カレーが600円でフル装備すぎるっ!カレーショップ90番(鹿児島)

鹿児島中央、カレーショップ90番のカレー

鹿児島中央駅から歩くこと2分ぐらい。
駅南側にあるベル通りの中にカレーショップ90番はありあす。

カレーショップ90番@鹿児島中央

鹿児島カレーショップ90番の外観

白い外観にデカデカと書かれた「90番」の文字が目立ってて、なかなかインパクトなる外観。どことなく独特のオーラを放っているざますよ。

店頭には値段入りのメニューもあり明朗会計。安心して入店可能。

まずは扉を開けて入店してみた。

店内のカウンター席に置かれたお冷

店内はL時のカウンター席のみで、奥に長く伸びる店内。いわゆるTHEスタンドカレーの店という佇まい。

一番奥には厨房があり、揚げ物系はこちらでオーダーごとに揚げているようだ。

まずはメニューを見てみた。

メニュー

カレーショップ90番のメニュー
  • ビーフカレー 600円
  • カツカレー 850円
  • チキンカツカレー 850円
  • ハンバーグカレー 850円

などなどのラインナップ。大盛りは100円アップで対応してもらえるようだ。

同じ値段でハヤシライスの設定もあり、カレー以外も揃っててナカナカ幅がある。

鹿児島ということであれば名物でもある「とんかつ」が乗ったカツカレーにもトキメクが、まずはキホンでありそうなビーフカレーをオーダーしてみた。

店内に飾られた長嶋茂雄の写真と背番号90番の小久保のユニフォーム

店内には巨人の長嶋茂雄の写真や、小久保のユニフォームなどが書かれてて、店主の趣味なのか野球ずくめだ。

長嶋茂雄の写真の背番号は90番、小久保のユニフォームも90番となっていて、この背番号から店名を付けたのだろうと容易に想像できる感じだ。

オーダーするとすぐにキャベツの千切りの野菜サラダが供され、平皿にご飯を盛ってカウンター内ですぐにカレーを掛けられてる。

そしてオーダーから2分ほどでビーフカレーが供された。

ビーフカレー

ビーフカレーとキャベツの千切りセット

やや黒目のルーがたっぷりと掛けられたカレー。

まずはカレーを頂いてみた。

カレーのルー

わりと辛さは抑えめのカレーで、食べ続けるごとに後からホンノリと辛さが効いてくる。

本格的なスパイスの効いたカレーというより、昔ながらのカレーという感じ。

カレーをスプーンですくってみた

どことなく懐かしさを覚えるホッとする味わいのカレーだ。これなら辛さが苦手な人にも十分楽しめるカレーだな。

具材は見た目に見えるのは牛肉のみで、野菜の姿は皆無。

カレーのルーの旨味から、おそらく野菜は煮込まれて姿を消しているのだろう。

お肉は大きめの牛肉が3個ほど入っていて、まさにビーフカレーの名に偽りなしという感じ。

口に入れるとフワッと崩れるほどメチャメチャ柔らかく煮込まれてて、なんとも味わい深いビーフだ。

ライス

ライスはカレーとのマッチングのいい少し固めの炊き加減。カレーと合わさることで、ライスがホロッとほぐれ、丁度いいあんばいでかきこめる。

キャベツの千切りサラダ

カレーに付属のサラダは、キャベツの千切りのドレッシングがけ。

野菜サラダが1つ付くことで何だか豪華になるし、しかもバランス良くカレーが食べられるのが何ともウレシイ。

テーブルに置かれたラッキョウ、福神漬、たくあん

卓上にはカレーの相棒、らっきょう、福神漬け、そしてタクアンが置かれている。

キホン取り放題な容器に入れてあるので、これをカレーとともに頂く。

カレーに添えたラッキョウと福神漬

何の変哲もない普通のラッキョウと福神漬けだが、カレーのスプーン休めにはピッタリ。これがなきゃカレーは始まらない!

タクアンはカレーの相棒としてどうなん?とも思えたが、これがナカナカ相性が良く、カレーの1要素をなす「御飯」の相棒としてイイカンジだ。

野菜サラダもラッキョウも福神漬、そしてタクアンまでも標準装備!

昨今ではサラダやラッキョウまでも有料オプションのお店もある中、カレーのお供として標準装備なのはマジでウレシイ限りだ。

ビーフカレー

そしてカレーをかきこむのだが、けっこう御飯が多めに盛られてて、最後の方は若干カレールーが足りなくなる。

でもそこはノープロブレム!

こちらの90番さんはカレールーのお代り追加も無料で行ってくれるようで、遠慮なく追加のルーを掛けてもらう。

カレーを食べるときの配分は人それぞれ。ルー多めにかき込む人にとっては夢のようなサービスだ。

カレールーを追加すると、もしかしてアノ柔らかい牛肉もまた入れてもらえるのか?との淡い期待もあったが、世の中そんなに甘くないようで、フツーにカレールーのみを追加だ。。

そして最後に残った御飯を追加のカレールーと共にかきこむ。

食べ終える頃には「食後のアイスをどうぞ!」と小皿で出される!

小皿に乗せられたアイス

なんと、最後はデザートまでつくサービス!

すばらしい!ビバ!カレー90番!と声を大にして言いたいぐらいだ!

小さい更に盛られたアイスだが、カレーで若干火照った口の中をクールダウンしてくれる。

バニラ味なのだが、サッパリとした味わいで、中にバニラビーンズなのか粒粒が入ってて、バニラ感を主張してくる。

最後はデザートのバニラアイスを食べ、感動にひたりながら完食だ。

カレーショップ90番と書かれた、店頭のオレンジ色の立て看板

食べてみると、、

辛さはジョジョに来るタイプの優しいカレーは、どこか懐かしさを覚える味わいで、ホッとする感じだった。

ライスの盛りも普通もりでも十分に多く、成人男子なら満足できる量だろう。ガッツリ派には大盛り100円の選択肢もあるので心配無用かと思う。

カレーショップ90番があるベル通り

特筆すべきは、カレー屋としてのサービスのすばらしさだ。

600円という値段でありながら、野菜サラダ、デザートのアイスまで付いてて、かなり満足度の高いカレー。

また、ルーが足りなくなったら追加もOKという、心の広いサービスには感動を覚えた。

しかも、カレーのお供に関してもラッキョウ、福神漬、そしてタクアンまでデフォルトで付いてて、カレー好きのツボをしっかりと押さえた内容には感動すら覚えた。

ベル通りに入る曲がり角。薩摩蒸気屋が角にある

これはまさに「フル装備カレー」と言えるのではなかろうか。

フル装備とは昭和世代の古い言葉なのかも知れないが、昔は車にエアコン、パワーステアリング、パワウインドー、この3つが付くことでフル装備と呼ばれていたものだ。

今では当たり前にフル装備な時代なのだが、昔は1つでもオプションを付けると感動したし、フル装備だと最高に嬉しかった。

今回食べた90番さんのカレーは、まさにアノ当時の「フル装備」を彷彿とさせる内容であった。

カレー単体注文でありながら、サラダ付、デザート付き、ルーの追加OK!

しかもカレーの相棒ラッキョウや福神漬も標準装備!!!

まさに、カレー好きであればこの上ない喜びだろう。

店内に飾られた長嶋茂雄の写真と背番号90番の小久保のユニフォーム

鹿児島中央駅すぐ近くのカレーショップ90番。

最初は何の変哲もないフツーのカレー屋かと思ったが、スタンドカレー屋のツボを押さえたフル装備の内容には感動を覚えた。

カレー好きの方なら是非試してみては如何だろうか。

鹿児島に来るときは、またお邪魔したいなぁ。

次回は人気があったチキンカツカレーの方も試してみたい。

ご馳走様でした〜♪

店名:カレーショップ90番
TEL:099-252-6626
住所:鹿児島県鹿児島市中央町21-9
最寄駅:鹿児島中央
営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜