名古屋駅の新幹線ホーム側、太閤通口からのびる地下街ESCA(エスカ)。
その地下飲食街の中に、海老どて食堂さんはあります。
海老どて食堂@名古屋駅エスカ
名古屋駅からもスグで飲食店もけっこうあるエスカ。駅近くでサクっと名物料理を食べたい人には格好のロケーションだ。
お店の前にはサンプルケースがあり、海老フライ定食の数々が陳列されてる。
なんだか尋常でないタワー型のエビフライが遠目にも見えるサンプルケースw
サンプルケースの中でも目を引くのは「日本一」の旗がたなびいてる「特大えびふりゃー3本」だ。
35センチのエビフライが丼の上にタワーのように盛られてて、圧巻のデカ盛り感だw。凄まじいジャンボ海老フライオーラを放ってるざますよ♪
まずはノレンをくぐり店内に入店してみた。
店内はキホン和食居酒屋的な感じの佇まいで、落ち着いた雰囲気。
けっこう広めの店内は、テーブル席を中心にカナリの席数があり、お店の中心にはエビフライの超デカイオブジェがぶら下げられてる。なんだかお店全体が海老フライモード全開w
まずは席に案内され、メニューを見てみた。
メニュー
- 海老ふりゃー食べくらべ定食 1580円
- ひらき海老ふりゃー定食 1580円
- 海老とんかつソース丼定食 1680円
- 海老天丼定食 1580円
などなどのラインナップ。
キホンテキにはエビフライが付いた定食系がイチオシ感のあるメニューだが、晩酌セットや刺身、枝豆、冷奴などなど居酒屋ラインナップも揃ってて、居酒屋として一杯やるのも良さそうだ。
メニューの中でも一際目を引くイチオシメニューは、天然大海老35センチを使った、特大海老フライ。
- 特大えびふりゃー定食(1本) 2360円
- 特大海老ふりゃー3本 5570円
普通の海老フライ組み合わせ定食にもトキメクが、やはりココはインパクト絶大な35センチの「特大海老フライ定食」をオーダーしてみた。35センチってどないやねん。。
サンプルケースにあった特大エビフライが3本のった「海老タワー」は凄まじいオーラを放ってたが、次回におあずけだ。3本だと多分1メートル超えるし。。つか、1mなんでチョト考える。。
店内は旅行かばんを持った方や、出張サラリーマン的な方が多く、皆思い思いに海老フライをつついてる。
どうでもいいのだが、「海老ふりゃー」って昔タモリがテレビ番組で言ってて「海老フライ」を名古屋弁として面白おかしく表現した造語じゃなかったかと思う。
名古屋人はフツーに「エビフライ」と呼ぶみたやし、「どえりゃー」とか「~みゃあ」言う名古屋方言と掛けあわせてできたのだろうか。。
なんにせよ、エビフライ文化は名古屋にアリ!と全国区に広めたキーワードだな。なんとなく素敵な響きやし、ナイスタモリワードだ。えびふりゃぁ~。
そして15分ほどで特大海老フライ定食が供された。
特大エビフライ定食
ひぃぃぃぃぃぃぃ~!おかあさ〜ん!!
海老フライでかすぎっ!つか、長すぎww
海老フライがメチャメチャ長くて、大き目のステンレスの楕円皿からハミ出しとるやんw
ぱっと見は、海老フライの長さから、細い感じに見えるのだが、太さもナカナカ豪快な海老フライで、長さゆえ目の錯覚で細く見えるのだw
楕円のステンレス皿も小さく見え、器の全てが小さく見えて、まさにリカちゃんのオママゴトセットに標準海老フライが乗ってるぐらいの錯覚感だw
箸袋は、そのまま開くとメジャーになってて、測ってくれ!と言わんばかりの挑発的な箸袋だ。
ピリピリと開いて測って見ると、丁度35センチになってるのがわかり、思わずニンマリw。35センチって、どえりゃ~長いでよ!
よく考えると35センチって、30センチものさしプラス5センチだよなぁ。アタリマエだけど、そう考えるとマジ長いよなぁ。。
まずは一緒に添えられた「海老バサミ」で長い海老フライを一口サイズに切りながら頂く。
そのまま豪快にカブリツキもできなくはないが、35センチの長さでカナリの重量級なんで、まずもって箸で持ちあげられないww
パカっとハサミで切ると、直系3センチクラスの海老フライの断面が見えてくる。
長さも豪快だが、太さもナカナカで目にもウレシイぜ!
まずは何も付けずにそのまま頂いてみた。
プリっとした太めの海老フライが口の中で踊り、まさにパラダイス銀河状態。ようこそココへ~♪
大き目に切って一口で頬張るのも良し、小さく切って1つ1つ味わうのも良し。
自分の食べたいサイズにハサミで切って食べるのって、けっこう楽しいなぁ♪
衣は割と薄く付けてあり、細かいパン粉で硬めにカリッと揚げられてる。
薄くつけられた衣は、あくまでもアシスト役で、太い海老そのもののプリッと感を中心に味わえる感じだ。
海老フライのお供「タルタルソース」は、ゆで玉子の輪切りがそのまま入ってて、自家製のタルタルソースと自分で混ぜ合わせて頂く。
ゆで玉子のクラッシュ感を自分で決められるのが、なんだかウレシイ。
たっぷりとタルタルだせて頂いてみると、タルタルソースは酸味抑えめで基本マイルド系。
酸味抑えめのマイルドなタルタル味わいにゆで玉子が加えられ、わりと本格的な洋食っぽい味わいだ。
ソースを衣に染み込ませて食べてみると「食堂の海老フライはコレやろ!」という味わいに。
サラサラのウスターソースっぽい感じで、衣にじゅわじゅわとソース染み込ませパクツクとうまい。
ソース+タルタルソースのブレンドも試してみたが、これが想定外のウマサ。
酸味抑えめでマイルドかつ茹で玉子入りのタルタルソースと、酸味の効いたウスターソースのB級的味わい。
タルタル+ウスターソース。この対極化するマイルドさと酸味のウスター2つが合わさることで絶妙な海老フライソースに早変わりする。めちゃうま。
そして、海老フライをハサミで切りつつ食べ進めるのだが、コレがナカナカ減らない。
なんやろう、長さは35センチだが、標準的なエビフライの10本分ぐらいに相当しそうな量だ。
35センチというカナリ長手の海老フライ。長さと太さに比例して、長い分シッポの部分の大きさがすごいことになってる。
ホンマにコレは海老なのか?と思えるほど、超巨大でジャンボな海老フライ。マジ食べ応えバツグンだぜぇ〜。
海老フライの下には、大量の千切りのキャベツも鎮座してるので、野菜補給も事欠かない。
ポテトサラダとトマトも一切れ。
御飯は海老フライの大きさに対して、チョイ少なめだが、海老フライメインに食べるのであれば、コノくらいのアシスト役的でいいかも。
味噌汁はワカメと豆腐の味噌汁で、定食の味噌汁としてフツーに美味しく頂ける。
さいごは漬け物で御飯を流し込み完食だ。
特大エビフライの洗礼でお腹も心も大満足だぁ〜♪
食べてみると、
圧巻の食べ応えの35センチ海老フライ。
標準的な海老フライの3倍以上ありそうな長さやし、食べ応えも10本分ぐらい。
太さもイイ意味で狂ってるし、見た目も食べ応えも大満足やった♪
初めは長さゆえ、目の錯覚から「長いけど、なんか細くね?」とも思ったが、標準的な海老フライをしのぐ長さなんで、3センチクラスの太さでも細く見えてしまうという恐ろしい目の錯覚だった。
35センチのエビフライ。まさにこれぞ「ジャンボ海老フライ」という感じやったなぁ。
食べ応えも十分で見た目のビジュアル感も楽しめて、まさにウレシサ2倍2倍~♪
海老フライの相棒タルタルソース+ウスターソースのブレンドもいいアシストを加えてくれて、美味しく頂けた。
名古屋名物というと、ひつまぶし、味噌カツ、味噌煮込みうどん、手羽先などなど、旅グルメの選択肢にも事欠かないTHEグルメの街だが、海老フライだけは名物ではなく普段の食べ物らしい。
「海老フライ」は、名古屋を代表する名物料理と思われがちだが、地元民いわく「海老フライは名物ではなく普段の食べ物で、年間の消費量が多いだけ。名物ではない!」とのことだ。
いずれにせよ、海老フライをこよなく愛する名古屋人。
名古屋城の金のシャチホコに似てるから好きなのか、漁業の名産なのかよくわからないが、海老フライは名古屋を代表する普段メシで、こよなく愛され続けてるのは間違いないソウルフードだ。。
その名古屋人のソウルフード海老フライを、超長い35センチクラスで頂けて、お腹も心も大大満足♪
これから名古屋に行くエビフライフェチの方も、もうすでに海老フライ好きの方も、35センチという圧巻の海老フライをぜひ試してみてくださいね~♪
ガッツリ満喫できて、イイカンジですよぉ~♪
巨大エビフライ気分の時はまたお邪魔したいな。
次回は35センチが3本のったデカ盛りなエビフライタワーを食べてみたいなぁ♪
3本だと1メートル超えとるし、エビフライ好きだけど全部食べられるかなぁ。
ご馳走様でした~♪
店名:海老どて食堂
TEL:052-459-5517
住所:愛知県名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街
交通手段:名古屋駅
営業時間:11:00~22:00[L.O.21:00]
定休日:年中無休(※要確認)