西鉄平尾駅から高宮通りを薬院方面に歩くこと5分ぐらい。
ちょうどファミマとかうどんウエストがある平尾北の交差点を西鉄電車側に曲がったところに未羅来留亭「みらくるてい」はありました。
外観の黄色い看板が目立っていて、店頭ののれんには創業昭和57年の文字が見えます。
もともと早良区の西新商店街で営業されていたお店が11月末にこちらに移転オープンされてるようですね。
白いのれんをくぐり、ガラガラと引き戸をあけて店内に入ります。
厨房に面したL字のカウンター席と奥にはテーブル席がありますね。
まずは店内に入ると券売機で食券を購入します。
メニューはラーメンがメインで、
ラーメン 500円
ねぎラーメン 600円
もやしラーメン 600円
チャーシューメン 680円
替玉 100円
の設定。
その他カレーセットや辛子明太ごはんセット、ギョーザセットなんてのもありますね。
まずは基本であろう「ラーメン500円」をぽちっと押してみた。
食券を渡す際に麺の硬さ「カタ」でお願いしてみた。
厨房内では2人の男子店員さんが切り盛りされてます。
壁にはお店の説明が書かれていて、、、
未羅来留亭(みらくるてい)は、昭和57年西新商店街ハトヤ通りにて、カウンターのみ7席の小さなお店で創業しました。
スープは30年の間少しずつ改良を重ね、現在、頭骨、げんこつ等を長時間かけて取ってます。
叉焼は、肩ロースを自家製ダレで煮込み、少し塩が効いた仕上げにしています。。。
とのことだ。
西新商店街で長いことやられてて、今回平尾の地に移転してきたようだが、カナリ歴史の長いお店のようだ。
そして着席から3分ほどでラーメンが供された。
ラーメン丼は雷文。
側面には鳥のような模様が入ってる。鳳凰かなぁ。。
まずはスープを一口頂いてみた。
おおお〜♪
豚骨スープ全体としては割とサラッとした優しめのタイプ。
やさしいのだが、豚骨の押し出しはシッカリしていて、全体としてイイカンジの豚骨スープに仕上がってる。
油やカエシなどの調味料もわりとおさえめで、無化調のような体に優しそうな味わいでウマイ♪
あとを引く感じのスープなので、替玉派はスープ飲み過ぎ注意だ♪
麺は自家製麺の細麺ストレート。
固めでオーダーしたが、粉っぽさがわりと抑えめでスルスル入る感じの優しい麺。
トッピングはチャーシュー2枚に細身のキクラゲ、そしてネギ。
チャーシューは肩ロースを特製ダレで煮込んだ自家製とのことで、
脂と肉の部分が半々位で備わってて、てろんと頂ける感じの美味しいチャーシューだ。
そして麺をすすり終わり、定例の替玉をオーダー。硬さは1段階あげてバリカタで♪
券売機にも替玉ボタンがあるけど、席での現金決済でもOKだ♪
1分ほどでボウルに入れられた替玉を店員さんが投入してくれます。
ネギも少量盛られてますね♪
そして、卓上の辛子高菜を替玉に投入してみた。
そのままで辛子高菜を食べてみたけど、唐辛子が効いててピリッと辛いのだが、高菜本来の生々しさも残っててイイカンジ。
ラーメン屋によくある唐辛子まみれの高菜と違い、高菜らしさとピリ辛感がそなわったウマイ高菜だ。この高菜なら白ご飯に乗せてもいい感じだろうなぁ♪
替え玉を入れたスープに辛子高菜を広げると、ぴりっと締まった感じの豚骨スープになりイイカンジで啜れる。
替玉のバリカタ具合も上々で、ワシワシ食べられるのだが、粉っぽさがおさえめでウマイ。
そして、最後は残った豚骨スープを完飲です。
しっかり豚骨ベースに高菜の辛さが加わってうまし♥
食べてみると、スープ全体としては優しめの味わいのスープだが、きほんの豚骨はしっかり出てて、かなりウマイ豚骨ラーメンだった。
博多ラーメンというと、油や調味料でガッツリ濃い目のラーメンを想像してしまうが、未羅来留亭さんのラーメンは基本の豚骨の部分をシッカリ押し出し、カエシや油などの調味料は極力おさえた、繊細な博多豚骨ラーメンという感じだった。
やはり未羅来留亭さんは自家製麺がイイ味を出してると思う。
粉っぽさが割とおさえめで、芯もシッカリ残るバリカタが特に美味しく感じた。
固めが好きな人は普段食べる固さの一段階上ぐらいでちょうどいい感じではないかと思う。
博多に来る時はまたおじゃましたいと思う。
次回はチャーシューメンを食べてみたいな♪
ご馳走様でした〜♪
店名:未羅来留亭(みらくるてい)
TEL:092-515-4434
住所:福岡県福岡市中央区平尾1-9
最寄駅:西鉄平尾
営業時間:11:30~23:00,日11:30~21:00
定休日:水曜日(※要確認)