福岡の3号線南バイパス沿い。ちょうど月隈と半道橋の中間ぐらい。
比較的車の通りの多いバイパスに面したところに「ラーメン魁龍」はあります。
魁龍@博多本店
店頭に掲げられた緑の看板が目印なんだけど、比較的車の流れのイイ3号線バイパス沿いなんで、うっかりしてると見逃してしまいそうな場所だ。周りにも特に目印がないし。。
店頭には結構な数の駐車場も準備されてるので、車での訪問が便利かも。
まずは緑の「どトンコツ!」と書かれたノレンをくぐり早速入店だ。
入店すると強烈なトンコツの香りが漂ってくる。
店内の一歩手前の風除室あたりの場所でもカナリの勢いだ。
ぬぅおお!濃厚豚骨ラーメン!期待できるかも〜!
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席、小上がり席も少しあるようだ。
まずはメニューを見てみた。
アレコレ悩んでると店員さんが「初めてでしたら、ご説明しましょうか?」と丁寧に説明してくれる。
メニュー
- ラーメン 640円
- 煮玉子入りラーメン 740円
- ワンタンメン 820円
- チャーシューメン 920円
- 魁龍ラーメン 790円
- 魁龍全部のせラーメン 890円
などなどのラインナップ。
お店おすすめは「全部のせラーメン」のようだが、まずは初訪問なんで基本のラーメンでお願いしてみた。
麺の硬さは指定できないようで、「バリカタ、ハリガネ、コナオトシなどの商品はありません。」とキッチリ書かれてる。
お店独自の麺のコダワリがあるのだろう。
ごはん、おにぎり、餃子を組み合わせたお得なセットも設定されてるようだ。
店内の壁には訪れた芸能人やスポーツ選手の色紙や写真が、ところ狭しと並べられてる。
けっこう遠方から来てるような方もいるようですねぇ。
カウンターの上の調味料類やトッピング類は紅ショウガ、ゴマ、ニンニクが置かれている。
魁獣(かいじゅう?)味噌なる赤い味噌が置かれてて、どうも御飯にのせて食べるものみたい。
そして10分ほどでラーメンが供された。
ラーメン
ぬぅおおお〜!
スープの色が肌色や褐色を通り越して、土のような色で、なんとも濃厚そうだ。
スープの表面には薄っすらと油がういとる。
まずはスープを頂いてみた。
むほほ!
若干とろみの付いたスープで、トンコツのパンチがかなり効いてる。
調味料やカエシなどの濃厚さというより、トンコツ本来の味がメチャメチャ濃い。
麺は中細麺。
久留米ラーメンならではの太さのストレート麺だ。
若干芯があるぐらいの麺の硬さで、濃厚な豚骨スープといい塩梅に絡む。
麺をすする度に、ドロリと粘度のある豚骨スープをたぐり寄せてくれる感じだ。うまい!
トッピングはチャーシュー2枚、細いメンマ、海苔、ネギ。
チャーシューは脂の乗りが良い感じで、てろんという感じで頂ける。味付けはアッサリ目で、スープの濃さと喧嘩しないでイイ塩梅だ。
どのトッピングも豚骨スープの濃厚さのインパクトから、印象は少ないものの、どれも美味しく頂ける。
最後はトロミの付いた濃厚とんこつスープを完飲。
とろみの中にはザラツキ感もあり、豚骨の骨なのか髄なのか、トロミ+ザラツキ感で濃厚感バリバリMAX状態だ♪
丼の底には、豚骨の髄が残ってて、丼のフチにも粉のようなザラザラした髄が大量にくっついてる。
食べてみると、
お店に入った瞬間から濃厚さが伝わってくるトンコツの匂い、そして食べてみてもカナリ濃厚なスープに大満足。
調味料などで整えられた濃厚さと違い、ベースになってる豚骨が凄まじく濃厚。まさに素材の濃さという感じだ。
店名にもなってる「どトンコツ」の名に偽りなしという感じだなぁ。
食べた後に店主からラーメンに対する思いを切々と説明されたのだが、単に商売的にウンチクを語ってる感じでなく、自分のラーメンに対する思いがひしひしと伝わってきた。
いろいろ説明してもらって、ところどころ忘れてしまったのだが、要は、
- 博多ラーメンや長浜ラーメンとは違う久留米ラーメンであること
- ハヤリに流されない
- 豚の頭の骨でスープを作ってる
- 麺の硬さは一番美味しい硬さで提供してる
- 呼び戻しスープは、継ぎ足し継ぎ足しで22年間に及ぶ
とのことだった。
なんだか熱い思いで作られたラーメンに、お腹も心も大満足だ♪
濃厚久留米ラーメン気分の時はまたおじゃましたい。
次回は全部のせラーメンも食べてみたいなぁ。
ご馳走様でした〜♪
店名:久留米ラーメン 魁龍「かいりゅう」 博多本店
TEL:092-483-4800
住所:福岡県福岡市博多区東那珂2-4-31
最寄駅:地下鉄東比恵、福岡空港、JR竹下駅(歩くと結構遠いので車が便利)
駐車場:あり
営業時間:11:00~23:00,日祝11:00~21:00
定休日:年中無休(※要確認)