横浜駅西口から歩いて4分ぐらい。
横浜ベイシェラトンホテルの裏にある横浜天理ビルの地下飲食フロアに、味奈登庵さんはあります。
味奈登庵「みなとあん」@横浜駅西口
![そば処 味奈登庵@横浜天理ビル店 そば処 味奈登庵@横浜天理ビル店](https://lh3.googleusercontent.com/-va-6Yre_r4s/VcVL09m37nI/AAAAAAAAhyo/zEszyFn83Dg/s800-Ic42/GR0003803df.jpg)
横浜駅からは少し離れてるが、ダイヤモンド地下街から有隣堂の間をぬけて、地下街で直通でいける場所だ。
![横浜駅西口のベイシェラトンとヨドバシカメラの間に見える横浜天理ビル 横浜駅西口のベイシェラトンとヨドバシカメラの間に見える横浜天理ビル](https://lh3.googleusercontent.com/-YSYsBRsNb1Y/VcVMAcswBCI/AAAAAAAAhyo/XzhDez57s10/s800-Ic42/GR0003818df.jpg)
前回、テンコ盛りのもりそばの富士山盛りをワンコイン500円で頂き、大満足だったのは記憶に新しい。
前回、横浜天理ビル店で食べた富士山盛り、、
ガッツリ1kg富士山盛りが500円!大盛り感がスゴイそば屋!味奈登庵(横浜駅西口) | B級グルメランチ紀行.
横浜駅と言うとJRや私鉄などがカナリの数で乗り入れてるビッグステーションで、人の往来も激しいのだが、味奈登庵さんのある横浜天理ビルまで来ると、何気に静かな感じになる。
![横浜駅西口のバスやタクシーのロータリー 横浜駅西口のバスやタクシーのロータリー](https://lh3.googleusercontent.com/-Tq36dK2bcoU/VcVL_8NgIRI/AAAAAAAAhyo/_npHGaNRhKw/s800-Ic42/GR0003820df.jpg)
横浜駅広しとはいえど、まさに知る人ぞ知るという場所だ。
お店の前には写真付きのメニューも貼りだされてるので、明朗会計。安心して入店可能だ。
メニュー
![メニュー メニュー](https://lh3.googleusercontent.com/-6lIzw9qkZA4/VcVL5fRfc7I/AAAAAAAAhyo/qM7ns2FBxKM/s800-Ic42/GR0003768df.jpg)
- もりそば 300円
- かけそば 300円
- ざるそば 350円
- つけ天そば 700円
- カツ丼セット 830円
キホンテキにソバやウドンが同じ価格で提供されてるので、そば好きにもウドン好きにも安心だ。
トッピングで細かく分類されたソバやウドンメニューの下に、セットの丼もののメニューがある。
![丼ものとのセットメニュー 丼ものとのセットメニュー](https://lh3.googleusercontent.com/-34O3_i5A5Eo/VhEQq1waGgI/AAAAAAAAifE/hQf56yoMNas/s800-Ic42/GR0004305df.jpg)
カツ丼、イカ天丼、親子丼、海老天丼、カレー丼などなど、丼もののセットも充実してる感じだ。
丼セットの中でも「一番人気」はカツ丼セットみたいで、見ればカツ丼単品530円の選択もできるようだ。
そば屋のカツ丼なら、ソバ出汁が効いててうまいに違いない。
でもセットなら830円と若干値が張る。。
ならば、カツ丼単品530円の一択のみ!
ワシ「カツ丼ください!」
店員「単品でよろしいのですか?」
ワシ「おねがいしますっ!」
ということでカツ丼単品をお願いしてみた。
やはり、セットありきの表記になってるカツ丼だけに、単品注文する人は少ないのだろうか。。
そば屋のカツ丼と1対1で向かい合いたい!
なんというか、そんなワシのハートが店員さんも分かってくれたに違いない!(ただ単に金欠だけなのもある。。)
![テーブル上に置かれた調味料 テーブル上に置かれた調味料](https://lh3.googleusercontent.com/-lh3NPQx-USA/VhEQrcp_15I/AAAAAAAAifE/3-s5aARc9xA/s800-Ic42/GR0004304df.jpg)
注文をしたなら、番号札を片手に好きな席に座る。
お冷やお茶はセルフサービスなんで、自分で注ぎにいく。
店内は若干暗めで、いうたらチョイ雰囲気のある日本そば屋的な和風な佇まい。
セルフのそば屋とはいえ、落ち着いた雰囲気でソバが啜れるような空気感だ。
![カツ丼単品のお会計の伝票 カツ丼単品のお会計の伝票](https://lh3.googleusercontent.com/-oslBzI3qiOk/VhEQxnzkdAI/AAAAAAAAifE/drouSawMdsE/s800-Ic42/GR0004323df.jpg)
店内はサラリーマンらしき方も多いが、お買い物帰りの横浜マダム達の憩いの場としても使われてるようだ。
テーブル席も準備されてるが、1人メシにも対応しててカウンター席も十分に準備されてる。
![受け渡しの窓口 受け渡しの窓口](https://lh3.googleusercontent.com/-vuUF9IxEXEc/VcVLy5EIUnI/AAAAAAAAhyo/UMZgtZwp8oQ/s800-Ic42/GR0003793df.jpg)
そして、10分ほどで番号が呼ばれ受け渡しカウンターから渡された。
カツ丼
![カツ丼 カツ丼](https://lh3.googleusercontent.com/-FZoNfXqTpjo/VhEQsBp3T4I/AAAAAAAAifE/-gHp6iXBHHU/s800-Ic42/GR0004307df.jpg)
おおお〜!
普通サイズの丼に、ほぼご飯が見えないくらに盛られたカツ。
一見すると玉子はほぼ凝固してて、黄身と白身のコントラストが美しい。
まずはカツを頂いてみた。
![ほぼ凝固したカツを閉じてる玉子 ほぼ凝固したカツを閉じてる玉子](https://lh3.googleusercontent.com/-GdqEtILJ4_s/VhEQtFaShdI/AAAAAAAAifE/qtnz660cVwo/s800-Ic42/GR0004310df.jpg)
トンカツは「カツ丼」としての厚みは正直薄いのだが、吸い上げた出汁で衣がしんなり柔らかくなってる。そば屋のカツ丼はコレでいいのだ。
わりと柔らかい豚肉を使用してあり、ロースのような脂ものってるが、しつこさは無い。
![玉子とダシ汁が絡んで凝固してる 玉子とダシ汁が絡んで凝固してる](https://lh3.googleusercontent.com/-BniyCYKBMo8/VhEQuelnEPI/AAAAAAAAifE/NfFPEzYvxdk/s800-Ic42/GR0004312df.jpg)
衣がダシ汁を吸い上げてて、若干シンナリしてて、半分以上凝固した玉子との絡みも上々な感じだ。
![カツ丼のカツの断面 カツ丼のカツの断面](https://lh3.googleusercontent.com/-pJgvc1iGIlg/VhEQvhtMSyI/AAAAAAAAifE/SthRm4K6Fkw/s800-Ic42/GR0004319df.jpg)
ダシ汁は、まさにソバ屋のダシ汁という感じで、トンカツやカツ丼メインの店に比べると非常に味わい深いダシ汁だ。
カツの下にはタマネギも入ってて、ソバ屋のダシ汁とタマネギのコラボレーションが見事にソバ屋のカツ丼を演出してる。
トンカツというジャンルでカツ丼を食べるのなら、もちろんカツという部分では正直物足りないかもしれないのだが、そば屋のダシ汁ありきのカツ丼なんで、むしろカツのみよりダシ汁とカツと玉子を三位一体で楽しむ感じだ。
御飯は丼用なのか、若干固めの炊き加減。
![カツの断面2 カツの断面2](https://lh3.googleusercontent.com/-JSDpAyUrijY/VhEQuzb8dRI/AAAAAAAAifE/b_A7mf_hafQ/s800-Ic42/GR0004315df.jpg)
カツに染み込んだダシ汁が御飯に流れ出てるのだが、汁だくになるほどの量ではないで、御飯のふっくら感に適度にダシ汁が絡まってる感じだ。
なにげに食べ進めると分かるのだが、玉子とダシ汁が合体して固まってるところが絶妙な旨さになってる。
ただのカツ丼ではあるが、ダシ汁と玉子、そしてカツの見事なコラボレーションがすばらしい。
付け合せの漬け物はカツ丼と戦った口の中を優しく癒してくれるサッパリ感。
![付け合せの漬け物 付け合せの漬け物](https://lh3.googleusercontent.com/-I2n4ZtzBZ_Y/VhEQpEm-SPI/AAAAAAAAifE/S3H77Bo9PeY/s800-Ic42/GR0004309df.jpg)
そしてワシワシとかきこみ完食だ。
![カツ丼の全景。箸袋に「つけ天の味奈登庵」と書かれてる カツ丼の全景。箸袋に「つけ天の味奈登庵」と書かれてる](https://lh3.googleusercontent.com/-uBm_wBN02uI/VhEQsnUu0VI/AAAAAAAAifE/LUvHJQ-Cuhc/s800-Ic42/GR0004306df.jpg)
蕎麦とのセット前提なのか、量的には割りとフツーだった。
![味奈登庵の箸袋 味奈登庵の箸袋](https://lh3.googleusercontent.com/-DC3lTaqzuTk/VhEQt3equ8I/AAAAAAAAifE/t15qXG8Aifs/s800-Ic42/GR0004321df.jpg)
カツ丼単品でガッツリいきたいなら、御飯大盛り100円アップは必須かと思われた。
![味奈登庵の店頭のちょうちん 味奈登庵の店頭のちょうちん](https://lh3.googleusercontent.com/-bkou6Sre7z4/VcVL1SX54RI/AAAAAAAAhyo/hn1xsZdSv7o/s800-Ic42/GR0003806df.jpg)
食べてみると、
そば屋のカツ丼を単品で味わう。
今回食べた味奈登庵さんのカツ丼は、トンカツ屋や大手カツ丼チェーン店のカツ丼とは別物の味わいだった。
量的には蕎麦ありきの量ではあるものの、絶品の蕎麦出汁と玉子、そしてカツのコラボが最高のカツ丼やった。
丼のものセットの「一番人気」の座に位置するのが、納得のカツ丼やった。
![横浜天理ビルのテナント一覧 横浜天理ビルのテナント一覧](https://lh3.googleusercontent.com/-Y3AfTjb7IZg/VcVL83nvj9I/AAAAAAAAhyo/jJMbxZIud8k/s800-Ic42/GR0003813df.jpg)
特筆すべきは、そば屋の出汁の存在だろう。
カツ丼単体と考えると、カツ丼専用のマイルドな割下や既成品の丼のタレなんかが想定されるが、蕎麦つゆのために作られた蕎麦出汁がいい仕事してて、玉子合わさると最高のパフォーマンスを発揮してた。
前回食べた、もりそばの富士山盛りの時の出汁もうまかったが、今回玉子とカツを掛けあわせたカツ丼も絶品やった。
![味奈登庵のお店の前の通路 味奈登庵のお店の前の通路](https://lh3.googleusercontent.com/-sbu2BpnPbRQ/VcVL2iJnAFI/AAAAAAAAhyo/IDpUD9YgUDg/s800-Ic42/GR0003811df.jpg)
これまでも、そば屋のカツ丼を食べたことはあるが、やはりとんかつ屋のマイルドなカツ丼に比べ、鰹出汁やその他の蕎麦向けの出汁がイイ味を出してくれてた。
やはり、そば屋のカツ丼は一目置いておくべきカツ丼だとマジ思ったなぁ。
横浜で丼気分の時は、またおじゃましたい。
次回は同じ出汁が使われてると思える「親子丼」も食べてみたいなぁ。
ご馳走様でした〜♪
店名:味奈登庵 横浜天理ビル店「みなとあん」
TEL:045-620-3393
住所:神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 横浜天理ビル B1F
最寄駅:横浜駅(西口)
営業時間:11:00~21:45「ラストオーダー」
定休日:無休(※要確認)