揚げ玉と油揚げの入った志の田そばが旨い。普通盛りから超超まで選べる「花村」
木場駅から東陽町方面に永代通りを歩くこと4分ぐらい。
東陽3丁目の交差点にお店はありました。
何度も店の前を通ったことはあったが、「志の田そば」が店名だと思っていました。
店名は「花村」で蕎麦の名前が志の田蕎麦でした。
外観は白壁に木調の和風な佇まい。
店頭のサンプルケースには昭和9年の当所の写真が掛けられていて、長い歴史を感じることができます。
店内はカナリの広さでテーブル席のみ。
この界隈のリーマンの方々でほぼ満席状態です。
メニューは蕎麦と饂飩があるようだが、圧倒的に蕎麦の数が多いですね。
もりそば500円をはじめ、たぬきそば、月見そば、肉南蛮そばなど数多く準備されています。
ご飯物も蕎麦屋のラインナップとしては充実してます。カツ丼、天丼、カレー丼なんてのもありますね。
セットメニューも準備されており、もり蕎麦と志の田そばのどちらかを選んで、好きな半分の丼とセットにできるようです。
セットメニューの中で一番オトクそうな「志の田そばの半カツ丼850円」をお願いしてみました。
蕎麦を待っている間に続々と常連のリーマンの方が入られてきて、皆さん口々に「トクトク!」や「ちょう!」なんてオーダーされてます。メニューには書かれていない内容です。
店員さんに聞いたところ、志の田そばの量の違いで、普通550円、大650円、特750円、特特850円、超950円、超超1050円とのことでした。
特が普通盛りの1.5倍、特特が普通盛りの2倍の量にあたり、丼とセットものも大までは追加可能でした。価格はレジの脇にある店員さん用の価格表にしか書いてありませんでした。
そして10分ほどで志の田そばの半カツ丼セットが供されました。
そばは白く表面の水分で光沢感があります。志の田そばのつゆには揚げ玉と油揚げが入っています。
白くて細い蕎麦をつゆに付けズズズ〜っと頂くと、そばに揚げ玉が絡んできます。
揚げ玉はつゆを吸ってヒタヒタになっているので、蕎麦を啜るとたっぷりのつゆを口に運んでくれます。揚げ玉のコクもいい感じですよ。
つゆは醤油の感じが強めでグッと濃い感じです。
一口サイズに切られた油揚げは、薄く若干バサッとした感じでつゆに浮いています。
蕎麦をズズっとやった途中にイイカンジで食べられますよ。
セットのカツ丼は半分の盛りとは思えないほどの量。カツとタマネギ、タマゴを一緒に煮てあり、衣が柔らかくなっています。
こちらの出汁も醤油が強い感じだけど、甘みのあるタマネギなどが絡んでイイ塩梅です。
食べてみると、揚げ玉と油揚げの入ったつゆで頂く志の田そばは、普通のもりそばと一味違い、揚げ玉に吸い込まれたつゆを蕎麦と一緒に啜れてナカナカ美味しかったですね。
セットのカツ丼もしっかりの量で大満足。
次回は蕎麦に集中して志の田蕎麦の超超を食べてみたいと思います。
店名:花村
TEL:03-3644-4052
住所:東京都江東区東陽3丁目5-8
最寄駅:木場駅
営業時間:11:00〜15:00,17:00〜20:00
定休日:日祝日(※要確認)