ラーメン 暖暮「だんぼ」 川崎仲見世通店(川崎/豚骨ラーメン)

甘めのカエシで整えられた食べやすい豚骨ラーメン

ラーメン 暖暮「だんぼ」 川崎仲見世通店のお店の外観 川崎駅前の仲見世通り商店街

川崎駅から3分ほどの川崎仲見世通り。
屋根付きのアーケード街から少し入ったところにお店はありました。

九州ラーメン総選挙第1位らしい 店頭の立看板

外には立看板があり「九州ラーメン総選挙 第1位受賞 暖暮」とデカデカと書かれています。
2012年の2月にオープンしているようで、店内もきれいな感じですね。

本店は福岡の二日市にあるようで、久留米からも近いということもありこれは期待倍増ですよ〜♪

店内の券売機 ラーメン暖暮メニュー

店内に入るとまずは食券を購入します。
ラーメン 700円
ネギごまラーメン 750円
烈火ラーメン 750円(通常のラーメンの5倍以上の辛さが選べる)
半熟煮玉子ラーメン 800円
チャーシューメン 800円

その他ご飯ものなどは、
卵かけごはん 250円
スタミナネギ豚丼 250円
チャーシュー高菜丼 250円
明太子ごはん 200円
ギョーザ 300円
などがありました。

ご飯ものやギョーザは意外とリーズナブルかも。。

でも基本のラーメンが700円なのは、地元豚骨ラーメン価格からするとかなり高い気がしますね。、
関東豚骨価格にしても「7」がちらつくとやはり高い気がする。

まぁ、一杯700円代の豚骨ラーメンとなると、庶民のラーメンと言うより「スペシャルなラーメン」のジャンルに入りそうなので、それはそれで楽しめそう♪

今回は初訪問なのでデフォルトであろうラーメン700円に煮玉子が乗った「半熟煮玉子ラーメン800円」を押してみました。
替玉150円ボタンもあるが、券売機で買わなくてもカウンターで現金でも対応してくれるようなので、一杯目を食べてから決めることに。。。

卓上の調味料など

店内は奥に長く伸びていて、カウンター席がほとんどだが、奥のほうには4人がけのテーブル席が2つほどあるようだ。

麺の硬さと辛みのタレの量のメニュー

カウンターに座り食券を渡すと、麺の硬さ、辛みだれの量を尋ねられます。
麺の硬さは定番のバリカタで頼もうとしたが表記がなく、「超カタ」でお願いしてみました。

辛みのタレは入れることが前提になってるようで、多め、普通、少なめ、なし、の4段階にわかれてます。
こねくり回してないフツーのデフォルトな豚骨ラーメンが食べたかったのでナシでオーダーです。

なんだか「烈火ラーメン」というメニューがあったり、「辛みのタレの量」とか、辛くすることが売りのようです。

暖暮のラーメン

それから5分ほどでラーメンが供されました。

褐色のスープの上にはうっすらと油が浮いています。
具材はチャーシュー、ネギ、そして煮玉子とシンプルな構成。

スープはまろやか

まずはスープを一口すすると、豚骨の濃度はソコソコの感じで抑えられていて、甘みのあるカエシで整えられているようで、臭みも少なく食べやすく仕上げてありますね。
温度は若干ぬるめ。

スープの味としては博多ラーメンや久留米ラーメンや長浜ラーメンに属さない、甘いカエシで整えられた上品な豚骨に仕上がってます。
これなら豚骨が苦手な人でもイケそうな感じです。

なんとなく「東京豚骨ラーメン」に近い気もするけど、これが暖暮オリジナルの味ということですね♪

麺は細麺ストレート

麺は細麺ストレート。
超カタで頼んだ分しっかり粉っぽさも残ってますね。ワシワシと美味しく頂けますよ♪
スープがチョイ上品目の感じなので、荒々しい超カタはチョト合わないかも。普通の硬さでもいいかな。

麺はマルニ食品製

麺はマルヒ食品の筑前工場製のようで、地元から取り寄せているようだ。

チャーシュー 煮玉子

チャーシューは大判で柔らかい。
目立った特徴はないが美味しく食べられるチャーシュー。

煮玉子は味が少し付いている感じで、濃厚ではないが、スープと絡めて食べるとおいしい。

紅ショウガはお店の人に頼みます

そして恒例の替玉を現金でオーダー。またまた超カタで、、しかし150円は高いなぁ、、、

替玉はお椀で供されますので自分で丼に投入します

1分ほどでお椀に入れられた替玉が供されます。
替玉を供される前に麺の上からタレらしきものがかけられてます。

早速、替玉を丼に投入し、食べ放題の辛子高菜をタップリと盛ります。

卓上の食べ放題の辛子高菜 替玉に辛子高菜を投入

辛子高菜はそんなに辛くないので、辛いのが苦手な人にも大丈夫そうだ。
スープに溶け出した辛子高菜を炒めたごま油の香りが加わりイイカンジですよ。スープに少し締まった感じになり、一杯目とはまた違った感じで楽しめました。

食べてみると、ストレートな豚骨ではないが、甘みのあるカエシで上手く整えてあり、食べやすい豚骨ラーメンでした。
印象としてはガツンとくる博多や久留米の豚骨というより「上品目に整えられた豚骨さん!」という感じかな。
豚骨臭さも抑えめなので、ストレートな豚骨が苦手な人にも十分に楽しめそうだ。

ただ基本の豚骨ラーメンが700円で、替玉が150円というのは豚骨ラーメンではチョト高い気がする。
今回は煮玉子付き800円に替玉150円だったので950円。
チェーン店でなく、個人経営でがんばってる豚骨ラーメン店でも600円台中半から後半あたりでで頑張っている関東豚骨市場のなかでは、どうしても高い気がする味と価格のバランス感だ。

一蘭や一風堂などの博多にあって、ひとつの豚骨ジャンルを確立させた豚骨ラーメン店と同じ位置づけなのかな。。

次回は二日市の本店も試してみたいと思う。

店名:ラーメン 暖暮(だんぼ) 川崎仲見世通店 (DANBO)
TEL:044-200-7070
住所:神奈川県川崎市川崎区砂子2-2-5
最寄駅:川崎駅
営業時間:11:00~翌6:00
定休日:年中無休(※要確認))