小倉駅前から伸びるアーケード街。小倉魚町銀天街。
魚町2番街の方に曲がり、モノレール駅「平和通り」の方に向かって歩いたところに「資さんうどん」はあります。
資さんうどん魚町店@北九州小倉
![資さんうどん小倉魚町店 資さんうどん小倉魚町店](https://lh5.googleusercontent.com/-E1OveFn0uhY/Uiv1vYGsQFI/AAAAAAAAWLg/ilIKAfdHjik/s800/IMG_2305-01.jpg)
「資さんうどん」と書いて「すけさんうどん」と呼ぶ、北九州ではかなりの店舗数を誇るうどん屋で、最近では福岡市周辺にも精力的に出店を続けているうどん屋だ。
今回は北九州の中心街、小倉魚町店の方にお邪魔してみた。
店頭には資さんうどんのテーマ曲がエンドレスに流れていて、思わず足が止まり店頭のサンプルケースを覗いてしまう。サンプルは沢山並べてあるので、よ〜く品定めして入店可能だ。
メニュー
![うどん、そば、カレー、丼メニュー うどん、そば、カレー、丼メニュー](https://lh4.googleusercontent.com/-B0yizxvE2nc/Uiv18Z8rv3I/AAAAAAAAWNY/aM15ZUNxYv0/s800/IMG_2299-01.jpg)
基本となる「かけうどん」は320円という破格の設定で、トッピングうどんもワンコイン前後で頂ける有難い設定だ。
うどんだけでなく、そばの方も準備されてるようだ。
- ゴボ天うどん 400円
- 肉うどん 520円
- 肉&ゴボ天うどん 620円
- かしわ汁うどん 520円
- かしわうどん 490円
- おかめうどん 600円
その他、鍋焼きうどん、焼きうどん、などの設定もあるようだ。
カレーや丼もの、おでんなんかも準備されてて、うどん以外のアラカルトにも事欠かない感じ。
![メニューに書かれた「北九名物かしわうどん」 メニューに書かれた「北九名物かしわうどん」](https://lh6.googleusercontent.com/-lU6VZ-_7P5E/Uiv14OQe9OI/AAAAAAAAWMg/IQaoFme0RAA/s800/IMG_2302-01.jpg)
メニューの中から「北九名物」の文字がキラリと光る「かしわうどん」をお願いしてみた。
追加トッピングも100円ぐらいと安いので、ごぼう天を追加。さらに、うどんの相棒「かしわめし」も♪
テーブル席を中心とした店内はカナリ広く、家族連れの方や、サラリーマンの方など、思い思いにうどんや蕎麦を啜られてる。
まさに地元の方に愛されづづけてる「資さんうどん」という感じだ。
おでんコーナーが意外と人気があるようで、うどんにあと一品欲しい時に重宝しそうだ。おでんは1個70円と破格なんで、大手コンビニも真っ青だ。
そんなこんなで待っていると、まずは「かしわおにぎり」が供された。
そして10分ほどで「かしわうどん+ごぼ天トッピング」が供された。
かしわうどん’feat,ごぼ天
![かしわうどん+ごぼ天 かしわうどん+ごぼ天](https://lh5.googleusercontent.com/-f5_TsZQMUVY/Uiv11T8QxTI/AAAAAAAAWN0/L5RVdbW_Mqs/s800/IMG_2277dpp-01.jpg)
ぬうおお〜!
丼にグサッと刺されたゴボ天がインパクトあるな〜!
![透明な汁 透明な汁](https://lh5.googleusercontent.com/-_iLz4i1XL_4/Uiv1qIpJmdI/AAAAAAAAWN0/KrlecsYX0z8/s800/IMG_2283dpp-01.jpg)
まずはうどんのスープを頂いてみた。
ほぼ透明に近い関西風のビジュアル。
一口すすると、やさしい魚のダシがふわ~っと漂い、うまい。
しいたけ、鯖、こんぶ、カツオなどから取られてるようで、あっさりとしながら、シッカリ出汁が立ってる感じだ。
![ヤワヤワのうどん麺 ヤワヤワのうどん麺](https://lh3.googleusercontent.com/-Cb23iHVzu7E/Uiv1qjLFwjI/AAAAAAAAWN0/axufi9oEtPc/s800/IMG_2288dpp-01.jpg)
麺は博多うどんに近い、かなり柔めの麺。
見た目エッジの立ってる感じにも見えるが、表面から中心にかけて、均一な柔らかさが特徴だ。
中心部分に少しだけコシが残されてるが、ホント微妙なレベル。
あっさり優しいダシ汁とヤワヤワの感じが、見事に合ってて、ナカナカうまい。
![かしわうどん かしわうどんの上に盛られたかしわ](https://lh3.googleusercontent.com/-BL4C8u2mZKg/Uiv1u02AxYI/AAAAAAAAWN0/mTDMNxivWak/s800/IMG_2279dpp-01.jpg)
トッピングの「かしわ」は甘辛く煮込まれてるが、甘さのほうが際立ってる九州仕様の味付け。
「かしわめし」なんかに入ってる、あの鶏肉なんだけど、一口サイズのかしわがゴロゴロ入っとる。
![コリコリとした食感のかしわ コリコリとした食感のかしわ](https://lh5.googleusercontent.com/-CawQRaChDoE/Uiv17kPLU5I/AAAAAAAAWN0/dp4Z9T16qO4/s800/IMG_2289dpp-01.jpg)
食感はコリッと歯ごたえのある感じで、噛むほどに煮込んだ出汁と鶏の旨味が口に広がる。うまし。
![ごぼう天、略してゴボ天 ごぼう天、略してゴボ天](https://lh3.googleusercontent.com/-7jdtiDKNM8o/Uiv17KADN7I/AAAAAAAAWN0/KkXRz9ErFpQ/s800/IMG_2281dpp-01.jpg)
ゴボ天は20センチ長で、ゴボウを縦に1/4に来られたものが揚げられてる。
衣はサクサクの揚げ加減で、中のゴボウのゴリッとした食感と、ゴボウの風味がいい塩梅だ。
サクサクで食べるのも良いのだが、汁に浸してヒタヒタ食べの方がナカナカいける。
![資とかかれたカマボコ 資とかかれたカマボコ](https://lh6.googleusercontent.com/-G-i6DJgu71s/Uiv1uNF6PBI/AAAAAAAAWN0/fUQajkgkLHE/s800/IMG_2282dpp-01.jpg)
そして資さんうどんといえば、「資」と書かれたカマボコだ。
ピンク色のビジュアルがなんとも嬉しい。これ見ると「資さんうどんに来たなぁ〜」と思わずホッとする。
かしわめし
![かしわめしのオニギリ かしわめしのオニギリ](https://lh6.googleusercontent.com/-HiIVEpOV9-E/Uiv1tDAKB2I/AAAAAAAAWN0/sX7T96xhXmM/s800/IMG_2274dpp-01.jpg)
鶏肉やゴボウの笹がきの入った「かしわめし」のオニギリ。
鶏肉のエキスと薄っすらと甘めの醤油味が、なんとも懐かしい味わいでパクパク頂ける。
やはり、うどんの相棒は、かしわご飯が最高だろう。
最後は卓上入れ放題のトロロ昆布を大量に入れて味変。
フワフワのトロロコンブが汁に入ると、てろーん♪と溶け出し、とろとろのとろろ昆布の完成。
うどんのダシ汁と酸味のあるとろろ昆布が合わさり、口直しの昆布として、美味しく頂けた。
その他卓上には、入れ放題の天かす、一味、漬け物も置かれて取り放題だ。
食べてみると、
優しい魚ベースのダシ汁に、コシのないヤワヤワうどんがベストマッチ。北九州とはいえど、福岡の中の一つの街として、やわやわうどんを提供するあたりは、やはり北九人も同じうどん観をもった福岡人なんだと、あらためて感心した。
また、天かす入れ放題のみならず、トロロ昆布が入れ放題という、心の広いサービス内容もキラリと光る。やはり心の広い九州人ならではのサービスだ。
特筆すべきは「かしわ」だろう。
今回「北九名物」と呼ばれてる、かしわうどんを頂いたが、甘く煮込まれた鶏肉が大量に盛られ、食感もコリコリっとしててカナリ美味かった。
肉うどんといえば全国区レベルのトッピングうどんだが、鶏肉がトッピングされた「かしわうどん」は北九州でしか味わうことのできない、まさにソウルフード。小倉駅のホームでも手軽に食べられる「かしわうどん」は北九州を代表するうどんかと思われた。
また福岡というロケーションで外せない「ごぼ天」の旨さも特筆もんだ。
北九州でうどん気分の時はまたおぢゃましたい。
次回は「かしわ汁うどん」の方も試してみたい。
汁がつくと何が変わるのかなぁ。。あとオススメだった「ぼた餅」も気になるなぁ。。
ご馳走様でした〜♪
店名:資さんうどん 魚町店(すけさんうどん)
TEL:093-513-1110
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町2-6-1
最寄駅:JR小倉駅 北九州モノレール平和通駅
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休(※要確認)