麺の硬さは6段階から選べる!濃厚博多ラーメン駿蔵(しゅんぞう)

博多ラーメン駿蔵のラーメン

横浜市営地下鉄、センター北駅から歩くこと7分ぐらい。

ちょうど港北東急の目の前の通り、通称「区役所通り」沿いに「港北みなも」目の前に博多ラーメン駿蔵はあります。

博多ラーメン駿蔵(しゅんぞう)

博多ラーメン駿蔵の外観

元々は「ラーメン凛として」があった場所で、建物そのままに改装して2019年にオープンしたお店。

外観は以前の「凛として」と全然変わらないが、道路側の看板には豚骨スープへのコダワリが力強く書かれていて、なんだか期待感アップする。しかも「博多ラーメン」!とジャンルを絞り込んでの訴求に、なんだか居ても立ってもいられず訪問してみた。

店頭には駐車場も20台完備してるので、車での訪問にも安心だ。

店頭の駐車場

店頭の自動ドアを抜け早速店内へ。

店内はナカナカ広く、家族連れを中心でボックス席がほとんど。

店内の岩のような天井

天井にはゴツゴツした岩のようになっていて、お店の作りにこだわりを感じる佇まいだ。

まずは店員さんに席に案内されテーブルへ。

メニューを見てみた。

メニュー

博多豚骨

とんこつラーメンメニュー
  • ノーマル 650円
  • 味玉のせ 750円
  • チャーシューのせ 850円
  • 玉チャー(味玉+チャーシュー) 920円

のラインナップ。
価格は違うが、豚骨焦がしニンニクラーメン、豚骨辛みそなどの豚骨ラインナップもあるようだ。

メニューに書かれた6段階の麺の硬さ

麺の硬さも選べるようになってるのは博多豚骨としての自信の表れなのか、なんだか嬉しい限りだ。
麺の硬さと湯で時間の表記は、、

  • やわ 40秒
  • ふつう 25秒
  • かた 15秒
  • ばりかた 10秒
  • はりがね 5秒
  • 粉落とし 2秒

まで6段階の硬さが選べるラインナップだ。
また、替え玉100円、半替え玉60円も準備されてて、博多ラーメンとしての期待感倍増だ。

ここまで博多ラーメンへのコダワリがあるのだが、なぜか他のラーメンメニューもあるようで、、

ラーメン以外の担々麺などのメニュー
  • 和風中華そば
  • 汁なし担々麺
  • 濃厚担々麺
  • 味噌ラーメン
  • 辛味噌ラーメン

などなどが揃ってる。

博多ラーメンへのコダワリがメチャすごいのだが、中華そば、味噌ラーメン、担々麺まで揃っているのは何でもござれ系のラーメンなのか、、色々な選択肢があることで楽しめる回数も増えると考えれば嬉しい限り。

その他ご飯モノやアラカルトとして、、

餃子、チャーハンなどのアラカルトメニュー 唐揚げ定食とオツマミのメニュー
  • チャーハン
  • 唐揚げ
  • 餃子

などがラインナップされてる。唐揚げに自身があるのか唐揚げ定食もあるようだ。

メニューの中から並の博多ラーメンと思われる「ノーマル」麺かため、ファミリーセットと称したからあげ3個、チャーハン、餃子がセットになったものをオーダー。

どうでもいいのだが、このファミリーセットだけがメチャお得感がありありな内容になってて、普通盛りチャーハン+餃子5個+唐揚げ3個セットで730円という破格の脇役だ。

店内は家族連れを中心に賑わってて、お子様連れでも全然問題ない雰囲気。
ボックス席が多いからか、どこかファミレス的な空気感さえ漂う店内だ。

卓上の調味料類

テーブル上の調味料は、餃子用の酢と醤油とラー油、ラーメン用の胡麻と「博多タレ」なるものがある。

「博多タレ」は博多で言う替え玉時に薄くなったスープに足す「ラーメンのタレ」的な存在かと思われるのだが、普通の博多ラーメンを「ノーマル」と称したり「博多タレ」という文字を見ると、本場博多発のラーメン屋ではなく関東発の博多ラーメン屋なのかと思う部分もある。。

アイスクリーム盛り放題100円のメニュー

アイスクリーム盛り放題100円などの提供を考えると、お子様もターゲットなのかと思うしだいだ。

そしてオーダーから10分ほどでラーメンが供された。

ラーメン

ラーメン

おおおおお〜!

褐色〜土色のスープはなんとも濃厚そうな色合いで食欲そそそる。

まずはスープを一口頂いてみた。

豚骨スープ

若干とろみの効いたスープは、濃厚なとんこつの味わいはあるものの、臭みが抑えられてて食べやすい系のとんこつラーメンに仕上がってる。

臭みを抑えた食べやすい系の豚骨ではあるものの、ベースになる豚骨の味わいは濃厚で、口の中でふわっと豚骨の味わいが広がり旨し。

麺

麺はカタで選んだ通り麺本来のボソッとした感じが残り、豚骨スープが絡んでくるとナカナカうまい麺だ。

ただ本場の博多ラーメンの麺の細さより若干太めで、久留米ラーメンに近い細さぐらいに感じる。

麺の量は標準的なラーメンに比べ若干多め。
替え玉の設定もあるのだが、1杯のラーメンだけでも十分お腹一杯になるレベルだ。(足りない人は替え玉もあるので安心かな。。)

イタリア産ホエー豚のチャーシュー

チャーシューはイタリア産ホエー豚を使用してあるようで、荒々しい博多ラーメンのチャーシューと言うよりは、どこか厳選された上品なチャーシューの味わいだ。

その他キクラゲのトッポングも多めに乗ってて、ラーメンを啜るインターバルにシャキシャキと美味しく頂ける。

チャーハン

ラーメンの相棒のチャーハンは、パラパラと仕上がったタイプで、刻まれたチャーシューの味わいがいい感じだ。

餃子

餃子は餡がジューシーな感じで、ラーメン屋の餃子としてはフツーに旨い。

唐揚げ
唐揚げは下味がしっかりと染みこんだ衣サクサクタイプで、ラーメンのお供にもいいが、御飯やビールのお供として頂くと美味そうな味わいだ。

そしてラーメンを啜り続けるのだが、やはり麺量がナカナカ多めなので、最後の方はかなりお腹いっぱいになってくる。

ラーメンのお供の唐揚げ、餃子、チャーハンもいただき、カナリ満腹状態で完食だ。

食べてみると、、

区役所通り沿いの看板

「博多ラーメン駿蔵」というネーミングから博多ラーメンへの期待感が高く訪問したのだが、濃厚な豚骨スープに大満足。

道路に掲げられた看板には、、

遠ろ沿いに掲げられた豚骨スープのコダワリ看板

特注がまを使い大量の豚骨を骨が溶けるまで強火で20時間以上炊き続け
クリーミーな豚骨スープに仕上げる

と書かれてて、なるほど豚骨スープに対してはただならぬコダワリがあるのだと感じられた。

価格も昨今の関東圏のラーメン価格を考えると700円以下の650円はリーズナブルだし、博多でもとんこつラーメン650円はフツーにありえる価格と考えると、内容にも価格にも大満足だ。

汁なし担々麺の食べ方メニュー

博多ラーメン以外の担々麺や中華そば、味噌ラーメンなど、なんでもござれのラインナップは博多ラーメンというネーミングからは若干違和感を覚えたが、キホンメニューの豚骨ラーメンの味わいはしっかりしてるし、ファミリー層の多種多様なニーズに答えるという意味で考えるとアリなのかと思われた。

港北ニュータウンに来るときは、またお邪魔したい。

次回は豚骨焦がしニンニクラーメンも試してみたいなぁ。

ごちそうさまでした〜♪

店名:博多ラーメン 駿蔵(しゅんぞう)
TEL:045-590-6669
住所:神奈川県横浜市都筑区中川8-1-10

最寄駅:横浜市営地下鉄センター北駅
営業時間:11:00~24:00
駐車場:あり
定休日:無休(※要確認)