博多で普段使いTHE皿うどんと言えばコレ!元祖ぴかいち博多本店

博多、ぴかいちの博多皿うどん

博多駅の博多口から住吉方面に歩くこと5分ぐらい。
オフィスビルが立ち並ぶ博多駅前のビルの1Fに「元祖ぴかいち」はあります。

元祖ぴかいち

元祖ぴかいち本店のお店の外観

店頭には白いちょうちんが掲げられていて、「博多皿うどん元祖ぴかいち」と書かれるのが目印だ。

ノレンには「昭和52年創業」と書かれていて、かなり長いあいだ博多で営業をされてるようだ。

入り口にかけられた赤いノレン。昭和52年創業と書かれてる。

まずは店頭の赤いノレンをくぐり入店してみた。

メニュー

元祖ぴかいち博多駅のメニュー
  • 博多皿うどん 900円
  • チャンポン 900円
  • 博多ラーメン 750円
    (ワンタンチャーシュー乗せ 900円)
  • 視線黒胡麻担々麺
    (ワンタンチャーシュー乗せ 1000円)
  • 味噌ラーメン 850円
    (ワンタンチャーシュー乗せ 1000円)

トッピングはそれぞれ150円アップで

  • 煮玉子
  • もやし
  • ネギ
  • 大盛り
  • 替え玉

のラインナップ

ご飯物は

  • チャーハン(スープ付) 800円
    皿うどんのかえしを使ったオリジナル炒飯
  • 中華丼(スープ付き) 850円
    博多町中華の定番メニュー
  • 白ご飯 150円

などなどのラインアップ

ちなみにお昼時ランチタイム15時までの限定でプラス100円で追加できるようで、、

  • じゃこ飯
  • ミニ麻婆丼
  • 白めし
  • 季節の味ご飯

の中から選択可能だ。

14時からの半チャーハンセットの案内

ちょっと遅めの14時からのサービスは、半チャーハンセットが準備されてるようで、麺or料理+350円で半チャーハンがセットのようだ。

夜の部17時からの単品つまみも準備されてるようで

  • 酢豚 900円
  • 酢豚 豚肉ましまし 1200円
  • チャーシュー盛り 750円
  • おつまみ辛餃子 550円
  • ニラ玉 650円
  • ニラ玉 ニラましまし 750円
  • ワンタン 650円

メニューの中から筆頭メニューの「博多皿うどん」大盛りをオーダーしてみた。

お得なセットがなんとなく気になり、麻婆丼もお願いしてみた。

カウンター上の調味料類。ウスターソースのボトルとお酢などが置かれてる。

店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成で、消して広いとは言えない店内だが、活気が溢れて店員さんの元気な声が響いてる。

お客さんは地元近隣のサラリーマンの方に人気があるようで、まさにジモティ御用達のお店。

以前訪問したときにも皿うどんを注文してみたが、満足度が高かったのは記憶に新しい。

そして、注文から10分ほどで博多皿うどんが供された。

博多皿うどん

大皿に盛られた博多皿うどん大盛り

ぬぉおおおおおお〜!

かなりの大皿に山のように盛られた皿うどん。

博多皿うどんのアップ。海鮮モノやピンクかまぼこなどが盛られてる。

見た目に具材がたっぷりと絡めてあり、ピンクかまぼこが良いアクセントで何ともうまそうだ。

まずは麺を一口頂いてみた。

皿うどんの麺を持ち上げてみた。

もっちりとプリッとを兼ね備えた食感で、若干の縮れの入った自家製中太麺。

ちゃんぽん麺のようなプリッと感と手打のようなコシがあり、具材のうまみが染み渡らせてある。

麺は自家製麺で作られているようで、まさに皿うどん専用麺なのか味が染み渡ってマジうまい。

ピンクかまぼこ、ちくわ、エビ、アサリなどが盛られてる皿うどん

具材は海鮮モノを中心に野菜、練り物がたっぷりと入ってる。

あさり、ホタテ、イカ、エビ
キャベツ、ニンジン、小松菜、
ピンクかまぼこ、ちくわ、などなど。。
これでもかと言わんばかりの具材てんこもり多さだ。

どの具材もうまみをタップリと出してくれそうで、そのうまみが麺に吸い上げられ、具材の美味しさと具材から出る出汁のうまさ。独特のうまさが皿うどん全体に染み渡ってる。マジうまか〜!

やはりアサリ貝が殻ごと入っているのが何ともうウレシイなぁ♪

皿うどんの大盛り。横から見た山のような盛り。

皿うどんの量は大盛りにするとカナリ多めなのだが、うまさゆえペロッと食べられてしまうほど。食べざかり男女なら間違いなく大盛りの選択肢がおすすめだ。

そしてお昼のセットの麻婆丼を頂く。

麻婆丼

白米の上にかけられた麻婆豆腐は、ピリ辛で辛すぎることはないが、本格的四川麻婆というよりはマイルドな麻婆豆腐という感じ。

主張がまぁまぁある中華丼なので、皿うどんの付け合せというよりは単品で味わうほうが良さそう。

皿うどんの相棒として合わせるなら、じゃこ飯、白米、かしわご飯あたりのマイルドな味わいの飯物のほうが、皿うどんの主張を邪魔しないで、合うかなぁという感じだ。

卓上には皿うどんにかける味変の調味料類も置かれていて、お店の案内によると、、、

皿うどんにチョイ足しの案内。辛子高菜、ウスターソース、お酢、酢醤油の案内が書かれてる。

自家製辛子高菜
自家製酢醤油
お酢
ウスターソース

がおすすめのようで、チョイ足しがおすすめとのこと。

ツボに入れられた食べ放題の辛子高菜

辛子高菜はピリッと味が引き締まり、箸休めのインターバルにいい感じだ。ラーメンのお供にも良さそうなキリッと引き締まる味わいだ。

お酢をちょいがけしてみたら、サッパリとした味わいに変化して、これもまたうまし!

そして皿うどんを食べ続けるのだが、具材、麺ともにかなりの量でお腹いっぱい。

見た目にも、量にも、かなり多めでカナリ満腹なのだが、素材や具材のうまさなのか、スルッと腹におさまった。

食べてみると、、、

博多皿うどんのアップ。海鮮モノやピンクかまぼこなどが盛られてる。

具材がタップリと盛られた博多皿うどん。

自家製麺にタップリの具材のうまみを吸わせ、具材自体もうまい、麺もうまい、両方堪能できる博多皿うどんに大満足。

皿うどんの麺を持ち上げてみた。

そもそも博多では皿うどんというと、やわ麺を使ったこれが標準で、「博多皿うどん」とは地元ではあまり呼ばない。「皿うどん」で良いのだ。

全国区で皿うどんというと、

  • 皿うどん=パリパリ麺に餡のかかったもの
  • やわ麺皿うどん=やわらか麺に餡のかかったもの

が代表的だが、

博多で皿うどんというと、

  • 皿うどん=今回食べた柔らか麺と具材が絡まったもの
  • パリパリ皿うどん=パリパリ麺に餡のかかったもの

となる。

そのくらい、皿うどんといえばコレが標準的なものなのだ。

店頭にある「自家製麺ぴかいち」と書かれた木の看板

そんな皿うどんを「博多皿うどん」として展開する「元祖ぴかいち」。

あえて「博多」をつけて皿うどんを展開するあたりは、福岡の玄関口「博多駅」の地で博多の皿うどんを堪能してほしいという心意気の現れだと思われたし、全国区に博多の皿うどんはバリうまバイ!ということを広めたいという気持ちの現われだと思われた。

ぜひ「皿うどんがあるけん博多たい!」と言えるほど、全国区で名を馳せる皿うどんとなって欲しいと思うしだいだ。

博多で皿うどん気分のときは、またお邪魔したいな。

次回も皿うどんも食べたいが、ちゃんぽんも気になるぅ。

ごちそうさまでした〜!

入り口にかけられた赤いノレン。昭和52年創業と書かれてる。

店名:元祖ぴかいち 博多本店
TEL:092-441-3611
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目9−5 チサンマンション祇園 1F

最寄駅:博多駅
営業時間:平日10:30〜21:00(LO 20:30)
土祝日 10:30〜19:00(LO 18:30)
定休日:日曜日(※要確認)