THE辛ウマ天国!激辛レベル極上3がヤバイ!地獄ラーメン田中屋(横浜)

横浜阪東橋(ばんどうばし)駅から歩いて5分ぐらい。
16号線の曙町の交差点のところに、地獄ラーメン田中屋さんはあります。

地獄ラーメン田中屋@横浜阪東橋

地獄ラーメン田中屋@横浜阪東橋

場所的には伊勢佐木町と阪東橋駅の中間ぐらい。どちらからでもアクセス可能な場所だ。

伊勢佐木町から曙町の間のファッショナブルな通り 曙町のファッショナブルな通り2

横浜伊勢佐木町と阪東橋の間の曙町あたりというと、夜になると賑やかそうな街で、妖艶な感じのお店やファッショナブルなお店も乱立するエリアだ。

店頭には「地獄ラーメン」の文字がデカデカと書かれてて、カナリ目立ってる。

「地獄」というネーミングから、かなり度肝を抜いたラーメンなのだろうと楽しみな部分もあるし、ややコワイ部分も正直ある。。地獄ってなんやねん。。

地獄ラーメンと書かれた店頭の赤いノレン

まずは意を決してノレンをくぐり入店してみた。

店内のカウンター上の調味料

店内は、厨房に面したカウンター席のみのつくりで、けっこう狭い感じだ。

カウンター席に丸椅子という、典型的なラーメン屋的な佇まい。

まずは店内に貼られた短冊メニューをみてみた。

メニュー

店内に貼られたラーメンの黄色い短冊メニュー
  • ラーメン 600円
  • みそラーメン 700円
  • わかめラーメン 700円
  • コーンラーメン 700円
  • チャーシューメン 800円

などなどのラインナップ。

その他店名にもなってる「地獄ラーメン」の設定は、

  • 地獄チャーシュー 1000円
  • 地獄ラーメン 800円

のラインナップ。「地獄」の文字のところが赤になってて危険レベルが高そうだ。

初訪問なんで基本のラーメンにもトキメクが、やはり店名にもなってる「地獄ラーメン」を頂くことにしてみた。

お店の奥には、地獄ラーメンの辛さの案内があり、

地獄ラーメンの辛さレベル。入門、初級、中級、上級、極上級と書かれてる。
  • 入門
  • 初級
  • 中級
  • 上級
  • 極上級1・2・3

と分かれてる。

辛いものは好きなことは好きだが「地獄ラーメン」というネーミングが何とも辛さが凄まじそう。。

初訪問なんで入門という選択肢が正しいのかもしれないが、どのくらいの地獄なのかを試したくなり「極上級の3!」でお願いしてみた!

大盛りと特盛りサービスの案内

厨房奥に書かれた注意書きには「大盛り(1.5玉)、特盛り(2玉)を普通料金にてサービス!!」の文字が輝いてる!

これは増量せんとアカン!ということで麺増しで大盛りでお願いしてみた。

地獄ラーメン田中屋のお店の外観

店内は休日の昼間ということもあり、サラリーマンの方や常連さんらしき方が多い。

誰も見ていないテレビから流れるスポーツ中継の音と店員さんの掛け声だけが店内に鳴り響いてる。

場所柄、夜になると本領を発揮するお店がたくさんあるので、シメのラーメンなんかで利用する人が、きっと多いのだろう。

特盛りまでサービスは厨房に常設で貼られてる案内やし、ノーマルのラーメンなら600円で特盛りまでいけるとは、横浜ラーメン市場(しじょう)価格から考えても、かなり安い部類に入りそうだ。

どうでもいいのだが、地獄には1丁目から何丁目まであるんだろう。。この地獄ラーメン田中屋は曙町3丁目なんで、いうたら地獄の3丁目ぐらいだなぁ。。

そして何だかんだ考えてると、オーダーから5分ほどで地獄ラーメンが供された。

地獄ラーメン@極上級3

地獄ラーメン

ぬおおおおお〜!極上級だぜぇ〜!!

赤を通り越してドス黒い感じのスープが何とも辛そう。

散らされたゴマがなんともヘルシーだが、スープのドス黒さゆえ、気安め程度のヘルシーさだ。

しかも大量に盛られた白髭ネギの白と、どす黒いスープとのコントラストがナゼダカ食欲を刺激してくる。

まずはスープを一口頂いてみた。

ドス黒いスープをレンゲですくってみた。

一口啜ると、たしかに辛いのは辛いのだが、辛さの中に豚骨ベースのスープが効いてて、辛さと豚骨のうまさが両立してる。

辛さのレベルは、MAX辛さの極上級の3ということもあり、かなりパンチのある辛さ。

パンチは効いてるのだが、痛いとか刺すような辛さというよりは、辛さと豚骨のうまみのコラボという感じで、スープもグイグイすすむ。

スープ自体をレンゲですくうと、表面は赤黒く辛い感じだが、スープ自体は家系豚骨のような濃いめの褐色をしてる。

麺は中太くらいで若干ウエーブがかかってる。

麺を箸で持ち上げてみた

食感はプリっとしてて、辛味の効いたスープが絡んでくると、麺のうまみと合わさっていい塩梅。

啜るたびに唐辛子の辛さが絡んできて、これぞ地獄ラーメンというストレートな訴求力だ。

白髭ネギ

白髭ネギはシャキシャキ状態で麺の上に盛られ、麺と一緒に絡めると独特のネギのうまみがイイ仕事してくれる。

チャーシュー

チャーシューは白髭ネギの下に1枚盛られてて、柔らかく繊維にそってホロッと崩れる感じだ。

その他、ワカメ、海苔などのトッピングも施されてる。

ドス黒いスープに浮かぶゴマ

そして地獄ラーメンを啜り続けるのだが、初めに辛いと感じたものが食べ続けるごとに辛さが和らいでくる。

辛さが和らいだ分、豚骨のうまみも強く感じられるようになり、途中辺りからは辛味が若干強い豚骨醤油としてワシワシと啜ることができる。

店内のカウンター上の卓上調味料

卓上には、ニンニク、コショウ、酢、コチジャンらしきものが置かれてる。

卓上のカップに入れられた焦がしねぎ

そして計量カップらしき容器の中には焦がしネギが大量に入れられてる。

焦がしねぎをラーメンに入れてみると、香ばしい香りと焦がしねぎのカリカリ感が追加される。

もともと豚骨醤油+辛味でもウマイのだが、焦がしネギが加わることで更に風味が豊かなラーメンと様変わりする。

そしてラーメンを啜り続けるのだが、大盛りにした分、若干麺量は多く感じたが、ガッツリ派ならもうちょい麺量は欲しいところ。

特盛りまで無料なので、遠慮せず頼むべきだったかも。。

最後は残りのスープをレンゲでいただく。

口の中と唇あたりが、スープを啜る度に心地よい程度にジンジンとシビレ、完食だ。やはりカライ!

地獄ラーメン@極上級3

食べてみると、

地獄ラーメンという何だか恐ろしいネーミングのラーメンだったが、意外にも辛味と豚骨の調和の取れたラーメンで、激辛で地獄の洗礼があるのかと思いきや、ある意味ウレシイ誤算で啜れるラーメンだった。

辛さの度合いは最上級の「極上級3」で確かにパンチのある辛さではあったが、豚骨のうまみもシッカリ効いてて、ただ辛いだけでなくウマミもしっかり出たラーメンに大満足やった。

ビルの1Fにある地獄ラーメンのお店の外観。

特筆すべきは、店名にもなってる「地獄ラーメン」というネーミングだろう。

一度聞いたら忘れられない店名「地獄ラーメン」

「地獄」というネーミングから近寄りがたい危険なものがあるのかと思ったが、辛味とウマミの調和の取れたラーメンは、むしろ辛いもの好きでなくても十分受け入れられるラーメンなのではなかろうか。

元祖地獄ラーメン田中屋と書かれたお店の看板

辛さのレベルは人それぞれかもしれないが、辛いもの好きであれば「極上級」の選択はアリかと思われた。

極上級にすると辛いのがキライな人には「地獄」かもしれないが、きっと辛いものが好きな人には「天国」のようなラーメンだろう。

辛さレベルの選択肢もあるし、豚骨好きな好きな人は、いちど試してみるラーメンではなかろうか。。

伊勢佐木町あたりで辛いもの気分のときは、またお邪魔したい。

次回は無料の特盛りの方で攻めてみたいなぁ。

ご馳走様でした〜♪

店名:地獄ラーメン 田中屋
TEL:非公開
住所:神奈川県横浜市中区曙町3-42
最寄駅:阪東橋駅、伊勢佐木長者町駅(横浜市営地下鉄地下鉄ブルーライン)
営業時間:11:00~翌 3:00,日11:00~翌 1:00
定休日:月曜日(※要確認)

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