広島駅から直通の駅ビル、新幹線名店街。
おみやげコーナーのそばの飲食街に、お好み焼きの「みっちゃん」はあります。
みっちゃん総本店@広島新幹線名店街店

広島の名物で一番最初に思いつくのは、やはり「お好み焼き」だろう。
お好み焼き屋がたくさん入った「お好み村」なんかもあるし、街のいたるところにお好み焼き屋さんがありますね。
ジモティの方に聞くと、やはりお好み焼きを食べる頻度がカナリ高いみたいで、地元の人にとってはソウルフードといえるのではなかろうか。
その広島のお好み焼き屋の中でも屈指の人気を誇る「みっちゃん」を訪問してみた。

本店は広島の中心街「八丁堀」にあるのだが、いつ行っても人気があり行列。。。
おそらく並んでる人の手荷物の大きさ具合から、観光の方が多いのかもしれないが、それにしてもカナリの行列だ。
ワシみたいに忙しいデキルビジネスマンなら、並ぶのに一大決心をしないといけないぐらいだ。。w

今回はその八丁堀に本店のある「みっちゃん総本店」の広島駅にあるお店を訪問してみた。(本店に並ぶ一大決心は無かった。。。)

みっちゃん総本店とは、、
広島最古のお好み屋であり、焼き手として現役で活躍する最古参の井畝満夫が立つ唯一のお店である。 1950年(昭和25年)、中央通りにて現在の店長の井畝満夫と父(井三男)で屋台を営む。1965年(昭和40年)に移転。現在、使用しているソースはオタフクソースに注文して作った『みっちゃん総本店』オリジナルソースを使っている。Wikipediaみっちゃんより
なるほど。広島最古ということは広島発祥のお好み焼き屋なんだ。なんだか感動だなぁ。。
広島駅の新幹線口のお土産屋さんなどと隣接する「みっちゃん」。
本店ほどではないが、やや行列ができてて、行列に並べない事情のあるデキルビジネスマンや、仕事や観光で新幹線で時間が限られてる方には広島を満喫する最後のトリデ的なお店だ。

まずは行列に並びメニューを渡される。並んでる間にメニューをみてみた。
メニュー

- そば肉玉子 750円
- イカ そば肉玉子 950円
- エビ そば肉玉子 950円
- イカ天 うどん肉玉子 900円
- もち うどん肉玉子 900円
などなどのラインナップ。
麺のダブルはプラス100円、トリプルは200円アップだ。
ごはんとセットにできる、お好み焼き定食もラインナップ!
みっちゃんオススメのラインナップとしては、、

- 特製スペシャル 1250円
- カキ入りそば肉玉子 1300円
- ネギかけそば入り 900円
などなど。

オプショントッピングも充実してて、、
ネギかけ、チーズ、もち、キムチ、イカ天、などなどから選択可能。自分色のお好み焼きを作ることも可能。

その他、焼きそば焼きうどん、鉄板焼きおつまみなんかもあるようだ。
まずは初訪問なので、基本かと思われる「そば肉玉子」をオーダーしてみた。
ガッツリいきたい気分だったので、蕎麦はトリプルで3倍でネギかけも追加してみた。ついでに生ビールも。。

他の方のオーダーを聞いてると、広島の名産だからなのかカキ入りをオーダーする方が意外と多い。やはり、THE広島を堪能するには牡蠣を入れるべきだったか。。。
行列が進み順番が回ってきて店内に案内された。
「みっちゃん」と書かれた白いノレンをくぐり入店だ。

店内は意外に広く、テーブル席が中心だが一人飯用にカウンター席も準備されてる。
家族連れの方も意外と多く、テーブル席が多いので子連れの方も安心だ。

お好み焼きはキホンテキに店員さんが鉄板で焼かれて、お皿で供給されるかたちだ。
広島お好み焼きというと、鉄板の上からヘラ(コテ?)でダイレクトに食べるのがやはり通な食べ方だと思うし、普段からお好み焼きを食べ慣れてる広島人の方には問題なしで、ヘラ!グッドジョブやと思う。
ただ、コテで食べることに慣れていない観光の人やワシのようなアウェー人には、どちらかというと皿で供給してもらい箸で食べるほうが安心だ。。
まずはカウンター席に案内され、生ビールを頂く。

キンキンに冷えたジョッキに注がれた生ビール。ぷは〜!
ノドを潤すごとに、これからツマミとして頂く「お好み焼き」への期待感が高まる。

鉄板の上では若い兄ちゃんがガンガンお好み焼きを作られてる。
作り初めは、山のように盛られたお好み焼きだが、作り終える頃にはお好み焼きサイズとして標準ぐらいの高さに落ち着く。
最後にハケでお好みやきソースを塗ったなら完成だ。
お好み焼き@そば肉玉子

大き目の皿にガッツリと盛られた「お好み焼き」。
そば3倍のトリプルにしただけの事はあり、お好み焼きのフチから麺がかなりハミ出してる。。

頂点にはネギがどっさりと乗せられてて、スバラシイ盛り加減だ。
横から見ると盛り上がってる。
まずは一口頂いてみた。

生地と玉子が乗った「THE焼きそば」という感じで、そば自体に味はほとんど付いてないシンプル状態で焼かれてる。

そばの焼かれたところは、パリパリになってて、コレが食感的にかなりイイカンジだ。うまい!
そばだけのプリっとした食感の中に、部分的にパリパリ。
キホンテキに、玉子と生地が乗った「そば」という感じで、麺を中心にガシガシ食べられるお好み焼き。

味付けは最初にかけられてるネギとソースがメインの味付け。

そして、お好みでかける卓上のオタフクソースを追加投入してみた!うりゃぁ〜!

オタフクソースを追加すると、もともと控えめだった味わいがソース上等な感じに早変わり。これやね、お好み焼きは!

ワシワシとソースを絡めて頂くとビールもススムぜ!レモンサワーにチェーンジ!

そして卓上に置かれたオタフクソース特製の「からしマヨネーズ」も置いてあるので、かけてみる。
カラシは割りと抑えめではあるが、サッパリと頂けるマヨネーズ。
この「オタフクマスタードお好みマヨネーズ」なら、お好み焼きだけでなく、いろんなものにかけて美味しく頂ける感じだ。
フツーのマヨネーズも置かれているが、やはりお好み焼きの相棒には、オタフク特製のマスタードマヨネーズがベストマッチング!

トッピングのネギがこれまたイイカンジで、ぴりっとした辛味とネギの風味が口の中に広がりいい塩梅。
ソースのみだと、やや甘めの仕上がりになるが、ネギとのコラボは相性バツグンだ。
そして、お好み焼きを食べ進めるのだが、そば3玉は見た目よりもカナリ重量感があり、6割食べたあたりでカナリ満腹感が襲ってくる。

そばトリプルの3玉。
もしかしないでもシェア前提の量なのかもしれないが、広島お好み焼きの醍醐味はやはり中に入ってる「そば」。
これがガッツリと頂けるなんて、なんたるシアワセ!
最後は卓上に置かれた広島名産レモンの調味料「レモスコ」でサッパリピリピリにして完食だ。これが意外とイケる!

食べてみると、
プリっとした麺と焼き目の入ったパリパリ麺のW食感が何とも絶妙で、そば3玉ではあったが美味しさゆえサラッと腹におさまった。
卓上のオタフクソースや辛子マヨネーズのアシストもあり、ビールのお供としては最高のお好み焼きだったなぁ。

しかも広島お好み焼きの発祥とも言われてる「みっちゃん」で食べることができてマジ感動。(本店より広島駅の方が行列少ないし、意外と穴場かも。。)

広島お好み焼きというと「そば麺」や「うどん」を入れて焼くことが主流だが、これは大阪のお好み焼きの「生地」にあたると思う。
今回広島焼きでプリプリ麺とパリパリ麺のW食感が麺が楽しめて大満足やった。
お好み焼きはやはりメインたる、麺もしくは生地を楽しむのが醍醐味だろうとマジ思った。。

まさに、麺の食感を楽しむ広島か、生地の感じを楽しむ大阪か、という感じなんだろうなぁ。。。

広島風お好み焼きが好きな人は、広島焼き発祥の「みっちゃん」で一度試してみてはいかがだろうか。そばがパリっとしておいしいですよ〜。
広島でお好み焼き気分のときは、またおじゃましたいな。
次回は、うどん3玉トリプルの方でも試してみたい。
太さもあるし、ガッツリ食べ応えあるだろうなぁ。
ご馳走様でした〜♪
店名:みっちゃん総本店 広島新幹線名店街店
TEL:082-263-2217
住所:広島県広島市南区松原町1-2
最寄駅:広島駅(新幹線口)
営業時間:11:00~21:00「ラストオーダー20:30」
定休日:年4回 新幹線名店街の店休日に準ずる(※要確認)