ご馳走様でした〜♪
店名:洋食加藤 (洋食カトー)
TEL:03-3402-8215
住所:東京都渋谷区千駄ケ谷1-23-10
最寄駅:千駄ケ谷、北参道
営業時間:11:30~18:30
定休日:土日祝(※要確認〙