博多の玄関口、福岡空港から車で5分ぐらい。
ちょうど福岡空港の滑走路の横を走る国道沿いに「牧のうどん」はあります。
牧のうどん@福岡空港店
福岡空港から歩けないこともない距離だが、歩くにはチョット遠い。
駐車場も完備してるので車での訪問が便利かも。
空港の滑走路からも見える位置で、場所的には「天ぷらのひらお」の真横だ。
「牧のうどん」は、福岡、佐賀にあるうどんチェーン店で、福岡の人間なら知らない人はいないくらい有名なうどん屋だ。地元では「牧の」とか「マッキー」で愛されてるうどんチェーン店ですねぇ。
どのお店も福岡の街の中心部でなく、郊外の国道沿いに割と多く、車移動が中心の福岡では、デートや家族でのドライブなんかでみなさん使われてる、普段使いのうどん屋さんだ。
正式名称は「釜揚げ牧のうどん」なんだけど、釜あげうどんを注文してる人見たことないなぁ。。
まずはお店の前の大駐車場に車を止め入店します。
店内は大きな厨房が構えてあり、店員さんが忙しくうどんを作られたり、トッピングの揚げ物を作られてますね。
厨房に面したカウンター席とテーブル席、そして小上がり席も準備されてますね~。
メニュー
基本的にはうどんの店なのだが、そばの方も準備されてる。
うどんのラインナップとしては、
- 素うどん 300円
- たまごうどん 380円
- ごぼう天うどん 400円
- 丸天うどん 400円
- 釜あげうどん 410円
などなどのラインナップ。
どのうどんもワンコイン500円以下で頂けるというアリガタイ価格設定だ。
2つの具を合わせたトッピングオーダーも可能で、一番人気は「肉+ごぼう天」のようだ。
牧のうどんの最大の特徴は、うどん店でありながら麺の硬さもオーダーできるようになってて、
- 柔麺(やわめん)
- 中麺(ちゅうめん)
- 固麺(かためん)
から選択可能だ。
ラーメンの麺硬さもオーダーできる、福岡ならではのシステムだなぁ。。
メニューの中から人気NO1の「肉ごぼう天うどん」をオーダーしてみた。
麺の硬さはヤワ麺でオーダー。
牧のうどんでは絶対外せない御飯ものメニューの1つが「かしわ飯」だ。
こちらも当然オーダーだ。
そして5分ほどで、かしわ御飯とうどんが供された。
肉ごぼう天うどん
ぬううおおお〜!
麺の上に鎮座するごぼ天と肉がタップリ乗っかってる。
うどんのスープから盛り上がった太麺うどんが麺の量の多さを物語ってる。
まずは卓上にある入れ放題のネギを、これでもかと言わんばかりに大量に盛る。
麺はもっちりとして、表面から中心部分までヤワヤワだ。ちゅるんと啜れる麺で、コシなんて一切ない。
讃岐のようなコシとか、エッジが立ってるとか、そんな理屈はこのうどんには必要ない。
このヤワメのうどん麺の食感こそ、牧のうどんの醍醐味だ。うまか〜♪
トッピングのごぼう天は、表面はこんがりとした揚げ色で、ゴボウの周りには厚めの生地があり、ゴボウの太さを誇張してる感がある。ゴボウ自体はあまり太くないなぁ。
この誇張してる厚みのある生地こそが、うどんスープと合わさると最高のパフォーマンスを発してくれる。
スープを吸ってヤワヤワになった衣と、ゴリッとした食感のゴボウが、うどん麺を啜る箸休めにイイ仕事してくれる。
ごぼ天、うまか〜!
肉の量はさほど多くはないものの、味付けがこれまた絶品!
醤油とみりんなどな甘辛く煮込まれてるが、甘さが際立つ、まさに九州仕様の味付けだ。
この甘味に効いた煮込み具合は、まさに九州のすき焼きの味を彷彿とさせる味わい。
すき焼きの定番「深ネギ」も入ってて、ネギの甘味も凝縮されとる。
しかも、この甘く煮込まれた肉汁が、スープに流れ出して、本来持ってるあっさりスープに肉のうまみと甘味を追加してくれる。
ぬうううおお〜!
肉汁と甘味が加わったスープがバリウマばい!
そして、麺をすすり続けると、スープがどんどん減っていく。そしてうどんの量が増える。
うどんがスープを吸い上げて、うどん麺が伸びてるのだ。
スープが足りなくなったら、卓上にある「やかん」からスープを継ぎ足せるのでノープロブレムだ♪
かしわご飯
そして「かしわめし」だ。
ノーマルサイズの茶碗に盛られてて、鶏肉、ごぼう、ニンジンなどの具材が入っとる。
味付けは醤油のみのシンプルな味付け御飯だが、鶏肉の出汁のうまさでワシワシかきこめる一品。
かしわご飯は、まさにうどんの相棒として無くてはならない存在ではなかろうか!
いや!牧のうどんに行くのは、うどんを食べるのが目的ではなく、「かしわ飯」を食べに行くと言っても過言ではないぐらい、勢いのあるうまさの「かしわ飯だ!」
ちかっぱい、うまい!
食べてみると、
もっちりとしてるけど、コシのないうどん「牧のうどん」。これぞ福岡の代表格!ともいえるフワフワうどんに大満足だ。
麺の固さも固麺から柔麺まで選べるのが特徴だが、柔麺で一気に食べるのがステキな食べ方ではないかと思う。
固麺〜中麺も魅力的だが、短時間でスープが無くなり、うどんの量が倍増して、どんどん増えていく。最終的には柔麺と同じ状況に陥るのであれば、むしろ最初からヤワで一気に食べ啜るのが「牧のうどん」を堪能する食べ方ではないかと思う。。
福岡、博多というと、ラーメン、モツ鍋、明太子、などを主食として食べてると思われるがちだが、福岡人のソウルフードといえば実は「うどん」と言っても過言ではないと思う。
じつは、福岡には、かなり多くのうどん屋が存在する。牧のうどんは郊外型で多店舗展開するうどんチェーン店なのだが、郊外型の中では、かなりパフォーマンスの高いうどん屋かと。。
特筆すべきは、うどんもさることながら、「かしわ飯」のうまさだろう。
福岡のうどん店では必須アイテムとも言える「かしわめし」だが、牧のうどんさんのかしわ飯はハンパなくうまい!
まさにうどんの相方として最高の相棒「かしわめし」。
牧のうどんに行く目的はうどんを食べに行くという人が多いかもしれないが、かしわめしを食べに牧のうどんに行く人も少なくないのではなかろうか。じつはワタクシもその1人だす。。
福岡ではあたりまえに食べられてる「かしわめし」なんだけど、じつは関西や関東ではあまり知られてない料理。
「かしわ」とは鶏肉のことで、鶏肉を入れた炊き込みご飯(五目ご飯?)という感じだ。この鶏肉のエキスがえらいイイ仕事してくれててマジウマなのだ!
もっちりコシのない福岡うどんと、かしわ飯に大満足ばい。
福岡に帰ったらまた食べに行きたか〜♪
マッキー!
ご馳走様でした〜♪
店名:釜あげ牧のうどん 空港店
TEL:092-621-0071
住所:福岡県福岡市博多区東平尾2-4-30
最寄駅:福岡空港(歩くと遠いので車がベスト、空港からだとタクシーで1メーターぐらい)
西鉄バス 席田会館前「むしろだかいかんまえ」
駐車場:完備
営業時間:10:00-23:00
定休日:無休(※要確認)