高級肉屋さんの焼肉定食760円がヤバすぎ!博多中洲すき焼きの名店!ちんや(福岡)

福岡イチの歓楽街。中洲。
その中洲の明治通りから一本入った細い路地に「ちんや」はあります。

ちんや@中洲川端

ちんや@博多中洲

一番近い駅だと福岡市営地下鉄の中洲川端駅が最寄駅。
ちょうど博多駅と福岡の中心街天神の間だ。

中洲のメイン通り

中洲と言うと全国区でも有名な歓楽街で、夜になると賑やかなネオンが点灯し、THE歓楽街の姿をあらわす。

お昼時は人通りの少ない中洲の通り

今回はお昼時、ランチタイムに訪問してみたが、周りは閑散としていて、人通りも少ない。

「博多名代ちんや」と書かれた木の古い看板

その中で営業されてる「ちんや」さんは、店先の冷ケースにお肉が並べられ、キホンテキにはお肉屋さんなんだが、夜は「すき焼き」をメインに厳選された高級お肉を提供するお店。創業60年ぐらいを誇る、すき焼き料亭だ。

以前に夜のすき焼きを食べたことがあるが、すき焼きのトロケルお肉のウマサにお肉を追加しすぎて、予算オーバーでカード払いにした記憶があるw

焼肉、洋食、すき焼き「ちんや」と書かれた店頭の看板

店頭の看板には、すき焼き、洋食、の文字が光っててお肉モード全開に期待感倍増だ。

アメックスカードがイチオシな感じで、高級感アリアリw

店頭の精肉店のお肉のショーケース

店頭のお肉屋さんにはショーケースがあり、かなり高級感漂うお肉が並べられてる。

ちんやのロゴが書かれた洋食側の入口 白いノレンがかけられて、2Fへとづづく階段

その肉屋の左手の入口が1F洋食への入口、右手の階段から上に上がる方は夜のすき焼きメイン時の座敷席への階段で、ランチタイムは「すき焼き丼」と「カルビ丼」の入口になってるようだ。

以前食べた「すき焼き」の時は階段を登り、お座敷で頂いた記憶がある。夜のすき焼きで2Fへ登るヤツは、まさに大人の階段登るシンデレラさぁ♪。。

メニュー

ステーキなどのオススメメニュー ランチメニュー

お昼時のメニューは店頭に表記されてて、明朗会計。安心して入店可能だ。

店内のメニュー

店内のテーブルの上にもメニューが置かれてあり、入店後にもメニュー選択可能。優柔不断なワシのようなモノにはアリガタイ。。

  • ハンバーグステーキ定食 1080円
  • サイコロステーキ定食 1080円
  • 焼肉定食 760円
  • ミックスランチ定食 760円

などなどのラインナップ。

高級精肉店とすき焼き屋の顔を持つ「ちんや」だけに、ランチの値段も高いのかと思ったが、予想以上に安い。

ハンバーグやステーキ系は1000円越えぐらいだが、焼肉定食やミックスランチだと800円以内で収まるリーズナブル感。

「洋食処」と書かれた店頭の看板

高級お肉やすき焼きをウリにしてる「ちんや」さんなんで、ランチもソコソコ高いのかと思ったが、定食の定番「焼肉定食が」760円から提供されてるし、ビーフカレーは650円だ。安い!

メニューの左上のハンバーグ定食が左上の法則からイチオシ商品かと思われ、ステーキなどのステキな価格帯にも目が奪われる。。

ここはやはり、シンプルにお肉を攻めてみたくなり、まずは「焼肉定食」をお願いしてみた。モチ安いのもあるし。。

店内の落ち着いた木を使ったカウンター席

店内は蝶ネクタイを付けたイケメン店員さんが接客をされてて、ものごしスマートなサービスがなんとも心地よい。

お客さんは意外とサラリーマンの方が多く、OLさんと思しき女子の方もチラホラいるようだ。みなさんガッツリとお肉を食らってる。

メニューの中には載っていない限定メニュー(?)の「ステーキ丼」なるものも人気があるようで、カナリボリュームのある丼でガツガツ食らってる方もいる。丼の大きさと肉の量が超ヤバイ感じだ。

カウンターの前にある、お肉のネタケース

カウンター席の上には、寿司屋さんにありそうなネタケースがあり、お肉が並べられてる。若干くもってて中が見えずらいが、それでも美味そうな赤身が食欲をかきたてててくれる。

厨房奥からは焼肉を焼いてる音がジュージューと聞こえ、焼肉のいい香りも漂ってくる。
この音と匂いで、腹減りモードがカナリな勢いで加速される。

そして15分ほどで、焼肉定食が供された。

焼肉定食

ライス味噌汁がセットになった焼肉定食

ぬぅおおおおお〜!!

かなり大き目のプレートに盛られた焼肉定食。

焼きたてアツアツで、鉄板ジュワジュワ、湯気がもうもうと立ち上がる。

薄く来られた牛バラ肉が大量に盛られた焼肉

まずは、お肉を頂いてみた。

おおおおお~!

お肉の味がストレートに伝わってきて、メチャメチャうまし!
なんやろう、味付け感ではない、肉のウマミのストレートパンチ!

通常、世の中的に「焼肉定食」というと、濃い目の味付けがなされたものが多いのだが、ちんやさんの焼肉定食は優しい味付けだ。

お肉の下にはキャベツが強いてあり、その上に焼肉がのる

しかもお肉が超柔らかい。

お肉自体に味付けはホトンドされてないが、ほんのり甘いタレが鉄板の上にあり、こいつを付けて食べると更にゴハンが進みまくる。

お肉の下にはキャベツやもやしなどの野菜が敷かれてる。

焼肉定食のアップ。肉とキャベツ、プレートにタレが薄っすらと敷かれてる

キャベツも程よく火が通ってて、甘味が出てイイカンジだ。
なんやろう、肉だけでなく、野菜も甘味があってうまいのは、福岡ならではの特典だろう。

お肉はキホン牛のバラ肉のようだが、スライスになったもの、細切れになったもの、いろんなお肉が入ってるようだ。

焼肉定食を横から見ると、山のようにコンモリ盛り上がってる。

お肉自体の量はカナリ多めで、食堂で食べるような焼肉定食の量は、はるかに超えてる。鉄板を横から見ると、山のように肉が盛り上がっとるしww

大き目の茶碗にもられた御飯

ご飯は「どんぶり」と呼んだほうがシックリくるようなデカイ茶碗にスリキリ一杯。
隣のサラリーマンの方の大盛りご飯は、同じ器だがテンコ盛りご飯でかなり多そうだ。。大盛り110円の価値は十二分にありそう。。

ふっくらとチョイ硬めに炊かれたライスは、肉の相棒として最高のパフォーマンスだ。お肉とゴハンのウマウマ相乗効果で、どちらも止まらなくなる。ワシワシ〜っ!

味噌汁

味噌汁は豆腐とワカメのオーソドックスな味噌汁だが、ダシがしっかり取れててナカナカうまい。

高菜のつけもの

付け合せは高菜の漬け物がついてて、最後のご飯のお供として美味しく頂ける。

最後まで美味しくお肉とライスをかきこみ、最後はこの高菜の漬け物で御飯を流し込み完食だ。

店内のワインなどが飾られたボトル棚

食べてみると、

「お肉屋さん」の焼肉定食というだけで、テンションが上がりまくりなのだが、実際食べてみると更に想定外の肉のうまさにマジ感動しっぱなしだった。

肉そのものの味わい、柔らかさ、そして圧巻の量に感激状態。。

焼肉定食760円の伝票

特筆すべきは、高級精肉店でありながらの、激ウマ肉のお値打ち感だろう。

夜はすき焼きの店として有名な「ちんや」。
すき焼きは過去に食べたことがあるが、激ウマのすき焼きのタレに、柔らかすぎるお肉。

すき焼きを作ってくれるネイサンがどんどんお肉を勧めてくるし、お代わりモードが止まらなくなる。ゆえに、お会計もイイカンジに上がっていく。。

店頭のお肉屋さんに貼られた牛肉の部位と特徴の案内

そのバツグンにうまい「ちんや」さんのお肉が、ランチで食べられて、しかもリーズナボっ!

しかも世で言う「焼肉定食」の純正適正価格と思われる800円を下る760円という値段で、肉屋直営の焼肉定食が食べられるのだから、お肉フェチにはタマラナイ1品かと思われた。

ちんやの前の通り

お肉屋さんでありながら、夜は高級なすき焼きを提供する「ちんや」。

博多中洲というと、アルコール中心の夜の歓楽街というイメージが強いが、お昼でも美味しくお肉が食べられる「ちんや」さんの存在は、お肉好きにはマジたまらない存在や思う。

もちろん夜の激ウマすき焼きも、お肉好きリッチマンならアリやと思う。

今回は1000円以下の焼肉だったが、1000円以上のステーキ系もマジで試してみたいと思えた焼肉定食やった。

場所的には、福岡の中心街「天神」や「博多駅」からも近くアクセスもいいので、お肉フェチの方には1食の価値があると思う。

福岡でお肉気分の時は、またおじゃましたい。

次回はランチの「ステーキ丼」を試してみたいなぁ♪

ご馳走様でした~♪

店名:ちんや
TEL:092-291-5560
住所:福岡県福岡市博多区中洲3-7-4
最寄駅:福岡市営地下鉄 中洲川端
営業時間:1F洋食レストラン11:30~14:0017:00~22:00(L.O.21:30)
2F・3F・4F座敷11:00~23:00(L.O.22:15)
定休日:日曜日(※要確認)