凪 煮干王(渋谷/ラーメン)煮干しさが溢れてる〜

渋谷の東口を出て六本木通り方面にに歩道橋を渡っていきます。
ちょうど渋谷警察署のウラの細い路地にお店はありました。


ラーメン凪 煮干王@渋谷

外観はいかにもラーメン屋さんという風貌で、赤い看板には「新宿煮干 ラーメン凪 煮干王」と書かれています。

店頭の大きな赤提灯には「我が煮干しに一片の悔いなし」と記されていて、まさにラオウの言っていたアレですね♪

店頭の注意書きには「煮干しが苦手な方はご遠慮ください」の注意書きが書かれてます。

店内は意外と狭くて、厨房に面したカウンター席のみ。食べている人の後ろを通るのもやっとぐらいの狭さですね。

まずは入り口にある券売機で食券を購入します。


▼券売機

メニューは、
煮干ラーメン 並680円、中750円、大880円
特製煮干ラーメン 並880円、中950円、大1080円
その他、塩煮干ラーメン750円なんてのもありますね。

今回は凪のラーメンで煮干系は初訪問なので、フツーの煮干ラーメンの中を押してみた。

券売機の脇には50円で食べ放題のセルフサービスのごはんもあります。

カウンターに座り食券を渡す際に麺の硬さ、味の濃さ、脂の多さを指定できるようです。
とりあえず麺のみカタ目にしてもらうことに。

そして10分ほどで煮干ラーメンが供された。


煮干ラーメン

煮干しラーメンにしてはスープが濃厚そうな茶色をしています。
麺の上にはチャーシュー、のり、いったんもめん、が乗っかってますね〜。

まずはスープを一口啜ると、まさに濃厚な煮干味で、かなりガツンと来る感じです。
はじめは煮干の内臓系(?)なのかちょいエグい風味がありますが、これも煮干の旨味としてあってほしい味ですね。
全体的には醤油などで上手く整えられた感のあるスープです。

麺は縮れた太麺でスープの絡みがよく、麵を啜るとズルズルと煮干しスープをたぐり寄せてくれます。
カタ目でオーダーしてみたが、この麺ならカタ麵でワイルドに行ったほうが良さそうだ。
麺の量は中でもチョイ少なめなので、食べ盛り男女なら間違い無く「大」を選んだほうが良さそうだ。

麺の脇にある「いったんもめん」はビローンと持ち上げるとカナリの長さ。
ピロピロの状態を啜ると、口の中で柔らかく溶けるような食感です。
ラーメンの中にない新しい食感でなかなかイイ感じです。

チャーシューは柔らかくはないが、しっかりとした噛みごたえのあるタイプ。
燻製された芳醇なかほりがフワッと漂い、美味しく頂けます。

そして麺も啜り、残ったスープも完飲です。

丼の底にはまたまた「我が煮干に一片の悔いなし」の文字が〜!

食べてみると、やはり濃厚な煮干がかなりインパクトがあり、スープを最後まで啜ってしまうほど美味しい煮干ラーメンだった。
煮干だけでなくベースになる動物系のスープやカエシのバランスがうまくまとまっていた。
ラーメンとしてこんな煮干ジャンルがあるのかとオドロキでした。

麺の量が「中」でもわりと少なめなので、お腹いっぱい食べたい人は「大」は必須かと思われる。。

凪はこれまで渋谷の「豚骨豚王」でかなり感動した記憶があるが、今回煮干王を食べてあらためて豚骨以外もかなり力作だと感心した。

渋谷に行くときはまたお邪魔したいと思います。
次回は塩煮干の方も試してみたいな♪

店名:ラーメン凪 煮干王 渋谷店
TEL:03-6427-4558
住所:東京都渋谷区渋谷3-7-2 第3矢木ビル 1F
最寄駅:渋谷
営業時間:11:00~15:30(L.O15:30),17:00~23:00(L.O.23:00)
定休日:日曜(※要確認)