シンプルで深いコクの中華そばに脱帽です。スープ全飲みです、、「ふくみみ」@府中
静かな住宅街の中でひっそりとした佇まいです、なんとも飾らない感じの外観で「中華そば」の白い看板にのれん。ただそれだけのシンプルな外観でした。
ふくみみ@府中,分倍河原
お店に着いたのが14:00ごろ。「人気店でもこの時間なら大丈夫だろう、、、」と思っていましたが、店内は待ちのお客さんはいないものの、ほぼ満席状態。
店内はカウンターのみで11人ほど座れます。6人ほど座れる待ちのベンチも店内にあります。店内は静まりかえっていました。「殺伐とした空気」というより全員が「無心に中華そばを食らっている」という感じでした。
店内に入るとまず食券を買います。普通の中華そばなら550円から食べられるようでしたが、最上級の特製中華そば大盛850円を頂くことにした。
厨房内にいるスタッフは男性1人と女性3人でやられており、男性が主に麺を茹でスープを作っていて、女性がトッピングなどをやられていました。
作っている男性はスープを1杯ずつ小さい鍋て温めて作っていました。
そして食券を渡して7分ほどで出てきました。
見た目は普通に中華そばです。うっすらと脂の層が浮いています。
まずはスープを一口。コクがあり全体的にまろやかです。いろんなダシがバランスよくが調和しているスープです。
中華そば(もしくは醤油ラーメン)でここまでコクがあり、まろやかなスープは初めてでした。
麺は細麺のストレート。コクのあるスープが良く絡みます。ツルツルの麺でしたので塗り箸で食べるのには若干つかみにくい感じもしました。
そして大振りのチャーシューをいただく。どこの部分を食べてもトロトロな食感で厚みもかなりあります。脂身が少なく薄味でアッサリしているが、くどくない分スープに絡めてペロリと食べられます。
そして半熟の煮玉子。もともと味のついている煮玉子だけでも美味しいのですが、スープと一緒にレンゲですくって食べるとこれまた格別でした。
そのほかのトッピングはシャキシャキのシナチク、ねぎ、のりを細かくしたものです。どのトッピングも主張しすぎずスープと麺に絡んで美味しかったです。
最終的にスープを全て飲み干してしまいました。
中華そば(醤油ラーメン)というジャンルは、アッサリしたラーメンというイメージをもっていたが、「ふくみみ」の中華そばを食べて本当に脱帽でした。スープを中心として、麺やチャーシュー、トッピング類もスープの主張を後押ししている感じがしてとても美味しかったです。
最後にお店を出る時もカウンター内から「ありがとうございました!またお願いします」の威勢がいい声が聞こえ本当に感動しました。
コクのあるやさしい中華そばを提供してくれ、気持ちよくお客を送り出す「ふくみみさんでした」。人気の理由が分かりましたね。
次回は辛味ごはんのセットも食べてみたいです。
店名:ふくみみ
TEL042-360-8786
住所:東京都府中市美好町1-19-6 伊藤コーポ 1F
最寄駅:分倍河原駅 府中駅
営業時間:11:30〜14:30(売り切れ時終了)
定休日:日曜、月曜