THE昭和のカツカレー!創業100年超えの新宿の老舗食堂 長野屋

新宿長野屋のカツカレー

JR新宿駅の東南口から歩いて1分ぐらい。
東南口からも見える広場を通ってスグのところに食堂長野屋はあります。

食堂長野屋@新宿

新宿 長野屋の外観

古いビルの1Fに位置するお店で、古き良き時代の昭和の食堂の匂いが外観からも感じられる佇まいだ。

店頭にはお店の歴史やメディアで紹介された写真が貼られている。

店頭に貼られたお店の歴史とメディア記事

サンプルケースには写真付きのメニューが貼られてるので明朗会計。安心して入店可能だ。

店頭のサンプルケースに貼られた写真付きのメニュー

定食系がかなりのラインナップであるようで、定食好きとしては心高鳴る!

まずは店頭の自動扉から入店してみた。

店頭に掛けられた長野屋と書かれた青いのれん

店内は外観同様、昔ながらの昭和の定食屋の雰囲気がぷんぷん漂ってて、場所柄なのか昼飲みしてる人もいて、さすがは新宿の食堂!と思える雰囲気だ。

まずは空いてるテーブル席に座りメニューを見てみた。

メニュー

メニューは定食系や一品ものなど、カナリの数で準備されてるようで、、
定食系だと、、

定食系のメニュー
  • 刺身定食 1320円
  • 鳥唐揚定食 1220円
  • とんかつ定食 1220円
  • チキンカツ定食 1220円
  • イカフライ定食 1000円
  • 魚フライ定食 1000円
  • 焼肉定食 950円
  • 銀だら煮付定食 1000円(単品650円)
  • ホッケ焼定食 950円
  • さば煮定食 840円
  • さば焼定食 840円
  • 肉どうふ定食 840円
  • カツ丼 900円
  • 親子丼 840円
  • 玉子丼 740円
  • カツカレー 900円
  • カレーライス 740円

などなどのラインナップ

揚げ物から魚系など定食のラインナップはカナリ揃っていて、選択肢の幅が広いのはアリガタイ。

定食のおかずのみを一品物で提供されてるものもあり、呑みのツマミにも使えそうなラインナップ。

その他の一品物としては、、

一品もののメニュー
  • 筋子 500円
  • たらこ 500円
  • 肉どうふ 490円
  • オムレツ 490円
  • ハムエッグ 380円
  • なすみそ炒め 380円
  • イカ煮(わた入り) 400円
  • かぼちゃ 380円
  • 酢だこ 400円
  • 冷やっこ 300円
  • 生野菜 400円
  • ポテトサラダ 350円
  • 肉じゃが 350円
  • とん汁 290円

などなどが準備されてる。

どの一品ものも酒のツマミ的にはカナリ良さそうなラインナップになっていて、ポテトサラダや肉どうふあたりがカナリ気になるところだ。。

店内のお客さんのオーダーを聞いてると、魚の煮付やカツ丼を頼む方がかなり多く人気メニューのようだ。

これだけメニューが揃ってると選ぶのも悩ましいところだが、カツカレーの写真がメチャクチャ気になり、カツカレーをオーダーしてみた。

店内のテーブル席

店内は誰も見ていないテレビの音だけが流れていて、壁に貼られたメニューや注意書きが全て手書きで書かれてて、なんとも素朴な感じだ。

女性二人が配膳をしていて、厨房はどうも違うフロアにあるようで、食事とかを運ぶエレベーターで出来上がった料理が1Fの客席フロアに到着するようだ。

壁には黒い短冊メニューが所狭しと掛けられていて、その上を見ると
「長野屋1915年創業」
「2024年現在109年目」
の文字が書かれてる。

壁にかけられた短冊メニューと創業109年の案内

なるほど、昭和の雰囲気が漂う食堂なのかと思いきや、じつは大正から続くお店なのだと、改めて歴史の長さに感動を覚える。

そんなこんんなで色々考えてると、カツカレーが供された。

カツカレー

楕円皿に盛られたカツカレー

ぬぅおおおおおおおお〜~~~~~!

楕円のカレー皿に盛られたカツカレー。

若干黄色みを帯びたカレールーは、まさに食堂のカレーといえる安心できる色合いだ。

カツカレーのんカレールーとカツ

カツは完全にカレールーの下になってて姿が見えないが、カナリ大きめのものが乗っている。

まずはカレーを一口いただいてみた。

カレールーをスプーンですくってみた

カレールーは優しい味わいで、辛さも抑えめ。中辛よりもカナリ辛さを抑えた甘口に近い優しい味わい。

粘度も高めのルーで、トロッとした感じは正に昭和の食堂のカレーという感じだ。

カツカレーのカツの断面

カレーの下にあるトンカツは揚げたてを乗せてるようで、サクッとした衣にルーが染み込んでしんなりし始めてる。

カツを一口食べると、肉の味わいと衣が吸ったカレールーの旨味が口の中に広がり、なんとも懐かしいカツカレーの味わいだ。

衣と肉が1:1ぐらいの割合でお世辞にも肉の厚みがあるとは言えないが、このカツと優しめのカレールーとのマリアージュが口の中を昭和の世界に連れてってくれる。そんな懐かしさすら覚えるカツカレーだ。

ライスは標準的な量で、定食系にも使われてるのか若干硬めの炊き加減。

カツカレーの横内ある真っ赤な福神漬

皿の脇には真っ赤な福神漬が添えられてて、スプーン安めにいい感じで食べられる。

最後は黄色みを帯びた優しいカレールーをライストを流し込み完食だ。

食べてみると、、

カツカレーの全体像

黄色みを帯びた優しい味わいのカツカレー。

創業100年を超える食堂長野屋で味わうカツカレーには、やはり懐かしさを覚える素朴な感じがあり、創業は大正ということを考えると、かなり歴史のあるカレーは感動ものだった。

新宿の町並みと長野屋

昨今はスパイス系やら本格カレー、シャレオツなカレーが流行りがちだが、そんなこととは無縁な歴史とオモムキが詰まった長野屋さんの昭和のカツカレーには懐かしさを覚えた。

昼時でも呑んでツマミをつつく人もいたり、ランチを食べてる人もいたりで色んな方が利用してて、色んな人に愛されている長野屋。

大衆食堂が好きな人にはおすすめの1店なので、好きな人はぜひ試してみてはいかがだろうか。

食堂長野屋の外観(ビル全体)

新宿に来るときはまたお邪魔したいな。

次回は肉どうふとポテトサラダで一杯やりたいな。。

店頭に貼られた「1915年創業」の文字

ごちそうさまでした〜!

店名:食堂 長野屋
TEL:03-3352-3927
住所:東京都新宿区新宿3丁目35−7

最寄駅:新宿駅
営業時間:11:30〜22:00
店休日:毎週水曜日(要確認)