赤羽駅を東口に出て歩いて1分ぐらい。
ちょうどミスドを過ぎたあたりに「自家製麺 伊藤」はありました。
外観は古い民家のような作りになってて、カナリ年季が入っており木が黒ずんでるような感じ。
間口は狭く奥に長く伸びていて、店舗の脇の通路からお店の中に入ります。
引き戸をガラガラと開けて店内に入るのだが、お店に入る前からキョーレツな煮干しの香りが漂ってきます。店内に入ると煮干しの香りはMAX状態。もう匂いだけで内蔵のエグ味までわかるぐらいの煮干しい香りです。
濃厚な煮干し味が頂けそうで、期待感倍増ですYO〜♪
まずは食券を購入します。
基本メニューは、
中華そば 600円
肉そば 750円
比内鶏そば 600円
比内地鶏肉そば 750円
麺の量は並(140g)、中1.5玉100円アップ(210g)、大2玉200円アップ(280g)と分かれていて、
「肉そば」と「比内鶏肉そば」が初めての方にオススメと書かれてありますね。
デフォルトであろう中華そばにもトキメクが、比内鶏という文字がなんとも気になり「比内鶏肉そば」をぽちっと押してみました。
店頭にも書いてあったが、比内鶏肉そばは人気があるのか、通販でお取り寄せも対応してるようだ。
店内は厨房に面したカウンター席のみで、座ってるお客さんの後ろを通るのも困難なほど狭い。
すいませーん、、と声をかけながらあいている席へ。
店員さんは黒いTシャツを着た若い男子が2名で切り盛りされてます。
カナリ古い民家という感じから、歴史のあるお店で、店員さんもそれなりに年配なのかと思っていたが、チョト意外でしたね♪
厨房内では一杯ずつ丁寧に中華そばを作られてます。
そして10分ほどで「比内鳥肉そば」が供されました。
スープは意外と少なめで、麺と同じぐらいの高さまでです。
脇にはたっぷりのお肉が盛られてます。
まずはスープを頂いてみた。
鶏のうま味が感じられ、そのあと煮干しの感じがふわっと香ります。
油は殆ど感じられず、カエシの醤油が少し立ってる感じだ。
どちらかというと煮干しはおさえめで、鶏のうま味でまろやかさが感じられる。
無化調ということだが、これだけの比内鶏のうま味と煮干しい感じが出てるのは正直驚きだ。
シッカリとした鶏のうま味と煮干しの感じだけで表現された、シンプルイズベストなラーメンだ。
麺は中細ストレート麺。
チョイ硬めの茹で加減で、若干芯が残るぐらいの硬めの麺。
博多ラーメンの硬麺ほどの粉っぽさはないが、ワシワシと美味しく啜れる麺だ。
カタメだけに麺の食べごたえもありますね。
具材はシンプルに、ネギ、肉、そして甘みのあるタマネギ。
肉は厚みがあり脂身と肉が半々ぐらいで、柔らかさと噛みごたえを兼ね備えた感じ。
噛むほどに肉のうま味が口の中に広がる。
量もシッカリ目でガッツリと食べごたえのある肉だ。
鶏の甘みと煮干しい感じがカナリ美味しく、最後はスープを完全に飲み干してしまいました。
食べてみると、鶏の甘みと煮干しの感じがうまくまとまってて、サクッと食べやすい鶏そばでした。
しっかり硬めで提供される麺のワイルドさと、比内鶏と煮干しの優しめのスープが相まって、ワシワシと美味しく頂けた。
鶏のうまみと煮干し、カエシだけでこれだけ旨いスープが出せるのにはチョト感動すら覚えた。。
今回普通盛りだったが麺がチョイ少なめな感じがした。
ガッツリ行きたい男女には「中」以上は必須かもしれない。
次回はデフォルトでありそうな「中華そば」の方を食べてみたいと思う。
煮干しが濃厚そう。。
ご馳走様でした〜♪
店名:自家製麺 伊藤
TEL:03-3598-2992
住所:東京都北区赤羽1-2-4
最寄駅:赤羽駅
営業時間:11:00~16:00,17:00~23:00
日祝日11:00~21:00
定休日:不定休(※要確認)